【書評:844冊目】GRIT やり抜く力(アンジェラ・ダックワース)

【才能で片づける前に】
ペンシルベニア大教授・アンジェラ・ダックワース氏が、成功するもっとも重要な要素は「GRIT(やり抜く力)」であると提起し、やり抜く力を磨く具体的なメソッドを指南する一冊。

■書籍の紹介文

自分には、やり抜く力がある!
自信をもっとそう言い切れますか?

 

本書は、成功者の共通点を科学的に研究して導き出された、成功のもっとも有効な要素である「GRIT(グリット)(=やり抜く力)」を磨く具体的なメソッドを指南する一冊。

 

「やり抜く力」は、つぎのように定義されています。
やり抜く力=情熱+粘り強さ

 

「情熱」とは、自分のもっとも重要な目標に対して、興味を持ち続け、ひたむきに取り組むこと。
「粘り強さ」とは、困難や挫折を味わってもあきらめずに努力を続けること。

 

結論から言うと、「やり抜く力」は誰にでもあります。
大丈夫です、安心してください。

 

ですが、現状に不満がある場合は「やり抜く力」が正しく発揮できていない可能性が高いです。
ぜひ、本書をつかって「カイゼン(改善)」していきましょう!

 

紹介されている「やり抜く力」を磨くメソッドは、科学的に導き出されたものです。
そのため再現性は高いですので、誰が実践しても効果を実感しやすいでしょう。

 

「カイゼン(改善)」や「七転び八起き」という言葉が生まれる日本。
自分に備わった「やり抜く力」を信じて、その力を解放しましょう!

 

◆著者TED:成功のカギは、やり抜く力

◆「やり抜く力」を呼び覚ませ!

GRIT やり抜く力
アンジェラ・ダックワース ダイヤモンド社 2016-9-9
売上ランキング(公開時):1,631
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

どんな分野であれ、大きな成功を収めた人たちには断固たる強い決意があり、それがふたつの形となって表れていた。
(1)並外れて粘り強く、努力家である
(2)自分に求められていることを良く理解している

 

天賦の才に対するえこひいきは、私たちのなかに潜んでいる偏見のひとつで、努力によって成功を収めた人のことも、「生まれつき才能があったから」と決めつけたり、華々しく活躍している人を見ては、すば抜けた才能に憧れたりする。

 

●2つの重要な公式
(1)才能×努力=スキル
(2)スキル×努力=達成

 

自分に対して「なぜ」を問いかけると、つねに「〜するため」という答えが見つかる。

 

さっさと見切りをつけるべき「重要度の低い目標」と、もっと粘り強く取り組むべき「重要度の高い目標」の違いをしっかりと認識するにつれて、「やり抜く力」は伸びていく。

 

●やり抜く力を強くする4ステップ
(1)興味
(2)練習
(3)目的
(4)希望

 

「interest(興味)」という言葉は、「異なる」という意味をもつラテン語の「interesse」から来ている。
つまり、「interesting(面白い)」というのは、言葉の由来からして「ほかとは異なる」という意味なのだ。
どうやら私たちは生まれつき「新しいもの好き」にできているらしい。

 

情熱に従って生きたいと思うのに、まだ「これだ」と思うものが見つかっていない人は、最初の最初から始める必要がある。
「発見」だ。
自分自身に簡単な質問をしてみよう。
「私はどんなことを考えるのが好きだろう?」
「いつのまにかよく考えているのはどんなこと?」
「私が本当に大切に思っているのはどんなこと?」
「私にとってもっとも重要なことは?」
「なにをしているときがいちばん楽しい?」
「これだけは耐えられないと思うことは?」

 

「カイゼン」(改善)は日本語で、頭打ち状態に陥らないための取り組みを意味する。
(略)
私は何十人もの「やり抜く力」の鉄人たちにインタビューを行ったが、その結果、誰もが「カイゼン」を行っていることがわかった。
ひとり残らず、全員だ。

 

●「目的」の意識を育む3つの提案
(1)いま自分のやっている仕事が、社会にとってどのように役立つかを考えてみよう
(2)いまの仕事がなるべく自分にとっていちばん大切な価値観につながるように、ささやかでも意義のある変化を起こしてみよう
(3)目的を持った生き方の手本となる人物(ロールモデル)からインスピレーションをもらおう

 

日本のことわざに「七転び八起き」というのがある。
私がもしタトゥーを入れるとしたら、この言葉を刻みたい。

 

私が「やり抜く力」の鉄人たちに行ったインタビューのなかでも、「来年までにはもっとうまくなりたい」と思ってがんばったことで、努力を続ければ結果が出ることを学んだ、というエピソードはたびたび出てきた。

 

自分の「やり抜く力」を強化したいなら、「やり抜く力」の強い文化を見つけ、その一員となること。
あなたがリーダーの立場にあり、組織のメンバーの「やり抜く力」を強化したいなら、「やり抜く力」の強い文化をつくりだすことだ。

 

「自分はどんなに大きな逆境でも乗り越えられる人間だ」と思っていると、まさしくそれにふさわしい行動を取るようになる

 

「天才」とは「自分の全存在をかけて、たゆまぬ努力によって卓越性を究めること」と定義するなら、私の父は天才だ。
私も、コーツも天才だ。
そしてあなたにも同じ覚悟があれば、あなたも天才なのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【844-1】自分のやりたいことを、制限なく書き出してみる

【844-2】書き出した「やりたいこと」に、「なぜ?」をぶつける

【844-3】「なぜ?」の答えの中から、一番しっくりくるものを当面の目標に据える

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】GRIT やり抜く力
【著者名】アンジェラ・ダックワース
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2016/9/9
オススメ度★★★★★
こんな時に続ける力を身につけたいときに
キーワードマインド最高の自分習慣術
【頁 数】376ページ
【目 次】
第1章 「やり抜く力」の秘密
第2章 「才能」では成功できない
第3章 努力と才能の「達成の方程式」
第4章 あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか?
第5章 「やり抜く力」は伸ばせる
第6章 「興味」を結びつける
第7章 成功する「練習」の法則
第8章 「目的」を見出す
第9章 この「希望」が背中を押す
第10章 「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法
第11章 「課外活動」を絶対にすべし
第12章 まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう
第13章 最後に

 

この本が、あなたを変える!

GRIT やり抜く力
アンジェラ・ダックワース ダイヤモンド社 2016-9-9
売上ランキング(公開時):1,631
Amazon Kindle 楽天

アンジェラ・ダックワースさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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【書評:844冊目】GRIT やり抜く力(アンジェラ・ダックワース)
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