【今日の5分が、未来の身体をつくる!】
ボディデザイナー・森俊憲氏が、『読む筋トレ』と題して、信条とする「誰でも理想の体型になれる」を実現させる、1日5分から効果を実感できる筋トレメソッドを解説する一冊。
■書籍の紹介文
鏡の前で目を閉じてください。
あなたが理想とする体型はどんな体型ですか?
目を開けてください。
鏡に映るあなたの体型は理想と比べてどうですか?
本書は、日常のスキマ時間を活用した筋トレメソッドを解説しながら、ボディデザイン(体型管理)を通して自分に自信をつける方法を指南する一冊。
紙ベースですが、とても実用的なつくりになっています。
トレーニング法には、動画URLも付記されているのでとても実用的です。
特徴は、コストを掛けずに実践しやすいメニューばかりだということ。
自重(自分の体重を負荷に利用)を活用したメニューも豊富のため、器具を揃える必要もありません。
これは、著者が会社員時代に、時間とコストを掛けずに効率性を重視して考え出したメソッドだからです。
ジム通いはハードルが高いという人にとっては、まさに打ってつけの一冊です。
1日5分を捻出できない人はいないでしょう。
その5分を、理想の体型、未来の健康のために割けるかどうかが問われる一冊でもあります。
さらに、単なるトレーニングメニューのガイドにとどまりません。
筋トレを習慣することで生まれるメンタル的な効果にまで踏み込んで、1日5分を捻出する意義を説いていきます。
筋トレを通した自己啓発書。
そんなネーミングがピッタリな、オススメの一冊です。
◆身体をつくる。
読む筋トレ
森俊憲 扶桑社 2010-6-1
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
■【要約】15個の抜粋ポイント
人は、鍛えれば鍛えるほど『強くなる』。
そして、強くなれば強くなるほど『優しくなれる』。
ダイエットは引き算
ボディデザインは足し算
筋トレは、自分の力で自分自身を変えていく行動です。
自分の力で自分が変わることに気づくと、最高の喜びと充実感を味わえるのです。
自分の力で、毎日少しずつでもカラダに変化を感じることができれば、それは小さな成功体験になります。
それを繰り返していくと、潜在意識は大きくプラスに振れていきます。
その結果、自分を信じることができるようになり、自信を持てるようになる。
そして、自信は、新たな行動への大きな原動力につながっていきます。
自分を見つめるということは、自分に正直になる、自分らしさを貫くということでもあります。
そうやって突き詰めて見つけたことだけが、本当に「価値ある」目標になり、達成した時、本当の自己実現につながるのです。
多くの人が誤解していますが、毎回のワークアウトが100%である必要はないのです。
時間がないなら、ないなりのトレーニングをするだけで、カラダは確実に変化していきます。
どんな忙しい人でも、1日5分の時間が取れないことはないでしょう。
しかも、できる範囲でいい。
全力で頑張る必要もないのです。
これだけハードルが低いのですから、できないとは言わせません(笑)。
●人を没頭させる4つのヒント
1.その行為自体が、気持ちよい気分にさせてくれること
2.やればやるほど効果や完成度が高まることが保証されているもの
3.大きな見返りが期待できること
4.自分らしさを活かせるもの
あなたは、自分の美意識に応えていますか?
自分の美意識を意識すれば、本当の自分も見えてきます。
●目的を持ってカラダを鍛えることで起こる変化
1.生活にリズムが生まれる
2.健康になり、体つきが変わる
3.結果がでると自分が生まれる
4.次第に「こうすれば、こうなる」という感覚がつかめる
5.想いと結果のギャップが埋まり、無駄がなくなる
6.何事にも勇気と確信を持ってチャレンジできるようになる
7.その結果、また次の何かが生まれる
以後、6→7の繰り返し
「考える人」とは、目的意識が明確でゴールのために思考する人
「悩む人」とは、目的が不明確でゴールがぼやけているので、どこに向かって進めばいいのかわからない人
理想がない時、目標が見えない時、人は悩みます。
理想があり、目標が明確な時、人はその実現のために考えます。
■アブアイソメトリック
(やり方)
床に両肘とつま先をつけ、体を一直線に保つ。このままの姿勢で30秒間停止。
■下っ腹のたるみを引き締める「レッグレイズ」
(手順)
1.仰向けになり、両手を水平に広げる
2.両足の膝を伸ばしたまま、足の裏を天井に向けるように持ちあげていく
3.踵をゆっくりと、床スレスレまで下ろしていく。下腹に意識を集中して、ゆっくり上下に動作する
※10回を目安に行う
■わき腹を効果的に絞り込む「クロスチョップクランチ」
■割れた腹筋を目指す「レッグアップリフト」
■交渉事を優位に進める肩を作る「ダンベルラテラルレイズ」
■プレゼンの説得力を増す胸を作る「オルタネイトプッシュアップ」
■存在感をアピールできる背中を作る「二ーホールドクランチ」
■階段を颯爽と駆け上がる脚を作れ「ツイストランジ」
■ヒップアップで5cmの脚長効果「ヒップリフト」
ワークアウトを実践する際には、ただ機械的にメニューをこなすのではなく、自分なりにその目的や意義を考えながら行うことが大事です。
■【実践】3個の行動ポイント
【118-1】アブアイソメトリックを習慣化する
【118-2】レッグレイズを習慣化する
【118-3】理想の体型をイメージできる画像を見つけて壁に貼る
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】読む筋トレ
【著者名】森俊憲 ・ 著者情報
【出版社】扶桑社
【出版日】2010/6/1
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】健康法、ダイエット術、ヤル気
【頁 数】207ページ
【目 次】
序章 私の「ボディデザイン」体験
第1章 ボディデザインの時代とは?
第2章 本当の自分を取り戻せ
第3章 カラダ作りを“プロジェクト化”せよ
第4章 1日5分の筋トレで人生は劇的に変わる
第5章 ボディデザイン最前線
この本が、あなたを変える!
読む筋トレ
森俊憲 扶桑社 2010-6-1
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
森俊憲さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
■お知らせ
▼【聴いてね♪】書評ラジオ番組
「米山智裕のBook of the Week」
▼「いいね!」応援をありがとうございます!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。