【シェア読書:436冊目】リーダーの易経(竹村亞希子)

【リーダーこそ、易経を学ぼう!】
易経研究家・竹村亞希子氏が、難しいと敬遠される「易経」を誰にでも読める形にまとめた超入門書。自分の人生に照らし合せて対話することで、あなたの人生のこれからが見える?

■この本の紹介文

中国の古典「易経」。
どんな内容か、あなたはご存じですか?

 

本書は、中国古典の「易経」から、龍の成長物語「乾為天」を解説しながら、易経の教えをリーダーの役割について考える一冊。

 

帝王学の書とも称されるとおり、潜龍→見龍→乾てき→躍龍→飛龍→亢龍という6つの龍の成長過程は、そのままリーダー像に当てはまります。

 

リーダーとして、どうあるべきか、どう行動するべきか。
易経の話は、自分の生き方を問われているようで、背筋が伸びます。

 

大切なことは、大自然の原理原則に則ること。
その中で、自分を見失わず、自分を表現していけるのか。

 

具体的な身の処し方や智慧が、わかりやすく示されています。
自分を成長させるためにも、読んでおきたい一冊です。

 

◆易経の素晴らしい世界を知ろう!

■本がわかる!15の要約ポイント

易経は占いの書であると同時に、帝王学の書として、儒教の経典『四書五経』のトップに挙げられる経書

 

●易経:6段階の変遷を表す龍
第一段階:潜龍(せんりゅう)
第二段階:見龍(けんりゅう)
第三段階:乾てき(けんてき)
第四段階:躍龍(やくりゅう)
第五段階:飛龍(ひりゅう)
第六段階:亢龍(こうりゅう)

 

潜龍時代に最も大切なことは、しっかりとして、抜きがたい、ぐらつかない志を打ち立てることです。
「確乎不抜(かっこふばつ)」とは、すべては志から始まるのだから、しっかりとした志がなくては何も始まらないということを教えています。
厳しくいえば、志がなければ、この後の成長はありません。

 

見龍の段階で最も重要な課題は、「基本の型」をつくることです。
見て、真似る、受け容れる、聞き従う、これが見龍の時にすべきことです。
それ以上のことをする必要はありません。
師が教えることをひたすら繰り返し真似て覚える。
そうやって、見龍はまず社会での立ち方、歩み方の基本を学ぶ必要があるのです。

 

「乾てきは反復の道なり」と易経は教えています。
毎日毎日、反復することでプロとしての自覚が芽生えてきます。
そして、引き受けたことをきちんとやり遂げていく中で、問題意識や、問題を発見する能力が高まります。
そして、次にはより確かな仕組みをさらに工夫するようになります。
繰り返し反復することで、必ず技の創出へと到達することができると教えています。
ここでようやくプロとしての水準に達するのです。

 

躍龍は飛龍になるためのシミュレーションをしながら、機が熟すのを待つ時です。
シミュレーションとはいっても、リハーサルではありません。
乾てきの段階では失敗に学ぶことができましたが、ここでは失敗は許されないのです。
まちがいなく成し遂げるための機を観る、本番さながらの真剣な訓練ですから、集中力と緊張感がともないます。

 

飛龍は雲を引き連れて、社会を潤し、人々が喜び、成長していくような働きをしていきます。
雲とは、リーダーに従う人々、会社組織でいうと従業員です。
飛龍がその時の機を捉えると、雲が雨を降らせて、社会を循環させていきます。
(中略)
飛龍の時代は勢いのある華やかな時代です。
いわば飛龍は台風の目のような存在で必要なものが吸い寄せられるように集まってきます。
飛龍のもとには、必要な時に最適なものが向こうから飛び込んできて、自分が気付かないことまで揃ってくるのです。

 

亢龍の「亢」は、高ぶるという意味で、驕り高ぶった龍ということです。
龍の顎の下には逆鱗がありますから、リーダーが権力を誇示して、人の意見に耳を傾けなくなると、従う人たちは逆鱗に触れたくなくて、本当のことをいわず、近付いてこなくなります。

 

リーダーが学ぶべき原理原則とは大自然の変化の法則です。
それは春夏秋冬、朝昼晩のめぐりであり、火は上に燃え上がり、水は下に向かって流れるという、誰もが知っている当たり前のことです。
しかし、ここに人としての生き方、社会の道理の根本があると教えています。
易経はこの原理原則に学び、それに則る者しか龍にはなれないといいます。

 

それが良い変化であれ、悪い変化であれ、変化こそが私たちの成長の糧

 

「型がある人間が型を破ると型破り、型がない人間が型を破ったら形無しだ」(無着成恭)

 

仕事においての技を身に付けるためにも、「なぜ失敗したのか、どうして成功したのか」と、考える癖を付けることが大切

 

兆しを観るのは、霊感、直感ではなく、「直観」

 

幸福を全部、享受しない、むさぼらない。
あとに残して取り尽くさない。
また、人に分け与え、譲り、たまには損をしたり、負けたりするということです。
そして順風満帆な時ほど、わざと不足をつくり出すよう、「惜福(せきふく)の工夫」をしなさい

 

春夏秋冬、必ず始まりと終わりがあります。
易経は、この終わりがあるということが、何とありがたいことかと教えています。
飛龍になると、自分がいなくなった組織を想像することや、地位を失った自分のことなど、考えたくもありません。
しかし、人生の終わりを受け容れた時、はじめて自分の役割を本気で認識できるのです。
そして龍の滞空時間も、終わりを知ると、さらに長ずることができるのです。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【436-1】本書を一年に一回は読み、その時の自分と対話する

【436-2】変化を大切にする

【436-3】季節ごとの自然を感じる機会を設ける

 

■ひと言まとめ

人間も自然のルールによって生かされている。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】リーダーの易経「兆し」を察知する力をきたえる
【著者名】竹村亞希子
出版社KADOKAWA
【出版日】2014/7/10
オススメ度★★★★★
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー哲学生き方
【頁 数】223ページ
【目 次】
第一章 潜龍から乾てき
第二章 躍龍から亢龍
第三章 リーダーの原理原則
第四章 志を抱き、原理原則の型を学ぶ
第五章 反復継続する
第六章 昇り龍になって天を飛翔する
第七章 龍は、昇りつめて落ちていく

 

この本が、あなたを変える!

 

竹村亞希子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

ここまで読んで、ちょっと目が疲れたなと思ったらこちらを!!

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