【298冊目】心づかいの技術(鈴木健二)

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【心遣いに不安を覚える方向け】NHKアナウンサーとして大人気を得た鈴木健二氏がお届けする、心を整え、豊かな人間関係を築けるゼミナール29講を紙上開講!!心遣いを持った人間でいたいと思いませんか?

 

 

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■書籍情報
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【書籍名】心づかいの技術
【著者名】鈴木健二
【出版社】新潮社
【出版日】2013/6/15
【推薦度】★★☆☆☆
【目 次】
急須の注ぎ口の心づかい
もう一度、紙と鉛筆から始めよう
テレビやゲームの時間を半分に
夕食の時にテレビを消せますか
携帯電話を離し、手には本を
食事の作法はその国民の作法である
心づかいを映し出す行儀の良さ
美の極限にあった心づかい
心づかいが良い言葉を生む
お願いです。赤ちゃんを産んで下さい

 

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介する一冊は【心づかいの技術】

 

著者は、鈴木健二さん。
NHKアナウンサーとして大人気を得、400万部突破のベストセラー『気くばりのすすめ』で知られる著者。

 

あなたへの質問です。
「あなたの行動に、自然に心遣いのスパイスは入っていますか?」

 

現代日本が失ったと言われて久しい「心」の問題がはなしの中心になっている一冊。

 

20~30代には、多少ムッとする小言が多い点が読む点でペースを乱しますが、日本人本来の「心づかい」を取り戻すのに、有用な本だと感じました。
良薬は苦しではありませんが、自分の感情を揺さぶられた立ち止まり、なぜその感情になったのか?
対話しながら進めることで、あなたの心は磨かれるでしょう!!

 

最近ココロがギスギスしているな~、と思う方は是非手にとってみてください。

 

それでは、本編をはじめます。

 

 

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■本の抜粋ポイント
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「思いついたり感じたり考えたりしたら、すぐに手を上げなさい。答はいくら間違えてもいいんだよ。あとで皆でどこでなぜ間違えたかを話しあえばいいし、また間違いの中から新しい考えが出て来るかもしれないんだよ。一番いけないのは、誰かが答えてくれるだろうと思って、自分では何も考えない子だよ」

 

心づかいの発端となる動機は、何かに気づくことなのです。交通事故が起ってから、慌ててそこにガードレールを造ったり、暗い夜道で悪者に襲われる犯罪が起ってから、急いで街灯をつけたり、防犯カメラを設置しても遅いのです。

 

決まりきった形の活字の文字からは、文章を綴った人の人柄や面影が浮かび上って来ないのです。ただ単に用事を済ませただけの連絡感があるだけで、文字や言葉を通して、人と人とが触れあい、心づかいを感じさせたりしないのです。

 

山や川を思い描いて昔の人は「山」や「川」という字を作り、お母さんのおなかの中に赤ちゃんが入っている姿を想像して、「包」むという字を作りました。それらを実際に自分の手で書いてみて、はじめて漢字と人間は心を通じて一つになるのです。

 

昔のたとえに、「辻々の時計になれや小商人」というのがあるように、あのお豆腐屋さんのプープーが聞えたから、いま何時だわと、オカミサン達に言われるようになれば、商人は一人前になったのでした。そのためには、長い期間毎日その町角に到着する努力と習慣が大切です。基本はお客様を思う心づかいです。

 

心づかいは人間だけにするのではなく、人間が使い人間が創ったすべての「物」にも心づかいをしなくてはならないのです。

 

「知的障害がありますが、なぜか洗濯が好きで、自分のものだけではなく、他のどの子のも洗ってくれるんです。困っているのは、どこから来たのか、名前は何というのかがわからないのです。来て一週間ですが……」施設の方の話でした。私は涙が一粒自然に自分の頬を伝って流れるのを感じました。神様はこの子に二つの素晴らしい才能をお与えになったのです。一つは洗濯する能力、もう一つは他の子への心づかいの優しさです。

 

心づかいに対する謝礼はお金でも物でもなくて、相手からの無償の心づかいなのだ。

 

聖書物語の中には、人にしてやったことはすぐに忘れ、人からして戴いたことは永遠に記憶していなさいという意味の話があります。

 

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■実践する効果があると感じたポイント
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●「無償の心づかい」を意識し行動する

●相手からして戴いた心づかいはきちんと書き留めておく

 

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■本のひと言まとめ
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どんなに世の中が発達しても、人間は人間。心は心。

 

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

 

今夜は「プレゼンの学校」の開校記念セミナーに参加してきました!
セミナーと懇親会を通して非常に楽しい時間を過ごせました♪♪
教えと刺激を忘れないうちに、気づきを実践していきます(*^^)v

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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心づかいの技術(鈴木健二)
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鈴木健二さん、素敵な本をありがとうございます\(^o^)/

 

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