【書評:189冊目】世界を変えた10冊の本(池上彰)

【古典とは、現代社会を紐解く教科書である】
ジャーナリスト・池上彰氏が、世界史を理解するうえで重要な「世界を変えた10冊の本」を厳選し、その内容と歴史的意義を解説する一冊。現代社会の成り立ちがわかる!

■書籍の紹介文

古典と呼ばれる書籍。
あなたはどれくらい読んでいますか?

 

本書は、池上彰氏が「世界を変えた10冊の本」を厳選したうえで、その内容や歴史的意義を解説する一冊。

 

10冊のリストがコチラです。
『アンネの日記』
『聖書』
『コーラン』
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
『資本論』
『イスラーム原理主義の「道しるべ」』
『沈黙の春』
『種の起源』
『雇用、利子および貨幣の一般理論』
『資本主義と自由』

 

タイトルは知っているけど、ちゃんと読んだ記憶はない。
どの本も、そんな感想をもつ方が多いのではないでしょうか。

 

これらの本に対して、
「なぜ、世界を変えた本と言えるのか」
「そもそも、どんな内容の本なのか」
「どうして、この本が歴史的に重要なのか」

 

この点を、おなじみの”わかりやすい池上解説”で徹底解説します。
学生時代に欲しかった、そう思えるブックガイド的な内容に仕上がっています。

 

読むことで、それぞれの書籍そのものに興味を惹かれます。
その抱いた興味を大切に、それぞれの書籍を読んでみましょう。

 

興味という知的好奇心が、難解なイメージのある10冊の読破の力になるはずです。
そして、読破することで、間違いなく教養豊かな人間的深みが増すことでしょう!

 

◆だから、世界を変えた!

世界を変えた10冊の本
池上彰 文藝春秋 2011-8-9
売上ランキング(公開時):106,960
Amazon Kindle 楽天

■【要約】抜粋ポイント

わたしは世間の大多数の人たちのように、ただ無目的に、惰性で生きたくはありません。
周囲のみんなの役に立つ、あるいはみんなに喜びを与える存在でありたいのです。
わたしの周囲にいながら、実際にはわたしを知らない人たちにたいしても、わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!
(『アンネの日記』一九四四年四月五日の日記より)

 

『ハディース』は、ムハンマドの言行をまとめているのです。
時代が移り、『コーラン』には記されていなかったような問題が起きるようになると、イスラム教の学者たちは、『コーラン』と『ハディース』の内容から推測して、現代のイスラム教徒の正しい生き方を決めるようになります。

 

実は『コーラン』は、利子をとることを禁じているのです。

 

こうしてプロテスタント(カルヴァン派)の人々は、仕事に全力を尽くすようになります。
労働に夢中になれることが、来世で自分が救われる確証を得ることになる。
夢中で働けば働くほど、お金が貯まる。
つまり資本が蓄積されていきます。

 

時間を浪費することは、すべての罪のうちでも第一の罪であり、原則としてもっとも重い罪でもある
(『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』)

 

労働の生産力を高めて、商品を安くし、商品を安くすることで労働者自身をも安くすることこそ、資本の内的な衝動であり、かつ、常なる傾向なのである
(『資本論』)

 

われわれが生活している経済社会の際立った欠陥は、それが完全雇用を与えることができないこと、そして富と所得の分配が恣意的で不公平なことである
(『雇用、利子および貨幣の一般理論』第24章)

 

フリードマンは、こう考えます。
累進課税だと、毎年の所得税にかかるから、すでに財産を持っている裕福な人には関係がない。
毎年の所得にかかるから、「これから富を築こうとする人」に重荷になる。
経済は、「これから富を築こうとする人」が大勢いることによって活性化し、発展する。
つまり、累進課税は経済発展に水を差す。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【189-1】10冊を実際に読む

【189-2】10冊を読んだ感想をまとめる

【189-3】10冊それぞれの主張に対して、自分の意見をぶつける

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】世界を変えた10冊の本
【著者名】池上彰
出版社文藝春秋
【出版日】2011/8/9
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に読む本が見つからない時
キーワード教養哲学読書術
【頁 数】272ページ
【目 次】
第1章 アンネの日記
第2章 聖書
第3章 コーラン
第4章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
第5章 資本論
第6章 イスラーム原理主義の「道しるべ」
第7章 沈黙の春
第8章 種の起源
第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論
第10章 資本主義と自由

 

この本が、あなたを変える!

世界を変えた10冊の本
池上彰 文藝春秋 2011-8-9
売上ランキング(公開時):106,960
Amazon Kindle 楽天

池上彰さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:189冊目】世界を変えた10冊の本(池上彰)
Author Rating
21star1stargraygraygray

関連記事

コメントは利用できません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る