【あなた次第で、できる部下にもできない部下にもなる!】人財育成家・沖本るり子氏が贈る、リーダーコミュニケーションを説いた一冊。部下ではなく、リーダーが変わることで全てのコミュニケーションが変わる!
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■書籍情報
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【書籍名】リーダーのコミュニケーションの教科書
【著者名】沖本るり子
【出版社】同文館出版
【出版日】2014/6/7
【推薦度】★★★★☆
【対象者】明日のリーダー力を磨きたいときに
【頁 数】208ページ
【目 次】
PART1 “できない部下”を“できる部下”に変える「リーダー」力
PART2 部下のやる気を育てる「観る」力
PART3 部下にきちんと伝わる「話す」力
PART4 部下が本音を話してくれる「聴く」力
PART5 自ら考える部下に育つ「質問」力
PART6 部下の行動力を高める「巻き込む」力
PART7 “期待以上”の成果を出す「職場改善」力
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■本書を読む理由
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沖本さんとご縁をいただいたので興味を持ったため
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■1分間紹介文
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本日ご紹介する一冊は
【相手が“期待以上”に動いてくれる! リーダーのコミュニケーションの教科書】
著者は、沖本るり子さん。
株式会社CHEERFUL代表取締役。「5分会議」を活用した人財育成家。
あなたへの質問です。
「あなたは、部下をどこまで理解しようとして、日々接していますか?」
本書は、リーダーコミュニケーションの専門家・沖本るり子さんが、人が育たない組織の根底にあるのは、「コミュニケーション不足」、あるいは「思い込みや勘違いによる誤ったコミュニケーション」にあるという視点から、「できない部下」を「できる部下」に変えるのは、リーダーのコミュニケーション次第であると説いた一冊。
リーダーにこそ必要な「話す・聴く・巻き込む」技術を解説し、相手の心に“伝わる”コミュニケーションについて学べます。
「この人のためにがんばろう! 」と言われるリーダーになるためのヒントをぜひ自分のものにしましょう!
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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あなたも、自分のことで精一杯になっていませんか?
部下が今、どれくらいの仕事量を抱えているのか、何の仕事に取り組んでいるのかを把握していれば、仕事の依頼の仕方は変わります。
部下のできていないことばかりを観るのではなく、部下の仕事のことも観ることです。
説明をするときは、相手が「わかりました!」という言葉を発しても鵜呑みにせず、解釈の違いがないかを確認しましょう。
人は、自分のことを理解してくれようとしない人には、なかなか心を開けないものです。
しかし、相手が自分のことを気にかけてくれていることがわかると、その人には心を開きます。
本当はどう思っているのか、何を考えているのかというのは、口にしなくても行動を通して伝わるものです。それには、日頃からの観察力が必要になります。
部下の気持ちは、顔の表情、目の動き、声のトーンなどから観ることができます。普段から言葉だけに頼りすぎないように、相手の気持ちも観るようにしましょう。
すべては話し手の責任です。聴き手が話を整理するのではなく、話し手が話を整理するのです。
あなたの伝えたいことが相手に伝わり、あなたの期待以上に動いてもらうためにも、「話す」力をもっと磨きましょう。
受け取る人(=聴き手)の容量は、渡す人(=話し手)に比べて、とても小さく軽いのだということを、理解しておきましょう。
「聴」という文字は「耳」に「+(プラス)」「目」と「心」と書きます。つまり、”目と心で聴く”ということ
部下に愚痴を聴かされるような、そんな最高の聴き上手を目指しましょう。
すると部下が裏表無く、あなたに何でも話してくれるようになります。
「どうしたいですか?」
「どのようにしましょうか?」
「どこでしますか?」
「いつからする?」
「次は何をしたらいい?」
このような「未来質問」で、意識を未来に持っていきます。
「未来質問」は、相手の可能性を引き出します。
「ここまでは、いいですね?」「ここまでは大丈夫ですね?」「これは理解してもらっていますか?」という確認の言葉を入れます。
●参加意識を高めるための会議活用術3つの仕掛け
(1)ホワイトボード(模造紙)の活用
(2)アジェンダ(議事進行表)の活用
(3)名札の活用
「言ってよかった」と部下に思わせること
あなたは、部下の特技、できること、できたことをどれだけ挙げられますか?
リーダーのコミュニケーション力は、部下に伝播します。リーダーのコミュニケーション力が、部下を変えていくのです。
ですから、よいお手本となるコミュニケーション力を、リーダーのあなたが部下に見せていってください。
あなたのコミュニケーション力を向上させることで、あなたもきっと、「あなたの部下でよかった」と言われるリーダーになることでしょう。
人生の質は、コミュニケーションの質で決まると私は信じています。
人生は、あなたのコミュニケーションのあり方次第で、いくらでも豊かにしていけるのです。
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■Take Action(実践ポイント)
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【380-1】相手と自分の解釈の違いを意識しコミュニケーションする
【380-2】「未来質問」を積極的に活用する
【380-3】相手と自分が違う、自分が変われることは自分から変わる意識を大事にする
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■今回のまとめ
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自分と相手は違う。
相手を理解しようとする姿勢を見せないと、相手の甲羅は固くなる。
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
今日で、お盆休みは概ね終了ですかね?
快適な通勤電車もまた明日から戻るのかな(^^;
あっという間に8月も残り少し。
悔いなく1日1日を生きよう!
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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沖本るり子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/
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■読了までの時間
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01時間03分
通勤時間にて。
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