【328冊目】100円のコーラを1000円で売る方法2(永井孝尚)

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【サムスンにできて日本企業にできないこと】マーケティングのプロ・永井孝尚氏が贈る人気シリーズ。2作目のテーマは競争戦略。ポーターからランチェスター、野中郁次郎まで1冊でつかめる10の物語は刺激的!

 

 

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■書籍情報
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【書籍名】100円のコーラを1000円で売る方法2
【著者名】永井孝尚
【出版社】中経出版
【出版日】2012/9/6
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
1 業績悪化の真犯人は誰だ?
2 なぜマクドナルドはリーダーであり続けるのか?
3 実験は「結論」からはじめろ
4 “あらゆる事態”にそなえるな
5 「平等から公平へ」シフトしたパナソニック
6 マツダがガソリン車でハイブリッド車に対抗できた理由
7 ローコストキャリアが大手航空会社に勝つ方法
8 「1+1+1=3」を超えるチームづくり
9 撤退する勇気
10 社員14人で業界シェア80%を握るコミーの戦略

 

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介する一冊は【100円のコーラを1000円で売る方法2

 

著者は、永井孝尚さん。
日本IBMで数々のマーケティング実績を上げてこられたマーケティングのプロ。

 

あなたへの質問です。
「あなたは、日々の仕事・生活の中で”戦略”をたてていますか?」

 

昨日ご紹介の100円のコーラを1000円で売る方法(永井孝尚)の続編。
シリーズ2作目の本書は、「競争戦略」に焦点をあてて書かれています。

 

・網羅思考から、仮説思考・論点思考へのシフト
・すべてやる思考から、『やらないこと』をあえて決断する思考へのシフト
・成功体験にこだわる同質集団から、成功体験にとらわれない多様な集団へのシフト
この『3つのシフト』がこれからの戦略には必要であることを前作同様、物語の中でスーッと理解できるように説きます。

 

「PDCAサイクルは単なる円ではない。一周する毎に一段あがる螺旋構造であることを意識する」(引用)
この節に改めいろいろ気づかされました(^^;

 

今作も非常に楽しく読めますので、オススメです。
マーケティングを学ぶことはビジネスを学ぶこと。

 

それでは、本編をはじめます。

 

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■本の抜粋ポイント
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「いくら何でもコピーというのは人聞きが悪いわね。せめて”同質化戦略”と言ってほしいわ。私たちにとっては、とにかく、いますぐにでも相手と同じ商品をそろえることが最優先なのよ」

 

「リーダー企業の鉄則はね、弱者である同業他社が何か差別化しようとしてきたら、その差別化ポイントを徹底的に封じて叩くこと。駒沢商会の<社長の会計>はいま、多くの顧客に受け入れられているわ。つまり、従来とは違う市場が生まれようとしているの。私たちにとって、これは非常に大きな脅威なのよ」

 

「だからこそ”同質化戦略”が必要なの。ランチェスターでいう”ミート戦略”ね。リーダーがリーダーであり続けるためには、負けることは絶対に許されない。負けた途端に、リーダーの地位をいとも簡単に相手に明け渡すことになるの。それがビジネスの世界の厳しい現実よ。しっかり覚えておきなさい」

 

弱者の戦略の基本は、競争相手と差別化すること。
強者の戦略の基本は、それを封じ込めること。

 

「その差別化ポイントを取り込むことで、自社が成長できるからよ。同じ同質化戦略でも、強者が実行すれば、弱者が実行する差別化戦略の数倍、数十倍の効果を上げることができるの。」

 

社内外の調整に時間をかけすぎると、時代の変化から取り残されてしまう。
間違ってもいいからどんどん仮説を立てて実行する。
PDCAのPは”計画”というよりも”仮説”です。

 

予測が外れてもかまわないから筋道を立てて考えろ

 

「いま起きている現象に目を奪われるのではなく、解決すべき問題は何か、そこにフォーカスすることです。」

 

100個の論点を網羅的に扱うのではなく、(網羅思考)
最も重要な2、3個の論点に絞って対策を考える。(論点思考)

 

経験がないからこそ可能性がある

 

「相手の本陣に正面から切り込むのも同じです。物量戦で惨敗します。相手がいないところ、相手が真似できないことをとことん考え抜くことです。マイケル・ポーターも『(リーダー企業への)攻撃戦略の基本原則は挑戦者の資源や耐久性がどうであれ、似たような戦略で真っ向からぶつからないことである』と言っています。いくら自分たちで『これが差別化戦略だ』と思っていても、相手が簡単に真似できるようでは、”差別化戦略”と言えるレベルではありません。リーダー企業がどう頑張っても真似できないくらい、徹底的に差別化を図るんです」

 

戦略は”何をやらないか”を決めるために立てる
物事はすべてトレードオフ。何かを取れば、何かを失う。

 

弱者が差別化を極めることで、相手に攻撃されてもビクともしない強者になれる

 

自分達の顧客やユーザーが本当に望んでいるものが何か、とことん考え抜くこと

 

成功体験は人に自身を与えます。成功を手にしたことで、大きく飛躍した人もたくさんいるでしょう。しかし、潮目が変わると、成功体験に固執することは逆に足かせになります。
ところが、人は成功体験を忘れることはできません。だからこそ、成功体験から脱却するには、成功体験を持たない人材が入って、成功体験を持った人材と議論することが必要なのです。世の中でいわれているダイバーシティ(多様性)も、この観点で考えていく必要があります。

 

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■実践する効果があると感じたポイント
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●自分の顧客は誰なのか常に意識する

●「PDCAは螺旋状である」ことを意識し回す

●「自分のとっての差別化ポイント」はどこなのか考え、徹底的に磨く

 

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■本のひと言まとめ
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顧客は誰で、顧客に訴求できる差別化ポイントはどこか考える
その上で差別化ポイントを徹底的磨き上げ、顧客に提供し続けよう

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

 

今日は職場飲み。
楽しい親睦の時間になって良かった良かった♪
飲みニケーション、大事ですね(笑)

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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100円のコーラを1000円で売る方法2(永井孝尚)
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永井孝尚さん、楽しい一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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