【癖を制すものは人生を制す】
心理学者・伊東明氏が、悪いクセを良いクセに変えれば人生も変わるとし、38個の改癖術のコツを提示した一冊。癖が人生におよぼす影響の秘密を知り、人生を良い方向に持っていこう!
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■1分間紹介文
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本日ご紹介するのは、「癖」に関する一冊。
著者は、伊東明さん。
心理学者でベストセラー作家としてご活躍されている方です。
本書は、悪い癖を治す方法を36個のコツとしてまとめた一冊。
あなたの直した癖が、あなたもビックリするほど鮮やかに消してくれる。
誰にだって癖はあります。
治したいと悩むものから、治した方がいいとも気づかない癖まで、癖とは非常にやっかいな存在。
自分の癖と向き合うセラピーを、受けてみませんか?
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■本がわかる!15の要約ポイント
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人生は、クセの積み重ねで決まる。
「良いクセ」で成功している人もいるが、大半は無意識にくり返している「悪いクセ」によって、人生に多大な損をもたらしている。
人の行動は「A・B・C」でできている。
「A」は、「Antecedent」すなわち「先行条件」
「B」は、「Behavior」すなわち「行動」
「C」は、「Consequence」すなわち「結果」
自分の人生を変えたいなら、無意識の大切さに気付くことだ。
そして、自分のクセを改めることだ。
「悪いクセ」を「良いクセ」に改める「改癖」こそが「人生の分かれ道」になるのだ。
改癖の一歩は「話し方のクセ」を変えることだ。
理由は、効果が一目瞭然で分かるからだ。
また、いつでもどこでも練習できるから、周囲に学ぶチャンスが多いからだ。
話し方のクセでありがちなのが「えー」「あのー」「そのー」という口グセだ。
1回「えー」と言うたびに、話している内容に対する“信頼感”は1ポイントずつ落ちていくと思ったほうがいい。
目をそらすクセのある人は、自分に自信がないのだ。
人は「不安」や「緊張」を感じると、人の視線を避けようとする。
ただ、内面から自分を変えるには、かなりの時間と労力と覚悟が必要だ。
(目をそらすクセの当面に対処策として)会話の最初と最後には、しっかり相手の目を捉えることだ。
3秒の感覚がつかめたら、視線をキョロキョロしないようにする。
いい人間関係を築く大前提は、自分から壁を作らないこと、そして心を開くことだ。
これに反するクセが「腕組み」だ。
腕組みは「あなたに警戒心を持っている」というサインなのだ。
自分から話しかけないことも人に壁を作ることと同じだ。
「何を話すか」より「話しかける」という行為そのものが重要なのだ。
他愛のない会話のキャッチボールを1回するだけで、握手1回分ぐらいの効果があるのだ。
他人を決めつけることも、自分を決めつけることも決してやってはいけないことだ。
同じレッテルを貼るなら、ぜひプラスのレッテルを貼ってほしい。
人生の道筋を決めてしまうほど重要なセルフイメージを簡単に高めることができるのが「名前を大きく書く」というクセなのだ。
「今、とても幸せです」と、嘘でもいいから宣言するべきだ。
すると、自分が幸せであることの理由が思いつきやすくなる。
「健康で、家族に恵まれ、仕事がある」と、幸せを実感できるのだ。
1日1つでいいから、何か一つ、改癖することに挑戦してみてほしい。
たとえば、今日一日は人の意見に必ず「なるほど」と返してみる。
明日は同じクセに挑戦してもいいし、他のクセを試してもいい。
このうれしいクセの特性を、自分が幸せになるために賢く利用して欲しい。
幸せグセを身につけて、人生のすべてにおいて、幸せと成功を手に入れることを願っている。
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■これをやろう!3つの実践ポイント
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【117-1】「自分は今幸せだ」と常に意識する
【117-2】治したいと思う癖を書き出す
【117-3】1日1個、改癖の行動をする
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■今回のまとめ
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ローマは一日にしてならず。
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】改癖術 クセを変えれば人生も変わる
【著者名】伊東明
【出版社】マガジンハウス
【出版日】2011/3/10
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】習慣術、心理学、行動科学
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 なぜクセを変えると人生まで変わるのか
第2章 「話す」改癖
第3章 「接する」改癖
第4章 「考える」改癖
第5章 「生きる」改癖
伊東明さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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