【書評:1060冊目】サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術(宇都出雅巳)

【脳の使い方を学ぶと読書が変わる!】
トレスペクト教育研究所代表・宇都出雅巳氏が、『サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術』と題して、脳の力を活用して”集中”を読み出す読書術を解説する一冊。

■書籍の紹介文

本を読むとき。
あなたは「よし、読むか!」と気合いを入れていませんか?

 

本書は、集中しようとするほど読書に集中できないジレンマからの脱却を目指し、脳の2つの力を使った読書術を解説する一冊。

 

『本は集中して読むもの』
小学校の国語の授業から、我々に染みついている感覚です。

 

しかし、皆が経験して気づきます。
集中しようとするほど、読書に集中できないことを。

 

人は、無理矢理には集中できない生き物なのです。
ただ一方で、集中して読まなければ読書の効率が上がらないのも事実です。

 

小説など、物語が自然と集中を引き出してくれるものはいいです。
ですが、本書のような実用書を読む場合は、そうもいきません。

 

この本は、そんなジレンマから救い出す方法を教えてくれます。
頑張って集中して読もうと努力している人にこそ、読んでほしいオススメの一冊です。

 

◎ワーキングメモリ(作業記憶)
◎ウィルパワー(意志の力)

 

脳に備わっている、この2つの力を使います。
これらを使いこなせるようになると、集中して読書ができるようになっていきます。

 

読書はもっと力を抜いていいものなんだ。
読み進めるうちに、こう思えるようになるでしょう。

 

実践すべきことも、とてもシンプルにまとめられています。
何度も反復練習することで、脳に刺激がいき、2つの力を引き出すことができます。

 

いつも途中で止まってしまうから読書は苦手だ。
この意識を変えてくれる一冊です。

 

◆読書を、もっと気楽に気軽に。

サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術
宇都出雅巳 総合法令出版 2017-9-16
売上ランキング(公開時):50,908
Amazonで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

本、とりわけ紙の本は情報・知識をざっくりとすばやくつかむことに非常に優れたメディアなのです。
また、くり返し読むのに非常に適した形になっています。

 

タイトルや見出し、目次なども活用しながら、ざっくりと「飛ばし読み」しながら、しかも本の中を行ったり来たり「くり返し読み」していくのです。
本ならではの読み方であり、紙の本で最もその効果を発揮する読み方です。

 

ウィルパワー(意志力)が読書、そして集中読書術になぜ関係があるかというと、集中力高く読書を続けるためには、このウィルパワーをできるだけムダ遣いしないことがポイントになるからです。

 

読書においてワーキングメモリ(脳のメモ帳)を有効活用するカギは何か?
それはスバリ、無理に新しい知識や情報を詰め込まないことです。

 

いつでも読むということ

 

目次を活用することで読書を一気に楽にすることができます。

 

まずは本を開けられること、ページをめくることに慣れることです。

 

●集中して読み切る4つのポイント
(1)今すぐわかろうとせず読み進める
(2)「わからない」をエネルギーに変える
(3)「わからない」を好奇心に変える
(4)「わかった!」を積極的に集める

 

ほんの少しでもいいからその本を読み、それを「問いに変える」ことです。
タイトルでも見出しでも、好きなところでいいので、どこでも何かしら読む。
そして、読むなかで引っかかった言葉を使って、「○○って何だろう?」と問いに変えていく。
これによって、その本に対する集中力が高まるのです。

 

あなたが読書家として、本を速く読みつつ、しかも「わかったつもり」に陥らずに深く読めるようになるためには、この「無知の姿勢」、「自分は知らないかもしれない」という立場に立ち続けることが重要になります。

 

●実践!集中読書術 6つのステップ
ステップ1:すぐページをめくれる状態を作る
ステップ2:目次に何度も戻って言葉になじむ
ステップ3:まえがき・あとがきをざっくり読む
ステップ4:本文の見出しだけを見ていく
ステップ5:本文を積極的に飛ばして読む
ステップ6:止まらずに読み続ける

 

●実践!集中読書術 5つのコツ
(1)くり返し出てくる言葉を丸で囲む
(2)重要な言葉の意味や概念を丸で囲む
(3)意味が変わるところで線を引く
(4)内容を箇条書きや図解にする
(5)まとめの言葉を探して丸で囲む

 

この読書術は単に本をサクッと読むためだけの方法ではありません。
あなたの脳を鍛え、アウトプット力を高める読み方でもあるのです。

 

「部分」から「全体」に意識を持っていくためには、「具体」から「抽象」に移動するための「要するに?」「ひと言で言うと?」という問いを自分自身に投げかけることで可能になってきます。
これらを口ぐせにすることで、あなたは「部分」にハマりがちな意識を動かし、「全体」に移動させることができるのです。

 

ブログに何か記事を書くときに、読書をしていて自分が惹かれた本の一節を積極的に引用して、語り、書いていきましょう。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1060-1】目次や見出しで、全体像をつかむようにする

【1060-2】「わからない」状態を楽しむ

【1060-3】感銘を受けた文章をどんどん引用して使う

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術
【著者名】宇都出雅巳著者情報
出版社総合法令出版
【出版日】2017/9/16
オススメ度★★★★☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術脳科学インプット
【頁 数】256ページ
【目 次】
序章 スマホ時代に「本」を読むべき理由と読み方
第1章 ウィルパワーとワーキングメモリを使いこなす集中読書術
第2章 いつでもどこでも読み始められる読書のコツ
第3章 止まらずに読み終える人の本との向き合い方
第4章 「潜在記憶」と「本の難易度」を操り、集中力をキープする
第5章 実践! 集中読書術 6つのステップと5つのコツ
第6章 頭の回転を速め、アウトプット力を高めるために

 

この本が、あなたを変える!

サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術
宇都出雅巳 総合法令出版 2017-9-16
売上ランキング(公開時):50,908
Amazonで探す 楽天で探す

宇都出雅巳さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

▼書評ブロガーの読書術を公開中!

▼【聴いてね♪】書評ラジオ番組
「米山智裕のBook of the Week」

▼【仲間大募集中!】101年倶楽部

▼「いいね!」応援をありがとうございます!

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る