【時代に合わせた新たなフリーランス像】
伝える力【話す・書く】研究所所長・山口拓朗氏が、『NEWフリーランスの稼ぎ方』と題して、新たなフリーランス像を示しながら、長期的に稼ぐ力をつける方法を指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
明日からフリーランスになる。
もしものとき、あなたはなにで稼ぎますか?
本書は、時代の変革に適応した新たなフリーランス像を提示しながら、自分の力で人生の可能性と選択肢を広げ、長期的に稼ぐ力をつける方法を指南する一冊。
著者が示す新たなフリーランス像「NEWフリーランス」。
それは、「仕事を請け負う」+「CtoC型サービスを提供する」のハイブリッド型フリーランスを指します。
なぜ、これからの時代はハイブリッド型なのか。
自身の経験、実際の事例などを交えながら、全体像から身につけるべきことまでをテンポよくまとめ上げています。
まずは、P.31の表から目を通してみてください。
そのうえで、「NEWフリーランス」を目指せるなら目指したい!とおもえれば、全体を読みましょう。
あたりまえですが、働き方は人それぞれです。
会社員として働くのが幸せな人もいれば、個人の責任で自由に働くのが性に合っている人もいます。
そんななかで残念なのは、「自分には無理だ」と勝手に可能性を狭めてしまうことです。
何事もやってみなければ、どう転ぶかはわかりません。
現状を脇に置き、本当はどうしたいかをじっくり考えてみる。
そのうえで、きっぱり「NO!」といえないのなら、それはチャレンジしてみるべきことです。
時代は変化し、個人のチャレンジを後押しする環境がどんどん整えられています。
言い換えれば、やらない”言い訳”をしにくくなっています。
著者が示す「NEWフリーランス」という働き方(稼ぎ方)。
「自分が目指すのはこれじゃない!」と断言できないのなら、チャレンジできる時代なのです。
長期的に力をつけていくノウハウは本書に書かれています。
あとは、覚悟をもって行動するかどうか、そして、学びながら継続できるかどうかです。
◆人生の可能性を広げよう。
NEWフリーランスの稼ぎ方
山口拓朗 明日香出版社 2020-11-13
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■【要約】15個の抜粋ポイント
NEWフリーランスとは、「仕事を請け負う」+「CtoC型サービスを提供する」のハイブリッド型です。
フリーランスという箱には「人に買ってもらえる専門性とスキル」で「そう簡単にほかの人に代替されないもの」を入れておく必要があります。
●フリーランスとして働く7つのメリット
①「時間」が自由になる
②「通勤」から解放される
③「場所」が自由になる
④「仕事」を選べる
⑤「人間関係」から自由になる
⑥高い収入が期待できる
⑦自分の人生の舵を自分で取る
業種の違いはあれ、基本的にフリーランスの営業プロセスは同じです。
①自分が仕事をしたいと思う会社をリストアップする
②営業ツール(営業資料)を用意する
③①でリストアップした会社にアポ取りの電話をかける(またはメールをする)
④アポをもらった会社に出向いて営業する
仕事の依頼主とフリーランスの立場はあくまでも対等です。
仕事を受ける段階で報酬額を確認することは、請負契約上も当然のことです。
プラットフォームを利用するのであれば「経験のため」および「腕磨きのため」と割り切ることが大切です。
フリーランスとしての基本的な筋肉をつけたうえでNEWフリーランスとして舵を切る。
そんなイメージを持ちましょう。
フリーランスにとって理想の状況は、スポット(単発)の仕事が常に舞い込む繁盛店をつくることです。
少数の上客に支えられているお店ではなく、店前に行列をつくらせることが肝心です。
NEWフリーランスが提供するサービスの「稼ぐ力」を数値化するなら、シンプルに「サービス力+アナウンス力+ブランド力」で表せます。
「自分より後ろを歩いている人」に教えればいい。
教える仕事に二の足を踏む人には、この言葉を贈りたいと思います。
魅力的なサービスメニューを開発するうえで欠かせない情報の洗い出しです。
①ターゲットは?
②ターゲットの課題は?
③その悩みに対して、あなたが提供する処方箋は?
④その処方箋によって、ターゲットが手に入れる幸せな未来は?
⑤あなたが、そのターゲットに選ばれる理由は?
ブランドがつくられていく過程においても、誰かのためになる「貢献の投稿」をしていれば、「この人に相談したい」「この人のところで学びたい」という人は増えていきます。
NEWフリーランスにとって重要な活動方針のひとつが「自分の市場価値を高める」です。
「安さ」を売りにするポジショニングでは、むしろ市場価値を低めてしまう恐れがあります。
貢献の投稿をし続けることで、あなたの「信用貯金」は貯まり、ファンが増えていきます。
もちろん、獲得したファンは、あなたが提供するサービスの「見込み客」でもあります。
「貢献の投稿→ファン増加→サービス購入」この流れを生み出すことがNEWフリーランスにとって肝要です。
「一貫性」と「継続性」がなければ、信頼や安心を感じてもらうことができません。
今の時代「書けない人=仕事ができない人」というモノサシも存在します。
専門性やスキルに磨きをかけることや、上質のサービスを用意することも大事ですが、それと同じくらい、文章を書いて人に伝えるデリバリースキルは重要です。
■【実践】3個の行動ポイント
【1775-1】人に買ってもらえる「専門性」と「スキル」を書き出してみる
【1775-2】誰かのためになる「貢献の投稿」を意識して行う
【1775-3】「一貫性」と「継続性」を意識して、SNS運用をする
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】NEWフリーランスの稼ぎ方
【著者名】山口拓朗 ・ 著者情報
【出版社】明日香出版社
【出版日】2020/11/13
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】稼ぐ力を身につけたいときに
【キーワード】フリーランス、稼ぐ力、情報発信
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 フリーランスで稼ぐ時代がやってきた
第2章 まずは「請負仕事」で地固めをする
第3章 高く売れるサービス(商品)をつくる
第4章 稼ぐためのSNSの利用法
第5章 情報発信の効果を最大化するための文章術
この本が、あなたを変える!
NEWフリーランスの稼ぎ方
山口拓朗 明日香出版社 2020-11-13
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山口拓朗さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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