【書評:1763冊目】「紙1枚! 」読書法(浅田すぐる)

【深く読めるようになると忘れない!】
作家・浅田すぐる氏が、『「紙1枚! 」読書法』と題して、紙1枚を使った読書メソッドを解説しながら、固定観念に囚われない、自力と自信がつく読書力の磨き方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

本を深く読む。
どんな感覚なのか、イメージできますか?

 

本書は、本とのつきあい方がガラッと変わる「紙1枚」を使った読書メソッドを解説しながら、自力と自信がつく読書力の磨き方を指南する一冊。

 

本を深く読む感覚がイメージできない。
ということは、あなたは深く読んだことがない証拠といえます。

 

本を深く読めないと何が起こるのか。
「本の内容を忘れてしまう」「本で学んだことを実生活に活かせない」という顕著な現象を招きます。

 

この状態が続くと、「本なんて役に立たない」「時間の無駄」と読書を遠ざけてしまいます。
これは、人生にとって大きな損も損、特大の”大損”です。

 

”大損”を防ぐには、本を深く読めるようになるしかありません。
そのための努力から逃げることは誰もできないのです。

 

といえ、なんとか最小の努力で最大の効果を得たいとおもうのが人情。
そこで本書の出番です。

 

トヨタで培った「紙1枚」を使った思考メソッドを読書に応用した方法を教えます。
たった「紙1枚」を使えるようになるだけで、内容を忘れず、実生活に活かせるようになります。

 

もちろん、「紙1枚」には『哲学』と呼べるほど、著者の読書論が凝縮されています。
読書法に関する本ですが、読み進めるほど『哲学』という言葉が浮かんできます。

 

それくらい、深いところから読書を語っており、深いところへと誘ってくれます。
したがって、読書が苦手な方にとっては「読みにくい」「レベルが高い」と感じるとおもいます。

 

でも、けっして逃げないでください。
読んでは試し、読んでは試しを積み重ねることで、自然と深く読めるようになっていきます。

 

深く読めるようになると、自分の力で考えられるようになります。
深く読めるようになると、自分に自信がつきます。

 

自力と自信。
正解のない世界を生きていくうえで、これ以上ない”武器”となります。

 

”大損”をするか、”武器”を手にするか。
覚悟をもって、どちらかを選択してください。

 

◆深く読め!

「紙1枚! 」読書法
浅田すぐる SBクリエイティブ 2021-12-21
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■【要約】15個の抜粋ポイント

めんどくさいから「読まない」のではなく、めんどくさいからこそ「読む」のです。

 

本の内容を「紙1枚」レベルにまとめる過程で、書籍のテーマやメッセージについて「考え抜くこと」ができます。
たとえ「面倒」であっても、「没頭」し、「深める」思考を通じて考え抜いたことは、早々簡単には「忘れません」。
結果、必要な時に瞬時に「思い出し、仕事や人生に活かすこと」ができます。

 

では、実際にどうやって「紙1枚」にまとめていくのか。
その本質的要素は、次の3つの「制約」に集約されます。
(1)「枠=フレーム」という「制約」を活用する
(2)「What?」「Why?」「How?」を「制約」として活用する
(3)「ポイント3つ前後」を「制約」にして活用する

 

「動詞」表現に出会ったら、「動作」レベルへの変換にぜひトライしてみてください。

 

作者も読者もお互い全知全能ではない。
したがって、絶対に正しい読書なんてない。

 

●「パーパス・リクエスト(目的要求)」読書法の3ステップ
・ステップ1:「目的」を明確にする
・ステップ2:本を読み、「目的」達成に関係しそうな記述を拾う
・ステップ3:自分なりの考えをまとめ、「目的」達成に活用する

 

良書・悪書を問わず、とにかくどんな本からでも目的達成に役立つ学びを得るぞといった強烈な目的意識、当事者意識があれば、実際に何かしらの学びを引き出すことは十分可能です。

 

「分かって満足より使って満足」

 

読解とは、文中で「繰り返されている内容」を掴む営み

 

作者は「言い換え」や「具体例」を工夫しながら、カタチを変えて言いたいことを繰り返すわけです。
そこで、読者としては、「主張」と「それ以外の言い換え・具体例部分」の役割を把握しながら読み解いていく必要があります。

 

他者の解釈と自身のダイジェストを比較する際に気をつけてほしい最大のポイントは、「正解思考」に陥らないことです。
「どっちが正しいか」ではなく、「お互いが読み取っている共通点は何か」で比べてほしいのです。

 

読書する人だけがたどり着ける「場所」とは、「ネット空間」では行けない「深み」である

 

仕事に活かせる読書とは、「他者貢献」につながる読書である

 

「本棚」と共に過ごす日々が、「自信」の拠り所になる

 

今回学んだ「紙1枚」にまとめる読書法を実践してもらえば、読書にまつわるありとあらゆる悩みを解消していけるはずです。
そうすることで、最終的には「自信」を取り戻し、深めていくこともできる。
「1枚」ワークスでは、次のようなパーパスを掲げています。
「1枚」で 自力と自信 輝かす

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1763-1】本を読む前に読む目的を書き出す

【1763-2】本の中にある「繰り返されている内容」に線を引く

【1763-3】著者の言葉を、自分の使いやすいように変換して書き留める

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「紙1枚! 」読書法
【著者名】浅田すぐる著者情報
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2021/12/21
オススメ度★★★★★
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術哲学思考
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 思考を深くする読み方とは?
第2章 「紙1枚!」フレームワーク
第3章 「仕事や人生に読書を活かす」を「紙1枚」書くだけで実現する方法とは?
第4章 「何を読んだらいいか分からない…」を解決する「紙1枚」選書術
第5章 「紙1枚」で古典を身近なものにする
第6章 難解な本も「3つの記号」を駆使するだけで自分のものにデキる
第7章 他の人の感想や読書会で視野を広げる
第8章 「周囲に選ばれ、キャリアを切り拓く読書」を実現するカギとは?
第9章 読書で自信をつける

 

この本が、あなたを変える!

「紙1枚! 」読書法
浅田すぐる SBクリエイティブ 2021-12-21
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浅田すぐるさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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