【書評:1273冊目】「つらいのに頼れない」が消える本(吉田穂波)

【頼られると、嬉しいですよね?】
医師・吉田穂波氏が、「つらいのに頼れない」が消える方法として、受援力を身につけることを提唱する一冊。頼り、頼られる、そんな信頼関係が自然と身につくトレーニングをぜひ。

■この本の紹介文

頼られるのは、嬉しい気持ちになる。
でも、頼ることは苦手かも?に、なっていませんか?

 

本書は、頼ることが苦手でなにかと溜めこんでしまう人に向けて、助けを受け入れ人に頼る力である「受援力」を身につけることを提唱する一冊。

 

助けてほしいのに、うまく頼ることができない。
この歯がゆさは、あなたも経験したことがあるでしょう。

 

しかし、頼るべきときに頼れないことが続くと、こころに深刻なダメージを受けます。
自己否定や自己嫌悪に苛まれ、心身ともにエネルギーが枯渇してしまいます。

 

こうなる前に、「受援力」をしっかり蓄えておきましょう。
これが、本書のテーマです。

 

受援力とは、助けを求めて、助けを受ける心構えやスキルのことと定義されています。
簡単にいうならば、「人に頼る力」ということです。

 

人は、この受援力の塊となって生まれてきます。
生まれたての赤ちゃんは、まさしく頼らないと生きていけませんよね。

 

ところが、成長するに従って受援力はどんどん削がれてしまいます。
「自分ひとりでやってみなさい!」「人にばかり頼るな!」「人に甘えるな!」などという言葉とともに・・・。

 

こうした積み重ねがボディーブローのように効いてしまう。
結果、発揮すべきときに受援力を発揮できない状態になるのです。

 

本書は、この凝り固まった状態を揉みほぐすように進んでいきます。
そして緩んできたところに、受援力を呼び覚ます有効な方法をそっと教えてくれます。

 

人は、頼られるのを待っています。
受援力をもって、力になってもらいましょう!

 

◆頼ることは恥ずかしいことじゃない!

■本がわかる!15の要約ポイント

困っている自分がSOSを出せないことで、周りの人の「人の役に立ちたい気持ち」が活かされず、「助け合い」の機会が奪われてしまっているとしたら、とてももったいないと思いませんか?

 

自分の弱みを見せ、まず自分から相手を頼ることで「あなたを信頼している」と伝えられる、それが受援力です。

 

●頼られる側の3つのメリット
①自己肯定感がアップする
②承認欲求が満たされる
③心身の健康状態が向上する

 

一人でできることと他人に頼ることを見極め、お互いに助け合い、”全体にとって最もいい方法を選ぶ”という自立なのです。

 

逆境に対して柔軟に自分の対応を変えられる。
心の強さとは、そんなしなやかさにあるのです。

 

原始的な力である受援力を取り戻すためにやるべきことは、ただ一つ。
とてもシンプルな心がけだけで十分です。
それは、頼ることをポジティブにとらえ、受け入れることです。

 

好意は遠慮せず受け止め、素直に甘えることが、あなたの受援力を発揮する第一歩です。

 

●アサーティブネス(受援力の要となるスキル)の基本的な4つのステップ
①客観的な事実や状況を伝える
②自分の意見、考えを伝える
③具体的な提案をする
④相手が提案を受け入れなかった場合の、代案を示す

 

お願いをする際に一貫して心がけたいことは、相手への敬意と感謝の気持ちをしっかり持ち、それをあますことなく伝えることです。

 

自分の心に余裕がなくなる前に、ここで一度、自分がリフレッシュし、エネルギーをチャージできる物事をいくつかリストアップしておくことをおすすめします。

 

事前に「断られたらどうしよう」と不安に思うのではなく、断られたらこうしよう、と前向きにとらえることで、頼む勇気が湧いてきます。
頼みごとを断られたら、理由を分析してもっといい方法を見つければいいのです。

 

日々、気持ちよく頼り、頼られるための準備をすることも受援力の基盤です。

 

「最近、どう?何か困ったことはない?」
「自分のほうでも手伝えることがあったら言ってね」
などと相手を気遣うことも忘れないようにしましょう。
そうすることで、相手もまた、あなたに何かを頼みやすくなり、困ったときに助け合える関係を築くことができます。

 

●断り方の4つのポイント
①NOとは言わずに、まず真っ先に謝る
②断る理由を伝える
③代案を出す
④相手のことを考えているということを表現する

 

頼ることはつながること。
周囲の人と支え合うことで、日々の生活がほんの少し楽になり、互いの関係も深まります。
さらに、それは相手の力にもなります。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1273-1】「頼られるのは嬉しいことなんだ」ということを忘れない

【1273-2】自分がエネルギーをチャージできるコトを書き出す

【1273-3】気になっていることを月に1回思いつくままに書き出す

 

■ひと言まとめ

頼ってくれるのを、待っている。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】「つらいのに頼れない」が消える本
【著者名】吉田穂波著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2018/6/3
オススメ度★★★☆☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワード人間関係メンタル信用残高
【頁 数】173ページ
【目 次】
ウォーミングアップ
第1章 「頼ること」は自分と相手を幸せにする
第2章 なぜ、頼れないのか
第3章 実践トレーニングで受援力を身につける
第4章 受援力を発揮するための土壌をつくる

 

この本が、あなたを変える!

 

吉田穂波さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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【書評:1273冊目】「つらいのに頼れない」が消える本(吉田穂波)
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