- 2014-11-15
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- ★★★☆☆, 岡田斗司夫, 明日の仕事力を磨きたいときに
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【就職することが働くことですか?】「評価経済社会」の到来を予言した評論家・岡田斗司夫氏が、日本人は何をそんなに働くことに悩んでいるのだろう?と問いかけ、未来の働き方のヒントをあなたに投げかける一冊
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■書籍情報
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【書籍名】僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない
【著者名】岡田斗司夫
【出版社】PHP研究所
【出版日】2014/10/16
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
第1章 もう就職できないかもしれない
第2章 でも、そんなにお金は必要なのか?
第3章 お金は動かなくても経済はまわる
第4章 「お手伝い」という働き方
第5章 最後は「いい人」が生き残る
終章 あらためて就職を考えよう
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■購入した目的
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・岡田さんの著者は、独自の視点と語り口でいつも楽しいため
・自分の今後の働き方の参考にするため
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■この本から得たい学びとは?
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・今、働く現場に何が起きているのか
・「働く」と「就職」はイコールなのか
・20代の働くことに対する考え方
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■1分間紹介文
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「日本人は、いつから働くことにこんなに悩むようになったのか?」
こんな疑問から生まれた一冊。
「評価経済社会」の到来を予言した評論家・岡田斗司夫氏が、未来を考え、準備を進める人とそうでない人の「未来格差」が広がっていると説く。
未来で生き残るには、コンテンツ(能力)、コミュニティ(人間関係)、キャラクター(人柄)の「3つのC」が必要。そして、3つのCを活かし「就職」ではなく「お手伝い」をする。
報酬があるものから持ち出しのあるものまで、何十個もの仕事を同時にこなす。
これが未来の「安定」へのキーワード。
未来へと視点を向ける、前向きにさせてくれる一冊。
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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「食うため」にお金が必要。ほんとうでしょうか?考えずに即答してください。あなたは収入の何パーセントを「食うため」に使っていますか?
もらったものは、そのストーリーを他人に語れる
自分でお金を払って買ったものは「いくらで買ったか」しかありません。せいぜい「どこで買ったか」。銀座で買った、ドンキで買ったとか
だれかの心に覚えてもらえる。ストーリーの一部になる。これを「ミーム」(知伝子)と呼びます
お金を稼いで切符を買って行くのでは、すべて自分一人きりの問題解決にしかならない。でも、「だれか私を東京に連れていってください」と発言すると、それは「みんなの問題」になる
「だれかの世話をするためにお金を使うこと」これこそ稼ぐ動機、お金が必要な理由の本質ではないか
「夫婦だからいっしょに住む」という関係まで変化しています。
いっしょに住みたいから住む。便利だからいっしょに住む。こうした「そのときの気持ち優先」が僕たちのあこがれになりつつある
いまや「かわいげ」は、ビジネススキルや資格よりも「生き残り戦略」にとってずっと重要な要素になりつつあります
タダで出まわっているのは「いちばんいいお米」。売られているのは「次にいいお米」。だれでも、身内に配るものにいちばんいいものをまわします
優位なのは「有益なつながり」が多い人。すなわち「評価の高い人」
「単職」から「多職」へ
(1)まずは、いろんなお手伝いをさせる。
(2)そのうち、お手伝いをほかの人にまわせるようにする。
新しい時代の子育ては、この二つのステップを踏むべきでしょう
「宵越しのほめはもたない」。こんな感じでがんばっていると、そのうち、逆にほめられるようになります
「ほめ」は評価経済の最小単位
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■Take Action(効果が見込まれる実践ポイント)
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●自分が今抱えている問題を書き出す
●その問題を、自分だけでなく、みんなの問題にできないか考える
●「有益なつながり」を意識して人間関係を構築する
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■今日の一言
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仕事とそれ以外と分けないことが、未来へのカギ!
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
今日はバタバタした1日、早めに休みます。
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
感謝!米山智裕
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■今回紹介した本
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僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない
岡田斗司夫さん、楽しい一冊をありがとうございます\(^0^)/
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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