【シェア読書:535冊目】もてるための哲学(小川仁志)

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【なぜモテると良いでしょうか?】フリーターから大学教授になった小川仁志氏が、一見関係がないと思われる「哲学」と「もてる」を問いかける。どう考えたらよいか、どう行動したらよいのか。脳を刺激する一冊!



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書籍情報
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【書籍名】もてるための哲学
【著者名】小川仁志
【出版社】PHP研究所
【出版日】2015/3/14
【推薦度】★★★☆☆
【対象者】自分らしさに悩んだときに
【頁 数】205ページ
【目 次】
第1章 「情熱」とは何か
第2章 「尊敬」とは何か
第3章 「信頼」とは何か
第4章 「寛容」とは何か
第5章 「自信」とは何か

 

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本書を読む理由
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・書店で見て、気になったため

 

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1分間紹介文
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なぜ、モテると良いのでしょうか?
すこし考えてみてください。

 

著者は、小川仁志さん。
哲学者。山口大学国際総合科学部准教授。
大手商社→フリーター→市役所→大学教授と異色の経歴をもつ。
「哲学カフェ」主宰。

 

本書は、一見なんの関係もなさそうな「哲学」と「もてる」を考えることで、「理屈と理論で成り立つ哲学をもちいてコミュニケーションのあり方」を考察した一冊

 

異性だけでなく、家族や職場の人たちとの人間関係がスムーズにいけば、プライベートの充実が図れたり、仕事でもなにかとチャンスが回ってくる。そうするためには、どう考えたらよいのか、どう行動したらよいのか、哲学を借りながらエピソードを交えて徹底的に解説する。

 

「モテる」ということは、相手から好意を寄せられているということ。好意は何によって生まれるのか?こう考えると帰着するのは「人間関係」。

 

人間関係は、トラブルの最大の原因にもなるため、ここがうまくいってさえすれば日常のほとんどは楽しく過ごすことができる。異性だけでなく、家族や職場の人たちとの人間関係がスムーズにいけば、プライベートの充実が図れたり、仕事でもなにかとチャンスが回ってくる。

 

モテを考えることは、人間関係を考えること。
人間関係、コミュニケーションはあくまで人間の心。そのことさえ忘れなければ、なんとかなるはず。つねに相手の人間がいて、その人と心を通わせているという感覚を大切にすること。

 

心を磨く一冊。面白い。

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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人は情熱を感じたら、惹かれるもの

 

洋の東西を問わず、人はみな意志の力が弱い

 

独りよがりではなく、あくまで相手とともに情熱的になれるのが、思いやりのある情熱だといえるかもしれません

 

自己重要感は人を惹きつける最大の要素である

 

そもそも、プライドとは、自分の質を維持するためのものです。にもかかわらず、人からよく思われたいがために虚勢を張り、かえって尊敬を得られないとしたら、それは自分の質を下げていることになるのではないでしょうか。

 

「人のふり見てわがふり直せ」とはよくいったものですね。自分のなかの公平な観察者が継続して他者を観察しているうちに、しだいに人は正しいふるまいのモデルを形成していけるのです。
こうして、もてる人は、自分のなかの公平な観察者を使って他者に同感し、空気をうまく読みます。だから、フラットな関係を構築し、互いに尊敬し合える状況をつくれるのです。

 

人望の厚い人というのはいるものです。そういう人は、自分もまた、だれかを妬んだりしません。もちろん、競争はしているのです。ただ、相手を蹴落とそうなどとは思っていません。自分と闘っているのです。

 

寒いと感じれば、即座に、「あの人も寒いんじゃないだろうか」と思ったり、つらいと感じれば、即座に、「でも、あの人もきっとつらいにちがいない」と思ったりする。これが、自分と同じように他人のことを思うということです。

 

信じるということは、すべてを預けることであって、その意味では、結果がどうであろうと、それはもはやどうでもいいことになります。だから、裏切られるという概念が生じる余地はないのです。

 

信頼もまた相互関係によってはじめて成り立つものであって、決して一方通行ではないのです。今回はたまたま相手が自分にものを頼んだというだけで、次回は逆の立場になるかもしれません。

 

寛容な人は、つねに相手を受け入れようとしているわけです。その意味で、開かれた人であるということができます。

 

だれもが公共性の担い手であることを意識し、開かれた態度で、社会そのものを改善しているという自覚が必要だと思うのです。

 

ハードルが高いと、いつも飛べずに挫折して、結局、自信を失っていきます。それでは本末転倒なので、ハードルは低く設定するようにしているのです。そうして達成感を味わうたびに、自信を得ていきます。

 

自分が負けそうなときは、比較しなければいいだけのことです。競争は避けられないとしても、評価の比較を避けることは可能です。

 

ありえない、無理だと思っていたら、つまらない人生になってしまいます。

 

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Take Action(実践ポイント)
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【535-3】ハードルを下げて、成功体験をたくさん積む

 

【535-2】競争・比較はどんどんする。但し、相手は自分

 

【535-1】虚勢を張らない

 

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今回のまとめ
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モテは、ココロのバロネーター!!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

今日はとても気持ちがいい天気の1日でしたね。
良い1日だったでしょうか?
明日からも良い1週間にしましょうね(*^^*)

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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もてるための哲学

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小川仁志さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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01時間06分。
通勤電車にて。

 



 

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