【『ONE PIECE』は史上最強のチーム?】
マンガナイト代表・山内康裕氏が、国民的マンガ『ONE PIECE』の各キャラクターを読み解きながら、ルフィ一味のような最強チームの作り方を紹介する一冊。
どうしても合わないな。
職場でそんな人がいませんか?
本書は、『ONE PIECE』のキャラクターを”ヤンキー”と”オタク”の2つのタイプに分けて、理想的なビジネスチームの構築方法を考察していく一冊。
・コミュニケーション上手で決断力も高い“ヤンキー”
・思慮深く高スキルを持つがコミュニケーションは苦手な“オタク”
まずは人のタイプを分けて定義をしています。
そして、この相容れないタイプの間を自由に動きまわり、お互いをつなぎ合わせるリーダータイプを”フラグセッター”と定義しています。
この3つのタイプに、『ONE PIECE』のキャラクターを当てはめながら、ビジネスチームの構築方法を指南していきます。
著者自身も本の中で断っていますが、独自の定義があったり著者視点でのキャラクター分析であったりと、読む人によって合う合わないが出てしまう印象は強いです。
『ONE PIECE』好きの方には、楽しめる要素はあります。
マンガを読む感じで、リラックスしながら必要なエッセンスを吸収してみてください。
『ONE PIECE』をビジネスに活かす。
本家「週刊少年ジャンプ編集部」が監修しているので、楽しめます。
◆ONE PIECEの人気一端が明らかに。
旗やシンボルは、団結を象徴すると同時に、それを掲げる人や組織の信念、魂が宿ったものになる
信念で、自分よりも力を持つ人を動かし、手を組む
評価されたのは実績ではなく可能性、やる気、目的
行動や大切にすることの違いで、個人のメンタリティは「ヤンキー的」「オタク的」に分けられる
『ONE PIECE』を読むとヤンキー・オタクそれぞれの考え方がわかり、コミュニケーションの円滑化の手助けになる
ルフィはどのようなときでも自分のやるべきことを見定め、実践していく。
「冷たい視線」を恐れずに自分が大切にしていることを伝えれば、コミュニケーションのきっかけになる。
異質な考えや意見を正面から否定しない。
否定するなら、ひとまず意見を聞いたうえで、「なぜダメなのか」を説明するといい。
メンバーの多様な考えやアイデアを尊重し、他人の意見や考えを決して無断で自分のものにしないことは重要だ。
変えるのは性格や価値観ではない。
「視点」だ。
重要なのが、ぶつかった意見で勝敗を決めないことだ。
経営資源(人、物、金、情報)を費やすのであれば、「プロジェクト全体で最大限の価値を出すにはどうすればよいか?」というように考えてみてもいい。
信用できると思ったらその人の価値観を尊重する。
大切なことはまず相手と自分が違うということを認識し、その相手を知ろうとすることだ。
真にお互いの価値観を認め合う時代に向けて、新たな価値を生み出すために、今こそ『ONE PIECE』を読み返してみよう。
【1037-1】自分のやるべきことは何かを常に意識する
【1037-2】「最大限の価値をどうすれば提供できるか」と常に考えて仕事する
【1037-3】相手を知ろうとする姿勢を常にもつ
学びの種は、どこにでもある。
【書籍名】『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方
【著者名】山内康裕
【出版社】集英社
【出版日】2017/7/26
【オススメ度】★☆☆☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】組織改革、人間関係、働き方
【頁 数】256ページ
【目 次】
第1章 『ONE PIECE』で、苦手なあの人の頭の中を覗く
第2章 キャラのやりとりから学ぶヤンキー・オタクとの付き合いのコツ
第3章 社会を動かす「フラグセッター」になる方法
終章 ヤンキー・オタクの未来
この本で、あなたは変わる。
山内康裕さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
■◇■メルマガ版も好評配信中■◇■
あなたへの5つの質問を用意して
購読登録をお待ちしてます(^^)
登録はこちらから
※注意※
PCアドレスでの登録にご協力ください。
携帯アドレスだと未着の場合があります。
【仲間大募集中!】101年倶楽部
大人の学び合いの場としてのコミュニティを運営しています(^^)
『学び』をキーワードに、お互い高め合いませんか?
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。