1000冊超の書評ブロガーが書評の書き方で意識している3つのこと

 

こんにちは!
日々悩み続けている書評ブロガー・米山智裕(@tomo_yoneyama)です。

 

「なにに悩んでいるの?」ですか?
それは、「どうすれば、より魅力的な書評記事が書けるか」という書評の書き方についてです。

 

「この本はよかった!ほかの人にも読んでほしい」と思ってせっせと記事を書いています。
しかし、自分のよかった!=読者の読もう!になるかは、まったくわかりません。

 

ですので、「どうすれば読者が読もう!と思ってくれるかな?」と悩み続けているわけです。
書籍のアフィリエイトリンクから、毎月100冊、200冊…と購入をいただいても、悩みは尽きません。

 

とは言っても、悩んでいるだけでは1文字も記事が書けないのも事実です。
悩みながら、日々記事を書き上げています。

 

そんな悩みの日々を送るわたしに、昨晩(2017年8月19日)一通のメールが届きました。

いつもブログを楽しみに拝見しています。
今日はご質問があり、メールしました。
わたしも読書が好きなので、書評ブログにチャレンジしようと思ってます。
そこで教えてほしいんですけど、書評ブログを書く上で意識していることってあります?

このような内容のメールです。(本人許諾のもと、抜粋して記載しています)

 

まずは、Mさんご質問ありがとうございます!
ご質問にお答えする形で、この記事を書かせていただきました。

 

題して、
1000冊超の書評ブロガーが書評の書き方で意識している3つのこと
ぜひ、ご参考にしていただければと思います。

 

■意識しているのは、この3つのみ!

書評記事を書くにあたり、わたしが意識していることは次の3点に集約されます。

 

■書評の書き方で意識している3つのこと
(1)紹介する本のジャンルを絞る
(2)本を批評しない
(3)記事のフォーマットを定める

 

各項目の詳細は後述しますが、まずこの3つを意識してください。
これだけで、読者にとって読みに来やすい書評ブログになっていきます。

 

そしてもう1点。
意識ではなく心構えとして大切にしてほしいことを、さきにお伝えします。

 

読者が、『この本を読んでみようかな?』と思える記事を目指そう!
書評ブログを運営する上で、この点が一番重要といってもよいくらいです。

 

「書評」の「評」を勘違いして、適当なことを言っている”書評もどき”ブログが多数あります。
よほど著名な方以外の「評」など、読者は求めていません。

 

読者が、書評ブロガーに求めることは
「一般の人より本を読んでいるあなたから見て、この本はどういう内容の本か教えてください」
この一点だとわたしは思っています。

 

ですので、「つまらなかった」「著者の妄言」「買って損した」といった書き手の主観がはいった記事は不要です。
ただただ、「こういう内容の本です。こういう悩みをお持ちの方に役立つと感じました。」といった書き方を追求すべきです。

 

つまらないか面白いか、著者の意見に賛同するかしないか、買うのか買わないのかは、読者が決めることです。
書き手が決めるべきことではありません。

 

今、あなたはある本に目がとまりました。
書籍タイトルで検索をかけたところ、あるブログにたどり着きます。
(A)本の内容はほぼなく、書き手の主観しか書かれていないブログ
(B)本の内容を、ポイントを押さえて紹介したブログ
あなたは、どちらのブログの読者になりますか?

 

読者が、『この本を読んでみようかな?』と思える記事を目指そう!
この心構えを持てるのであれば、3つの意識していることを参考にしてみてください。

 

■ポイント①:紹介する本のジャンルを絞る

意識していることの1つ目が、「紹介する本のジャンルを絞る」ということです。
ビジネス書ならビジネス書、小説なら小説、歴史書なら歴史書と、紹介する本のジャンルを特化させるのです。

 

なぜ、このことを意識しているかというと、以下の理由からです。
(1)ひとりで全てのジャンルを網羅することは不可能である
(2)「●●の本なら誰々のブログ」と読者に覚えてもらいやすい
(3)モチベーションを維持しやすい

 

個人が書評ブログを運営する場合、ジャンルを絞らないとボリュームが出ません。
当ブログは、ビジネス書に特化しているため、「ビジネス書で1000冊超」と読者にボリュームをアピールすることができます。

 

ある本を検索してブログを閲覧しにきた方は、おおよそ同じジャンルの本の情報にもアンテナを張っています。
ジャンルを絞っておくことで、そのアンテナに他の書評記事がひっかかりやすくなり、”特定記事の閲覧者”から”ブログの読者”になっていただける可能性が高くなるのです。

 

また、ジャンルを絞って運営を継続することで、「●●の本なら誰々さんのブログに情報があるかも?」と読者に認知される可能性も高まります。
これは、”ブログの読者”から”ブログのファン”へのステップアップにつながっていきます。

 

すると、ブログ読者から読者の周辺にいる方にも、ブログが”口コミ”により拡散する芽も出てきます。
これは、ブログのアクセス数増加にも直結するほど重要な要素です。

 

さらに、ジャンルを絞って運営をしていくと、
「このジャンルの本なら他の人に負けたくない」
「ここまで揃えたんだから、もっと拡充しよう」
というモチベーションを得ることができます。

 

これは、「継続する」という、多くのブロガーが越えられない壁を越えるための重要な武器になります。
ある程度の記事数が蓄積されると、苦しい時も「ここでやめるのはもったいない」とひと踏ん張りする気力をも与えてくれます。

 

自分の一番好きなジャンルに特化した書評ブログにしていく。
ぜひ、実践してみてください。

 

■ポイント②:本を批評しない

前述しましたが、改めて述べます。

 

読者が、書評ブロガーに求めることは、
一般の人より本を読んでいるあなたから見て、この本はどういう内容の本か教えてください
この一点だとわたしは思っています。

 

本の内容を判断するのは、読者が行うことです。
新聞に書評を寄稿するような本の大家やよほどの著名人でない限り、「本を批評しない」という姿勢をきちんと持つべきだと、わたしは考えています。

 

なぜかというと、自分が何者でもないからです。
ブログというメディアを通して公に公開するわけですから、一流の哲学者や大学教授、押しも押されぬ名経営者など、何者かである人以外は、批評は避けるべきです。

 

何者でもない人間の批評など、説得力がありません
そうではなく、純粋に「この本は読んでとても良かった。だからあなたにも読んでほしい!」という気持ちだけを文字におこして、記事を書くべきなのです。

 

書評だから、好き勝手にいいわけがありません。
「評」ではなく、「良かった!」を記事にしましょう。

 

■ポイント③:記事のフォーマットを定める

ここまでの2つのポイントは、「書き方」よりは「意識」のお話をしました。
最後のポイントは、「書き方」です。

 

書評記事は、フォーマットを定めないと継続が辛い。
当ブログを4年強にわたって運営してきて実感していることです。

 

ブログをはじめた当初は、それこそ思うままに書いていました。
そのため、ある著者様から「紹介してくれるのは嬉しいが、抜粋ポイントがいくらなんでも多すぎる!」とお叱りを受けたこともあります。

 

また、意識はしていなかったのですが、
・ある本の書評記事は3000文字超の力作。
・ある本の書評記事は800文字程度のテキトー紹介。
と受け取られてしまい、読者様から「力作の記事はやっぱりお金もらって書いているんですか?」と質問を受けたこともあります(献本いただくことはありますが、お金は一切いただいておりません!)。

 

こうした失敗をくり返した結果、「フォーマットを決めて書く」ということにたどり着きました。
フォーマットを決めることで、つぎのような効果が得られます。

 

■フォーマットを決めて書く効果
(1)気分に左右されることなく、記事を書くことができる
(2)記事の質が、平準化することができる
(3)読者が書評記事を読みやすくなる

 

気分が乗ったときの3000字、気分が乗らないときの800字、なんてことが、フォーマットを決めることで起こらなくなります。
常にフォーマットにはめる形になるので、いい意味で淡々と記事を書けます。

 

そして、フォーマットにはめる形で記事が書かれるので、記事自体の質も概ね同じに揃えることが自然とできます。
また、フォーマットがあることで、記事の作成にもリズムがでますし、記事を作成する時間の効率もあがってきます

 

さらに、フォーマットが揃うということで、必然的に読者も記事が読みやすくなります。
「このブロガーはいつもこの構成だよな」と安心して読むことができるのです。

 

ちなみに、当ブログの書評記事は、
(1)本の紹介文(原稿用紙1〜1枚半程度以内)
(2)15個の要約ポイント(書籍の引用)
(3)3個の実践ポイント
(4)1行まとめ
というフォーマットで、書評記事の本体を構成しています。

 

また、各書評記事の冒頭のリード文(と勝手に呼んでいます)も、98文字と決めています。
これは、Google検索した際(PC時)に、検索結果で表示される文字数が98文字だからです。
それに合うように、どんな本かをリード文に簡単にまとめています。

◎リード文(「闘う敬語」の場合)

◎Googleで「闘う敬語」の記事を検索した結果(ピッタリ収まっているのがお分かりいただけると思います)

 

「フォーマットを決めて書く」
自分自身も書くことが楽になりますし、読みにくる読者も読みやすくなります。
ぜひ、あなたなりのフォーマットを決めて、運営してみてください。

 

■今回のまとめ

■書評の書き方で意識している3つのこと
(1)紹介する本のジャンルを絞る
(2)本を批評しない
(3)記事のフォーマットを定める

 

今回は、この3つの点について述べさせていただきました。
少しでも、書評の書き方の参考にしていただければ幸いです。

 

Amazonなど新興サービスによって、書店などのリアル店舗がショールーム化しているといわれて久しいです。
実際に買うのはAmazonだが、どんな本なのかを書店で事前確認するという利用が増え続けています。

 

そんな中で、書評ブログこそ、「本のショールーム」的な立場を担うべきではないかと最近よく考えます。
ある本の情報を、自分の書評ブログで確認をして、それでよければ買っていただく。

 

Amazonで買うか書店で買うかは、読者の消費行動ですから強制はできません。
ですが、自分が「良かった!」と思う本の紹介記事を元に、実際に購入いただき、つぎの「良かった!」が生まれるかと思うと、書評ブログのやり甲斐もあると思います。

 

わたしは、ビジネス書の書評ブログに特化して、1000冊をストックしました。
あなたが、違うジャンルで1000冊をストックすれば、お互いのブログを行き来することで、相応の量を備えた「本のショールーム」ができあがります。

 

その仲間が増えれば増えるほど、おもしろいことが起きるんじゃないかなと思っています。
ぜひ、あなたならではのジャンルに特化して、「本のショールーム」となる書評ブログを構築していってください。

 

質問や相談があれば、お気軽にご連絡ください。
可能なかぎり、サポートさせていただきます。

 

■書評の書き方で意識している3つのこと
(1)紹介する本のジャンルを絞る
(2)本を批評しない
(3)記事のフォーマットを定める

 

さっそく、はじめてくださいね。

 

了。

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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