【書評:297冊目】これだけ!PDCA(川原慎也)

【仕事がうまくいかない原因がわかる!】
経営コンサルタント・川原慎也氏が、『これだけ!PDCA』と題して、得たい結果を確実に得るためのPDCAサイクルをまわすコツを、改めて基本から徹底解説する一冊。

■書籍の紹介文

計画を立てて、きちんと実行する。
あなたは得意ですか?

 

本書は、計画→実行→評価→改善のPDCAサイクルを、改めて基本から解説しながら、ビジネスで成果を出すためのコツを解説する一冊。

 

目標を確実に達成する。
ビジネスで常に求められることです。

 

この実現に役立つのが、PDCAです。
サイクルを回す”質”が高まるほど、達成の”確実性”を高めます。

 

この質の向上に活用できるコツが満載なのが、本書です。
一つひとつを身につけることで、実感が変わってきます。

 

改めて学ぶ、PDCAサイクル。
とても有益な一冊です。

 

◆仕事に活きる本。

これだけ!PDCA
川原慎也 すばる舎 2012-7-18
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■【要約】抜粋ポイント

そもそも企業には「なぜそのビジネスに取り組んでいるか」という問い掛けに対する理由があるはず

 

問題の捉え方次第で解決策にも深みが出る。

 

計画とは、「何を」「いつまでに」「誰が」「どうやって」がもれなく表現されているもの。

 

●実行を妨げる人間の3つの特性
1.学生症候群(追い込まれるまで後回し)
2.必要以上の時間設定
3.掛け持ち

 

あまりにも結果にとらわれてしまうと、心の状態は乱れる

 

●(著者の)クライアントが設定しているKPI
1.新規来店客数:ショールームに来場した新規の顧客
2.見込客数:1のうち、アンケートに記入した人
3.HOT客数:2のうち、購入希望車種が決定して試乗を実施した人
4.AーHOT客数:3のうち、下取り車の査定を実施した人
5.成約客数:4のうち、購入決定した人

 

●人を縛る4つのしがらみ
・評価制度による“しがらみ”
・組織構造による“しがらみ”
・習慣による“しがらみ”
・考え方による“しがらみ”

 

●会議五悪
1.「会せず」
2.「会して議せず」
3.「議して決せず」
4.「決して実行せず」
5.「実行して責を取らず」

 

■【実践】3個の行動ポイント

【297-1】計画段階で、評価する指標をきちんと決定する

【297-2】実行を妨げる要因を書き出す

【297-3】結果を得た時の自分の姿をイメージして取り組む

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】これだけ!PDCA
【著者名】川原慎也
出版社すばる舎
【出版日】2012/7/18
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方問題解決思考
【頁 数】205ページ
【目 次】
第1章 なぜPDCAが回らないのか?
第2章 Plan 計画策定段階で勝負は90%決まる
第3章 Do 実行段階のジレンマ
第4章 Check 改善策が見えてくる! 評価の進め方
第5章 Action 次の計画につなげるステップ

 

この本が、あなたを変える!

これだけ!PDCA
川原慎也 すばる舎 2012-7-18
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川原慎也さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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