【書評:136冊目】たくらむ技術(加地倫三)

【おもしろさは、常識の中から生まれる!】
テレビ朝日プロデューサー・加地倫三氏が、『たくらむ技術』と題して、ヒット企画誕生の裏に隠された”たくらみ”を通じて、おもしろい!を生み出す仕事術を伝授する一冊。

■書籍の紹介文

おもしろい!
仕事をしていて、こう感じる機会はありますか?

 

本書は、人気番組を生み出してきた裏にある「たくらみ」を明らかにしながら、「おもしろさ」を生む仕事術を伝授する一冊。

 

「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」。
この2つの番組を同時に手がけ、企画・演出・総括のすべてをこなすのが著者です。

 

過激さとリアルさで突き抜ける「ドッキリ」企画。
斬新さで突き抜ける「○○芸人」というくくり企画。

 

「次から次へと、よくもこんな企画を思いつくな〜」と驚かされます。
その秘訣を、”たくらみ”というキーワードで明らかにしたのが本書です。

 

アイデアの出し方から仕事への姿勢まで。
ヒットメーカーの思考とテクニックをまとめた意欲作です。

 

読んで感じたのは、どんなに突き抜けた企画も地道の積み重ねから生まれているということ。
「気配り」「さじ加減」といったものをとても大切にされているのが印象的です。

 

生み出すモノは違います。
しかし、その思考とテクニックは大いに参考になるモノです。

 

◆爆笑が生み出されるまで…

たくらむ技術
加地倫三 新潮社 2012-12-15
売上ランキング(公開時):71,591
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■【要約】15個の抜粋ポイント

作業をルーティーン化させないで、常にその本質を考えなければならない。

 

あえて「逆に」を考え、視野を広げるようにしています。

 

結局「超ド級」「大暴露」とやって、自らハードルを上げても、あまりいいことがない。

 

判断をする上で大切なことの1つは、「違和感を持ったらやめる」という選択肢を持っておくこと。

 

「損する人」を作らない

 

生死や病気というテーマは、それ自体がドラマチックな要素を含んでいるので、ある意味では番組にしやすいという面もあります。
でも、だからこそ安易に商売に利用するようなことはしてはいけないのです。

 

まだ悩む段階ではないのに悩んでいる人、悩むタイミングが分かっていない人は仕事が遅くなります。

 

自分の意見を聞いてもらうためには、憎まれないようにすることが大事

 

ホメ上手はポイントを絞る

 

自動的にチャンスが降ってくるような環境にいると、それが当然だと思って、いつの間にか「もらい癖」がついてしまう。

 

常識がないと「面白さ」は作れない。

 

構成力とは、話をどういう順番にすれば面白いかが分かっているということ。

 

表現力とは、どういうふうに見せれば面白さが伝わるかが分かっているということ。

 

あれが嫌だ、これはNGというようなことを言ってくるよりも、「こういうのに不慣れなので、みなさんぜひよろしくお願いします」というスタンスの人の方が、周囲のやる気も出ますし、その場の空気も良くなります。

 

「俺は、離れて立っているようなディレクターにはなりたくない」

 

■【実践】3個の行動ポイント

【136-1】普段、選択しないほうを選択してみる

【136-2】違和感を持ったらやめる

【136-3】憎まれないようにする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】たくらむ技術
【著者名】加地倫三
出版社新潮社
【出版日】2012/12/15
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード発想力働き方アイデア
【頁 数】205ページ
【目 次】
1…バカげた企みほど手間をかける
2…企画は自分の中にしかない
3…会議は短い方がいい
4…勝ち続けるために負けておく
5…文句や悪口にこそヒントがある
6…「イヤな気持ち」は排除する
7…計算だけで100点は取れない
8…マジメと迷走は紙一重
9…企画書を通すにはコツがある
10…かわいがられた方が絶対にトク
11…仕事は自分から取りに行け
12…常識がないと「面白さ」は作れない
13…芸人は何を企んでいるのか
14…「企み」は仲間と共に

 

この本が、あなたを変える!

たくらむ技術
加地倫三 新潮社 2012-12-15
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加地倫三さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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