【シェア読書:643冊目】いつも余裕で結果を出す人の複線思考術(齋藤孝)

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【複線思考のススメ】明治大学教授・齋藤孝氏が、常に複数の案を準備することで余裕を生み出す複線思考を紹介した一冊。単線思考だとうまくいかない時にパニックになる。原発事故・サッカーW杯の惨敗のように。

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書籍情報
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【書籍名】いつも余裕で結果を出す人の複線思考術
【著者名】齋藤孝
【出版社】講談社
【出版日】2015/11/25
【推薦度】★★★★☆
【対象者】考える力を身につけたいときに
【頁 数】224ページ
【目 次】
1 余裕を生み出す複線思考、すぐパニックになる単線思考
2 複線思考術1 「自己視点」と「他者視点」を両立させる複線思考
3 複線思考術2 「主観」と「客観」を切り替える複線思考
4 複線思考術3 「部分」と「全体」で把握する複線思考
5 複線思考術4 「直感」と「論理」を合わせる複線思考
6 複線思考術5 「現実」に「問い」をぶつける複線思考

 

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こんな時に読みたい!
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・うまくいかなかった時にどうすればいいか分からないとき

 

・視点や視野をもっと広く持ちたいと思ったとき

 

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1分間紹介文
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大丈夫だと思ったことがうまくいかなかったとき。
あなたは問題なく、すぐに対応できますか?
あたふたしてしまうことが多い、そんな風に思ってしまう人にオススメな一冊。

 

著者は、齋藤孝さん。
明治大学文学部教授。
専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。テレビ、ラジオ、講演等多方面で多芸多才に活躍中。また、多作の著者としても著名。

 

本書は、常に複数の案を自分の中に準備しておくことで、行動も考えも大胆になる複線思考術を紹介し、簡単にマスターできる方法を紹介した一冊。複数の作業を同時に処理して生産性を上げる脳の使い方を、「複線思考」をキーワードにわかりやすくアドバイスします。

 

世阿弥、宮本武蔵、勝海舟、エジソンから、鈴木敏文、羽生善治、錦織圭、有吉弘行まで、古今東西の複線思考の達人の名文や名言がふんだんに散りばめているのも特徴。

 

サッカー日本代表がブラジルW杯で惨敗した時に、多くの選手が発した「自分たちのサッカーができなかった」というコメント。これこそが、単線思考の格好の一例であるという指摘が非常に印象的。確かに自分たちのサッカーできなかった時にどうするのかを準備していなかったと言っているのと同じである。

 

自分の想定がうまくいくことのほうが少ない中で、いかに複線的に考え行動していけるかは、誰もが身に付けておくべき必須のスキルだと強く感じた。

 

ぜひ、本書のレッスンに触れて、体感してみましょう!

 

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押さえておきたい15のポイント(引用)
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列車を走らせるための「線路」が敷かれているとすると、単線思考はその線路が一本だけ。列車が一本の線路上を走っていきます。一方、複線思考の場合は二本以上の線路が敷かれ、列車が並走している状態です。
複線思考では、「相手の話を聞く」という作業を行う列車と、「次の質問を準備する」という作業を行う列車が同時に走っている状態です。

 

●複線思考の5つの力
①他者への理解力
②自分を客観的に見る力
③全体を俯瞰する力
④直感と論理を合わせた判断力
⑤思い込みにとらわれない発想力

 

現代はスピードアップしているから、話し方ひとつで相手のあなたに抱く感情も変わる可能性がある。これは覚えておいたほうがいいと思います。
(略)
少なくとも「この話は何のためにしているのか」「相手の話とどういう文脈でつながっているのか」という二点は、意識したいものです。

 

大切なのはどんなルートを通ったかではなく、目標とする結果を手に入れること。
ひとつのルートに固執する必要はありません。プロセスは状況に応じて柔軟に変更していいのです。全体を俯瞰する力があれば、そのときの状況に最も合う最適なルートを見つけることができます。

 

ほとんどの仕事は、「自己実現」ではなく「他者実現」で成り立っている

 

他者の潜在的な願望や要望を嗅ぎ取って、それを実現させてあげること。これが「他者実現」です。

 

「自分がいまどういう状態なのか」を見つめるもう一人の自分を持つようにすることが大切です。そうすると、次第に見つめている自分のほうが本当の自分だという感じがして、冷静になることができます。これが自己客観視を行うということになります。

 

自分のなかに「主観」と「客観」のそれぞれの視点があると意識する

 

部分と全体の両方の視点を持つことで、より広い視野でものごとを捉え、思考を深めることができるのです。「いま自分は全体を見て考えているな」「次は部分を見て考えよう」と、意識的に切り替えながら、ものごとを捉えることがポイントです。

 

普通は飽きたら休憩を挟むと思うのですが、私の場合、仕事全体を俯瞰して、Aの仕事で疲れたらBの仕事、Bの仕事で疲れたらCの仕事と、つねに回していく。だから、時間をロスすることなくどんどんはかどります。最初は二つ、三つぐらいから始めて、だんだん数を増やしていきます。

 

ファストシンキングは、不正確だけれど速い直感的な思考のこと。スローシンキングは、直感が本当に正しいのか裏付けをとるような論理的な思考のことです。
この二つの思考は同じ人間の脳の機能でも、その使い方が大きく異なります。両方を組み合わせることで、正確な判断ができる。直感と論理の両方を使う複線思考なのです。

 

経験知を積み重ねていくうちに、その人の行動や考えにルールができます。自分のなかに絶対的なルールを持てた人は、ブレることがないため信頼を得やすく、仕事も人間関係もうまくいきます。

 

疑問を持つということは、複線思考を深めるための重要な鍵を握っています。問いを立てることができなければ、そこから考えることも、それを解くこともできません。

 

現実を現実として受け入れるのではなく、それに疑問を持てるかどうか。現実を認識する線路と、現実に疑問を持つ線路に同時に列車を走らせること。現実に疑問をぶつけることで、新しい発想を生むことができるのです。

 

行き詰まりを感じたり迷ったりする局面で、ぜひ「ものは考えようだ」と心のなかで唱えてください。感情的になっている混乱の状態から冷静さを取り戻し、ものの見方を変えることができるようになります。呼吸がふーっと楽になってきて、その状態でもう一度問題に対峙すれば、それまではほかの選択肢など考えられなかったのに、思わぬ抜け道が見つかるはずです。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【643-1】「この話は何のためにしているのか」「相手の話とどういう文脈でつながっているのか」を意識する

 

【643-2】他者実現をつねに意識する

 

【643-3】現実に疑問をもつ

 

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今回のまとめ
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シナリオは、1つじゃ面白くない!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

今日は自宅で疲れを癒す1日に費やしました。
自分が倒れるわけにはいかない状況なので。

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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いつも余裕で結果を出す人の複線思考術

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齋藤孝さん、素敵な教えをありがとうございます\(^o^)/

 

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読了までの時間
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01時間03分
自宅でのんびりと。

 

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