【不満こそが疲れの原因!】
脳力開発研究所所長・志賀一雅氏が、『「全身の疲れ」がスッキリ取れる本』と題して、ストレスに打ち勝つ「疲れにくい心身」をつくり上げるための、睡眠方法や生活習慣術を解説する一冊。
■書籍の紹介文
日々感じる”疲れ”。
その疲れはどこから来ているとおもいますか?
本書は、さまざまなストレスによって疲れを溜め込んでいる現代人に向けて、ストレスに打ち勝つ「疲れにくい心身」をつくり上げるための、睡眠方法や生活習慣術を解説する一冊。
疲れとは、不満を溜め込むことで感じるもの。
だから、満足感に浸って生きることができれば疲れを感じにくくなるのだ。
これが、本書のメッセージです。
そのうえで、満足感を感じやすくなる睡眠方法や生活習慣術を明らかにしていきます。
ポイントは、満足感とは主観的なモノであるということ。
つまり、自分が満足だとおもえば満足感を得られるということです。
たとえば、
「疲れた」と口にする→疲れたと感じる
「よく頑張った」と言い換える→充実した一日だったと満足感を感じる
というわけです。
不満につながる否定的な表現を口にせず、満足感につながる肯定的な表現を口にする。
さらに、肯定的な表現が出やすい環境に身を置くようにする。
すると、満足感を感じる度合いが増し、疲れを感じにくくなっていきます。
この流れのつくり出すのに役立つポイントが実践しやすく収録されています。
ひとつひとつ取り入れることで、スッキリした心身に近づいていきます。
不満を溜め込まず、満足感に浸った日常を手に入れましょう!
◆もう「疲れた」と言わない!
「全身の疲れ」がスッキリ取れる本
志賀一雅 三笠書房 2009-7-21
売上ランキング(公開時):99,982
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■【要約】15個の抜粋ポイント
不満を抱えれば抱えるほど、人の体は疲れをどんどんため込むようにできているのです。
まず、目を覚ましたら、何も考えずに床の中で大きく伸びをしてみることです。
伸びをした後に「よく寝た」と思うことです。(満足感の強化)
寝るときにふとんの中で、「よかった。ありがとう」と思い、その日一日に感謝の気持ちを抱くのです。
眠れないときの最も効果的な対処法は、無理して寝ようとしないことです。
ですから、私は「眠れないときは、時間を得したと思いなさい」とアドバイスしています。
「ありがとう」と素直に言える人ほど、満足感が得られやすく、疲れにくい
日常生活の中の小さな幸運に気づくようになれば、満足感が増し、元気になれるということです。
(例)電車は定刻通りであたりまえ → 今日は定刻どおり。ラッキー♪
「ああ疲れた」と言葉にしてしまうと、疲労感にダメ押しをしているようなもの
脳は、思い込みに強く作用される器官です。
ひとたび「スッキリしている」と思いこめば、脳はその方法に向かって働きます。
そして、そのシグナルを体に送っていくと、本当に頭がスッキリしてくるのです。
散歩には、頭の中を整理する効果があるのです。
「自分はこれができない」と思うのではなく、「これならできる」と思うこと
何も考えずに、ただ青空を眺めるだけで、心も頭もスッキリします。
神社仏閣へのお参りは高いリフレッシュ効果を得られる
自然の中に身を置いて「f分の一ゆらぎ」に触れていると、脳の中もアルファ波で満たされ、心が落ち着き、リラックスしやすい。
グチや悪口を肴にお酒を飲むのは、疲労回復やストレス解消の面から逆効果
■【実践】3個の行動ポイント
【188-1】「寝起きの伸び」と「『よく寝た』と声に出す」を寝起きに習慣にする
【188-2】「疲れた」と口にしない
【188-3】自然の中を散歩する習慣をつける
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】「全身の疲れ」がスッキリ取れる本
【著者名】志賀一雅
【出版社】三笠書房
【出版日】2009/7/21
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】健康法、睡眠、生活習慣術
【頁 数】190ページ
【目 次】
序章 今日からできる!頭・心・体の「簡単リフレッシュ」法
1章 グッスリ眠り、スッキリ目覚める
2章 意外に簡単な「疲れをためない」生き方
3章 「絶好調の自分」をつくり出す秘訣
4章 この習慣で、毎日「気持ち」がどんどんラクになる!
5章 週末で簡単にできる「心のリセット法」
この本が、あなたを変える!
「全身の疲れ」がスッキリ取れる本
志賀一雅 三笠書房 2009-7-21
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志賀一雅さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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