【シェア読書:489冊目】ストレスが消える朝1分の習慣(西多昌規)

【脳は毎朝、時差ボケする?】
精神科医・西多昌規氏が「生活習慣を変えてストレスを克服する」方法を、脳と体を冴えわたらせる朝1分の習慣としてまとめた一冊。朝疲れが残るのは「脳の時差ボケ」が原因だった?




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書籍情報
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【書籍名】ストレスが消える朝1分の習慣
【著者名】西多昌規
【出版社】フォレスト出版
【出版日】2015/2/7
【推薦度】★★☆☆☆
【頁 数】222ページ
【目 次】
第1章 一流の人は「朝1分の習慣」でストレスを消し、ハイパフォーマンスを実現する
第2章 スッキリ目覚める朝1分の習慣
第3章 ベッドから出た後の朝1分の習慣
第4章 朝1分でできる朝食の習慣
第5章 通勤中にできる朝1分の習慣
第6章 会社でできる朝1分の習慣
第7章 良質な睡眠を実現する夜1分の習慣


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本書を読む理由
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・最近ちょっと朝が辛いため

・「脳の時差ボケ」というキーワードに興味を持ったため

 

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本書から得たいもの
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・寝起き改善のヒント

・「脳の時差ボケ」解消法


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1分間紹介文
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寝起き。
スッキリ起きたときは、この上ない良い気分に満たされる。
ドンヨリ起きてしまったときは、一日憂鬱な気分で滅入る。

 

精神科医・西多昌規先生が著者。
日本アンチ・ドーピング機構審査員も務めるなど、アスリートの心理にも詳しい。

 

本書は「ストレス改善は寝起きにあり」と生活習慣の改善を提案する一冊。西多先生によれば、ストレスの問題は、体のリズムを崩すと起こると思えばいいとのこと。

 

そして、体のリズムの崩れは「脳の時差ボケ」により起きるといいます。人間の体内時計は、個人差はありますが24時間よりも数十分長いことが判明しているとのこと。この数十分のズレによって、「クヨクヨ」「イライラ」「疲れ」などのストレスになって現れるとのこと。

 

本書を通して「脳の時差ボケ」を整え方を学び、自分の能力を最大限に引き出すための医学的、科学的根拠がある「朝1分でできる習慣」を身につけ、ストレスフリーの生活を手に入れよう!!

 

ストレスが消える朝1分の習慣

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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問題は、脳と体に不調を引き起こす「悪いストレス」だ。これをできるだけ減らし、さらに「良いストレス」に変えていくことが重要なのだ

 

ストレスは「寝る、起きる」というリズムを崩すことで起こる

 

人間の体内時計は、個人差はあるが、24時間よりも数十分長い。つまり、人の脳は、毎朝「時差ボケ」を起こしている。このズレを整えれば「悪いストレス」が消え、能力を最大限に引き出せる

 

人間は、体温の変化とともに起きて、眠っている。目を覚まして、シャキッとするには、体を温めること

 

ベッドの中で、できる範囲で、手足や体幹を動かすことだ。手をグーパーする、腰を浮かせる、足をバタバタする、左右にゴロゴロ向きを変えるなど、子どもがダダをこねるような仕草が有効

 

さらに「あー、イヤだ!起きたくない!」と大きく声を出して言えば、声帯や口角の周りの筋肉も使うので、覚醒効果が高まる。モヤモヤを吐き出してスッキリする「カタルシス効果」も期待できる

 

窓際で生活できる環境を朝の習慣のベースにすること

 

交感神経を刺激するためには、温度のメリハリをつけること

 

なるべく起きて間もないうちに水分を補給しておくことだ。眠っている間にかく汗は、コップ1杯分程度だから、コップ1杯の水を飲めばいい。朝に飲む水は、胃腸にも目覚めのサインを送ってくれる

 

体内時計は、脳だけでなく、胃や肝臓など内臓や筋肉、皮膚など、人間の身体の細胞一つひとつにセットされている

 

レモンやグレープフルーツ、オレンジなど柑橘系の果物には、脳を目覚めさせる働きがある。ぜひ、朝に摂っておきたいものだ。特にレモンは、ビタミンCが多い健康的な食べ物

 

「○時には、家に帰る」「○時には、会社を出る」と、仕事の終わりをイメージする習慣をつけたほうがいい。そのほうが、1日の集中力が上がる

 

人間には、パーソナルスペースという、他人に近づかれると不快に感じる空間や距離がある。個人差はあるが、満員電車はこのパーソナルスペースを侵害される環境

 

「To Doリスト」を、朝作れば、一日のスケジュールがイメージしやすくなる。朝に少しだけ時間を取ってTo Doリストを作る、あるいは前日までにリストをチェックして、修正するのが理想的

 

「悪いストレス」を解消する習慣は色々ある。もちろん、いきなり全部はできないが、できれば、明日の朝から、一つでもいいから、気楽に始めてみて欲しい

 

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Take Action(実践ポイント)
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【15-0090】満員電車を避ける生活習慣にチャレンジする

 

【15-0089】朝は1日の終わりをイメージしてスタートする

 

【15-0088】寝起き、布団の中で身体を動かす

 

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今日の一言
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朝を制するものは、人生を制す!!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

今日は一日快調に過ごせたかな〜と満足な一日。
日頃の感謝を込めて、春らしい絵葉書を仕事帰りに購入♪
多少なりとも感謝の気持ちが伝われば嬉しいな(*^^*)

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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ストレスが消える朝1分の習慣

b489

西多昌規さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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01時間09分。
通勤電車がサクッと。

 



 

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