【190冊目】あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。(日野瑛太郎)

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【働くってなんだろう?】大人気ブログ「脱社畜ブログ」の管理人が、みんなが思っている働き方の「おかしい」を痛快にぶった切る注目作!!「社畜」という精神になぜ縛られてしまうのかが見えてくる・・・。

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■本の概要
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【書籍名】あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
【著者名】日野瑛太郎
【出版社】東洋経済新報社
【出版日】2014/1/10
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
第1章 あ、今日は用事があるんで定時に失礼します。―ここがヘンだよ、日本人の働き方
第2章 いえ、それは僕の仕事じゃないんで。―日本のガラパゴス労働を支える「社畜」
第3章 はい、将来の夢は毎日ゴロゴロ寝て暮らすことです!―社畜が生まれるメカニズム
第4章 えー、「従業員目線」で考えますと…―脱社畜のための8カ条

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介するのは、「働き方」に関する一冊。

 

著者は、日野瑛太郎さん。
大人気ブログ脱社畜ブログの管理人として、労働問題に対する鋭い発信を続けている方です。

 

「仕事は”やりがい”が重要だ」
このように言われますし、あなたもうんうんと頷くのではないでしょうか?

 

ただ、著者は「やりがいという考え方」=「呪縛」と指摘します。

 

本書は、このように働き方に関して、あなたにどんどん問いかけてくる本です。
逃げずに対話することで、働き方も好転することでしょう。

 

働き方に悩む人への、処方箋として効く一冊。

 

それでは、本編をはじめます。

 

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■読書ノート
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「社畜」とは「会社と自分を切り離して考えることができない会社員」と定義することにする。

 

このように定義すると「社畜」に当てはまる例はいろいろ出てくるはずだ。35年の住宅ローンを組んで家を買った人や、ある特化された仕事に従事しているため、他社に転職することが難しい人などだ。

 

いくら仕事に恵まれていても、そういう人がずっと同じ会社にしがみつかざるを得ないことには変わらない。これでは会社と自分の人生を切り離して考えることはできない。やはり「社畜」なのだ。

 

日本人にとって、「会社」という存在は、人生の中で大きな地位を占めている。そういう意味で、多くの日本人は、いまだに「社畜」なのだ。

 

会社で働く場合、根底にあるのは会社と従業員の間にある契約関係だ。従業員は、会社に決まった時間の労務を提供する。会社は、それに対して給料を払う。「仕事」の基本は、この考え方だ。

 

この関係が成立しなくなれば、それは「仕事」ではない。働いた分の給料がもらえないなら、それは「ボランティア」であり「奴隷労働」だ。

 

人生は、仕事のためだけにあるわけではない。「やりがい」にとらわれすぎて「給料」や「時間」といった生きるための基本的な条件を忘れてしまうと、逆に不幸になってしまうのだ。

 

「辛くて、もうこれ以上は無理だ」という状況に長い時間さらされると、人は簡単に壊れる。一度壊れると、元に戻るのには時間がかかる。

 

場合によっては、元に戻ることができない可能性すらある。そうなるぐらいなら、何もかも投げ出して逃げるべきだ。適切に逃げることで、自分の心や体を守ることができるのだ。

 

日本では、従業員が「経営者目線」を持つことを当たり前のように要求される。経営者目線を持たずに、常に「雇われ」の立場でしか行動しない人は「できない人」のように扱われることが多い。

 

ただ「経営者」と「従業員」の利益が対立するような状況では、常に「従業員目線」を持ち「従業員として」考えるクセをつけるべきだ。

 

職場の人間関係がうまくいかないのは、相性が悪い人と運悪く一緒に働く羽目になってしまった、というだけに過ぎないのだ。

 

ここで避けなければならないのは、くじ引きで作られた職場の人間関係を「絶対視」してしまうことだ。職場の人間関係は、あくまで職場だけのものだ。いったん会社を出れば、意味を持たないものだ。

 

終身雇用の時代は終わり、昔のように会社が社員の一生を保証するというのは現実的ではない。これからは、会社と社員の関係も時代に合ったものに見直すべきだ。

 

具体的には、会社を「取引先」のように考えることだ。自分のことを「○○会社の一員」と捉えるのではなく、自分という人生の経営者と捉え、一時的に○○会社と「取引」していると考えるのだ。

 

「取引先」とは、当然誠意を持って接する必要がある。だが、あく
まで立場は対等だ。対等な立場で取引することは、実は、会社にとっても、社員にとってもいいことだ。

 

身内だと思うと、どうしても甘えの気持ちが出る。対等になれば、甘えがなくなり、義務をしっかり果たすという意識が高くなる。プロフェッショナリズムが徹底されると言ってもいい。

 

とはいえ、会社と対等な立場で働くというのは容易なことではない。たとえば、会社が理不尽な働き方を強制してきた時に、強い態度に出るには、いつでも取引先である会社を移れることが前提になる。

 

社畜にされないためには、勤務先への依存度をできるだけ少なくしておくことだ。それには「負債」を極力背負わないようにすることも大切だ。

 

人間は1人ひとり違う。「みんなと同じ」になれるはずがない。大事なことは「みんなと同じ」になることではなく「自分にとって、一番いいように行動する」ことだ。

 

大切なのは、世間の評価基準でなく、自分の評価基準だ。あなたが「辛い」と思うなら、それは辛いのだ。あなたが「不毛だ」と思うなら、それは不毛なのだ。

 

あなたに価値観を押し付ける会社も、上司も、同僚も、しょせんは他人にすぎない。他人の人生を生きるのは、人生最大の浪費だ。もっと自分の価値観に正直に、自分のために生きるべきなのだ。

 

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■実践ポイント
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●自分株式会社と捉え、仕事の相関図を書き出す

 

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■まとめ
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働くって、結局なに?

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

今日は春先のような陽気で、
暖かくて嬉しいというよりは、暑くて気持ち悪いくらいの1日でした。
明日一転、横浜含めて関東南部も積雪予報が出ています(・_・;)
天候に注意しつつ、顔晴って生きましょう(^^)/

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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