
【人生、冷めている暇なし!】
幻冬舎編集者・箕輪厚介氏が、「死ぬこと以外かすり傷」という自身の哲学をまとめた一冊。幻冬舎で働きながら月給の20倍を副業で稼ぎ出すような狂った生き方に、未来のヒントがある!
心が燃えているか。
こう問われて、あなたはなんと答えますか?
本書は、NewsPicks Book編集長としてわずか1年で累計100万部を売った著者が、その型破りな働き方の根幹に抱き続ける”箕輪哲学”をまとめ上げた一冊。
心を熱くしたところで、なにも変わらない。
だから、波風立てずに今の生活が維持できればいい。
このような閉塞感が、日本中に蔓延している。
かく言うわたしも、当ブログをはじめる前はそうした色の濃かった人間です。
では、波風を立てずに待っていれば閉塞感は晴れるのでしょうか?
そんなことは、決してありません(と、ほとんどの人がわかっています)。
いつの時代も、閉塞感など糞食らえと行動した人が未来を切り拓いてきました。
周りからどう思われようとも、自分の信じる時代をつかみ取るという信念の元に行動し続けました。
多様化という言葉が一般化したこれからの社会は、個人の時代です。
つまり、閉塞感から抜け出すのも苛まれるのも、個人の話になるのです。
何か大きな存在が全体の空気を変えてくれることはありません。
流れる空気を自分の目で確かめ、どの流れに乗るのかを見極めなければならないのです。
その多様な流れを前に、著者は率先して流れの一番キツいところを進んでいます。
キツい流れを越えた先に、自分が望む景色が広がっていることを信じて。
もちろん、閉塞感を破るにはものすごいエネルギーを要します。
だからこそ、あなたが閉塞感を破るために必要なエネルギーの蓄え方を書き留めたのが本書なのです。
この本を読んで、ムラムラ、ウズウズするのなら。
あなたも流れの中に飛び込んでいくタイミングなのかもしれませんよ。
◆自分の足で進め!
予定調和にロジカルに考えても計算通りのものしか生まれない。
無難に生きても何も起こらない。
誰かが作った道を踏み外す。
カオスにこそ、まだ見ぬ景色があるのだ。
あらゆる事故やトラブルに自ら身を投げろ。
本当のことを正直に言うと「狂っている」「バカだ」と言われるだろう。
敵を増やし、誹謗中傷にさらされることにもなるだろう。
しかしそれこそが間違っていないという何よりの証拠だ。
「王様は裸じゃないか」と声を上げ続けろ。
「正しいことより楽しいことを」
「過激にして愛嬌あり」。
これこそ僕という編集者がなすべき仕事だと思っている。
どんな小さなことでもいい。
自分の手で、頭で、足で、名前で稼いでみろ。
自分の値札を意識しなければ、一生飼われた豚のままだ。
飢えたオオカミになれ。
自分はその仕事で何を稼いでいるか明確に言語化すべきなのだ。
ヒーローインタビューまで想定して仕事をすれば、生半可なことはできなくなり、一つ一つの行動が変わる。
そして、それが実際の伝説を呼び起こすのだ。
伝説を伝えるまでが仕事である。
実現したい世界や価値観を表明し、体現する。
多くの批判と世間からの返り血を浴びながら、それでも共感してくれる人を集め、巻き込んでいく。
そんな教祖力を持った人がこれからの時代を作っていくものだと思っている。
「昨日までできなかったこと」をやる。
その実践を繰り返した先にプロフェッショナルがあるのだ。
量だけは裏切らない。
誰よりも動け。
残念ながら、世の中においしい話はない。
多動力を使ってくるくる回っていても何者にもならない。
まずは何かに入れ込め。
周りが引くくらい没入して、夢中になって、一点突破で突き抜けろ。
まずはこっちから全てをさらけ出してしまえば、相手も警戒を解いてこいつは信頼できると思ってくれる。
丸裸になろう。
相手が何を求めているのか、どんな本性なのかを、相手自身が気付いていないところまで想像し、理解し言語化することができれば、なんの実績もなくても信頼を勝ち取ることができる。
そうなって初めて人間と人間として信頼してもらえるのだ。
相手が自分に憑依してくるまで、想像して想像し尽くせ。
好きなことをやる、というのは重要だ。
そこから逃げるな。
しかし、そのために数字から逃げるな。
金を稼げ。
金を稼いでロマンを語れ。
本にはいまだに幻想がある。
本を書く人は先生で立派な人だ、というのはまだ崩れていない。
でも僕は本を書きたいと思っている人に本を書いてほしいとは思わない。
目の前の仕事に熱狂し、本なんて書く時間のない人を強引に口説いて本を書かせたい。
この世は酔いがさめた人間、まともになった人間から脱落していく愉快なレースだ。
世界に対してできることを考えながら自分らしく狂え。
ありのままで楽しみながら、自分にしか生み出せない何かを作れ。
リスクなんて何一つない。
失敗こそ最高のブランドだ。
バカになって飛べ。
傷ついても、それをネタにして笑いながら、またそこから走り始めよう。
【1274-1】自分の仕事で何を稼いでいるかを言語化する
【1274-2】好きなことで、数字から逃げずに、金を稼いでみる
【1274-3】失敗=終わり、ではなく、失敗=始まりのマインドで生きる
他力本願からの決別。
【書籍名】死ぬこと以外かすり傷
【著者名】箕輪厚介 ・ 著者情報
【出版社】マガジンハウス
【出版日】2018/8/28
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】他人の生き方に触れたいときに
【キーワード】生き方、マインド、稼ぐ力
【頁 数】173ページ
【目 次】
第1章【考え方】予定調和を破壊せよ
第2章【商売のやり方】自分の手で稼げ
第3章【個人の立たせ方】名前を売れ
第4章【仕事のやり方】手を動かせ
第5章【人間関係のつくり方】
第6章【生き方】熱狂せよ
この本が、あなたを変える!
箕輪厚介さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
■メルマガ版も好評配信中■
ブログ版とは構成を変えてお届けしています!
ぜひ購読登録してください(^^)
登録はこちらから
■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!
■応援お願いします!■
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
コメント
-
2018年 9月 17日
-
2018年 9月 26日
-
2018年 10月 03日
この記事へのコメントはありません。