【書評:1453冊目】Think clearly(ロルフ・ドベリ)

【「考える」ことこそ「よい人生」への指針!】
スイス人作家/ロルフ・ドベリ氏が、ハッキリ考える(=Think clearly)ことが「よい人生」につながっていくと提起し、52の思考法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

「よい人生」にしていくために。
日々どんなことをしていますか?

 

本書は、心理学・哲学・投資家の思想を紐解きながら、人生で直面する問題・課題を乗り越えていけるようになる、52の思考法を指南する一冊。

 

思考の道具や枠組みを、どれだけもっているか
結局、「よい人生」にしていくためには、コレが一番大切なのです。

 

なぜなら、どんな問題や課題が降りかかってくるかは、誰にもわかりません。
手持ちの道具が多ければ多いほど、降りかかる問題に対処できる可能性が高まるからです。

 

さらに大切なことが、もう一つ。
それは、道具を自分のチカラで使いこなせるようにしておくことです。

 

なぜなら、自分で使いこなせて始めて、「よい人生」に近づいていけるからです。
つまり、主体的に道具を使えることが、人生の舵取りが適切にできることに直結するのです。

 

逆に、道具自体や道具の使い方がわからないと、舵取りがうまくできません。
すると、「よい人生」への道からどんどん離れてしまう危険性が増します。

 

では、具体的にどんな”思考の道具”を揃えればいいのでしょうか。
本書では、著者の経験と最新の学術研究から導いた、52個の”思考の道具”を学べます。

 

この52個を使いこなせるようになれば、降りかかる問題・課題も乗り越えていけるようになります。
結果、「よい人生」をどんどん引き寄せるのです。

 

ひさしぶりに、読みながら「いい本だな〜」と思いました。
それぞれの思考法はもとより、引用されている名言・エピソードが秀逸で、学びの定着を大いに助けてくれます。

 

「よい人生」とは、どれだけ自分の頭で思考できるかにかかっています。
ぜひ本書を読み、”思考の道具”を増やしましょう!

 

◆必読の良書!

Think clearly
ロルフ・ドベリ サンマーク出版 2019-4-2
売上ランキング(公開時):90
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

お金をお金としてでなく、ホワイトノイズとでも見なせるぐらい無頓着でいられる、ささやかな額を許容基準として設定しておくのだ。
そうすれば多少の価格の差ぐらいで悩まされることはないし、もちろん、平常心を失うこともない。

 

「柔軟性」を褒めたたえるのはやめよう。
柔軟一辺倒では、不満がつのり、疲れがたまり、気づかないうちにあなたは目標から遠ざかってしまう。
妥協しないで、自分の誓約を守りとおそう。

 

「何を手に入れたか」で人生の豊かさが決まるわけではない。
「何を避けるか」が大事なのだ。

 

特定の要素だけを過大評価しないよう、十分な距離を置いて比べてみるのだ。

 

自分の「能力の輪」を意識しながらキャリアを築くことは、いい人生を送るためのコツのひとつだ。
自分の「能力の輪」に常にピントを合わせていれば、そこからもたらされるのは金銭的な成果だけではない。
感情的な成果も得ることができる。
自分には人より抜きんでた能力を持つ分野があるという、お金では買えない自信である。

 

どんなに多額の利益が見込める場合でも、自分と波長の合わない人たちとはビジネスをしない。

 

目標はわざと少し曖昧にしておいたほうがいい(たとえば「億万長者になる」ではなく「裕福になる」というように)。
目標を達成できればそれに越したことはないが、たとえ達成できなくても、目標が曖昧なら、(少なくとも部分的には)目標に達したと思うこともできるからだ。
あなたが意識してそう思い込もうとしなくても、おそらくあなたの脳は自然にそう解釈してくれるだろう。

 

何年も前の自分が書いたことをときどき読み返してみると、きっとその内容に驚くに違いない。
あなたの矛盾や欠点や闇の部分も含め、できるだけありのままの自分を見つめるのも、よい人生にするための条件のひとつだ。

 

自分の中にある「信念」を外に向かって発信しなければ、あなたは次第に、操り人形になっていく。
ほかの人々の目的に合わせて都合よく動かされるようになり、遅かれ早かれ自分は消えてしまう。

 

意見がないことはまた、財産でもある。
現代が抱える問題点は、情報の過多ではなく、意見の過多だからだ。

 

賢明さの定義とはつまり、困難に対して予防的措置をほどこすことなのである。

 

●「注意の向け方を間違えない」ための5つのポイント
(1)「新しいもの」と「重要なもの」を混同しないようにしよう
(2)「無料」のものや「無料」のテクノロジーは避けるようにしよう
(3)マルチメディアからはできるだけ距離を置こう
(4)注意を「分散」させないように気をつけよう
(5)「弱者」ではなく「強者」になろう

 

自分の意見を述べるときは、注意しよう。
考えなしに自分の周りの人々の物言いや表現を取り入れるのではなく、自分自身の言葉を見つけたほうがいい。

 

健全な精神を保つには、自己憐憫の沼に浸らないことだ。
人生は完璧でないという事実を受け入れよう。
ほかの誰かの人生だって、あなたの人生と同じく完璧ではないのだ。
(略)
過去に不幸だったからといって、いまも不幸でいなければならないということはない。

 

あなたの頭の中にある考えが、「しなければならないこと」「したいこと」「できればいいなと思うこと」のどれに当たるかを見きわめるのだ。
「しなければならないこと」は必然、「したいこと」は願望(好みや目標)、「できればいいなと思うこと」は期待である。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1453-1】自分と波長の合わない人たちとは関わらない

【1453-2】目標はあえて曖昧に設定する

【1453-3】考えは、「しなければならないこと」「したいこと」「できればいいなと思うこと」のどれかに区別する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】Think clearly
【著者名】ロルフ・ドベリ
出版社サンマーク出版
【出版日】2019/4/2
オススメ度★★★★★
こんな時に考える力を身につけたいときに
キーワード哲学教養思考
【頁 数】478ページ
【目 次】
・考えるより、行動しよう
・支払いを先にしよう
・戦略的に「頑固」になろう
・ものごとを全体的にとらえよう
・性急に意見を述べるのはやめよう
・読書の仕方を変えてみよう
・本当に価値のあるものを見極めよう
他52項目

 

この本が、あなたを変える!

Think clearly
ロルフ・ドベリ サンマーク出版 2019-4-2
売上ランキング(公開時):90
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

ロルフ・ドベリさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:1453冊目】Think clearly(ロルフ・ドベリ)
Author Rating
51star1star1star1star1star

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2019年 6月 19日
  2. 2019年 7月 02日
  3. 2019年 7月 02日
  4. 2019年 7月 08日
  5. 2019年 7月 29日
  6. 2019年 8月 02日
  7. 2019年 8月 06日
  8. 2019年 8月 13日
  9. 2019年 8月 19日

ページ上部へ戻る