【書評:1774冊目】日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと(ルース・マリー・ジャーマン)

【日本人の良さを強みに!】
実業家/ルース・マリー・ジャーマン氏が、『日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと』と題して、日本の良さをもっと世界に知らせてほしいと提起し、気づくべき日本の良さを贈る一冊。

■書籍の紹介文

海外に誇る日本の良さ。
どんなものを誇りたいですか?

 

本書は、ボーダレス化が進んでいる今だからこそ、日本的な精神と美徳を忘れずに世界へシェアしてほしいと語り、世界に誇ってほしい日本の良さを贈る一冊。

 

海外の文化を美化するのに、日本の文化は卑下する。
なぜか、日本人にはこうした傾向をもっているようにおもいます。

 

だからか、日本的な精神や美徳が世界から称賛されているといわれても、いまいちピンときません。
このことを日本人らしいと語りながらも、とてももったいないと著者は指摘します。

 

30年以上の日本在住経験をもつ著者が、いまこそ自信をもってほしい”日本の良さ”を語ります。
そのうえで、ひとりでも多くの日本人がそれを自覚し、世界に向けて誇ってほしいと訴えます。

 

普段は謙遜するのに、こうした本を読むとなんでか元気が湧いてくる。
日本人って、つくづく天邪鬼なのかなとおもってしまいます。。

 

自分の生まれ育った国を誇れないと、やはり寂しいですよね。
誇るためには、しっかりと日本の良さを自覚して理解する必要があります。

 

とはいえ、自分(日本人)の良さは自分で自覚しにくいもの。
著者の”褒め”の力を借りて、自分の良さに気づきましょう。

 

◆日本の良さを世界へ。

日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと
ルース・マリー・ジャーマン
あさ出版 2018-11-22
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■【要約】15個の抜粋ポイント

この家で私は、母親の思いやり、努力、ケアによって、本物の家族ができることを学んだのです。
アイラブユーと口で言うのは簡単です。
しかし、日々の「行動」を通してその「愛」を示すのは至難の業です。
私はアイラブユーとすぐに家族に言いがちですが、彼女から学んだ、「愛を本物にするための行動と姿勢」を、一生忘れないように、宝物にしています。

 

私が日本文化のなかで特に尊敬しているのは、感謝の気持ちを表す表現がゆたかであることです。

 

「みんなで(共生)」をベースに生活していると、相手を絶えず視野に入れて意識することが自然にできます。
日本人の「共生の心」を理解すると、不思議なことに、どの国の人々も、自分たちの生活習慣のなかに取り入れ始めます。
こうした美しい習慣は、世界から見てもとても学びになるのです。
”地球の共生”の教科書といえるでしょう。

 

ほんとうは日本人は、決して控えめなわけではないことがだんだんとわかってきました。
日本人のこうした発言の奥には、「まだまだ感」があることに気づいたのです。
何をやっても、いくつになっても、日本の人たちは「自分はまだまだ頑張る」という積極的な意識をもっています。

 

「ナンバーワン」をあえて主張したがらない日本人の気持ちに共感する人が世界中にいますし、日本人のみなさんは「アピール上手にならなきゃ!」とプレッシャーを感じる必要はありません。
目立たないこともすてきな美徳であることをぜひとも自負し、自信をもっていただきたいです。

 

清潔感へのこだわりは、日本人ほぼ全員が共有している「気遣いやおもてなし」の精神です。
日本の誇るべきものは、伝統や歴史だけでなく、あらゆる場所で習慣化した「清潔な気遣い」と、「衛生的なおもてなし」なのです。

 

日本人は、非常に「ほめられ下手」です。
しかし私は、この「ほめられ下手」なところが、むしろ、日本人の大切な長所だと思っています。
”威張らない日本人””調子に乗らない日本人”が、私の目から見て、とても美しく映るのです。

 

海外にはなく、日本にある「何か」を自覚することが、日本のみなさんにとって大切な作業なのかもしれません。

 

日本人には相手のことを考えて行動する気質があります。
ビジネスの場では、お客さまのことを何よりも優先して考えます。
まわりに理解されなくても、日本のやり方を貫くことがお客さまのためになる。
そんなふうに、相手のことを思えば力が湧いてくるのが日本人だと、私は信じています。

 

現実を受け入れる勇気。
つらい人生と向き合える力。
災害後に黙々と片付けを始める日本人、水汲みを待つ綺麗な行列、避難所で指揮をとる高校生。
苦難の多い人生であっても、日本人がもつ現実に対する姿勢、冷静さは逆境で対応するなかでの意図的な選択だと思います。
それを選ぶための度胸があります。

 

私は日本人に「mature」を感じます。
また、日本ほど「civilized」な国は少ないとも思います。
賢明で分別があり、成熟していることを、英語では「mature」といいます。
「civilized」とは、「礼儀正しい、教養のある、洗練された、常識的な」という意味です。

 

日本のみなさんも、日本人が大切にしていることの基準を下げずに維持してください。

 

時間をかけて信頼関係をつくり、それを壊さないように慎重にビジネスを積み重ね、ベストを尽くす日本企業のやり方は、ビジネスの原点ともいえる、「best practice(最善の方法)」なのです。
他国の経営者のなかには、「日本企業の奥ゆかしいやり方こそが、じつはベストファーストステップだ」と認識し、その手法に学ぼうという企業もあります。

 

相手から異なる文化や習慣を学び、受け入れること。
そして、相手に自分たち日本の文化、習慣を受け入れてもらうこと。
この両面を意識して実践することができれば、日本はよりいっそう、深みのあるゆたかな魅力ある国として、世界に存在をアピールできるに違いありません。

 

問題点を発見する能力に長けた日本人の特性は生かしつつ、これまであまり目を向けてこなかった「可能性を探り当てる力」の重要性を認めることができれば、国際社会において日本人はパワーを示すことができるようになるでしょう。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1774-1】日本史を学ぶ

【1774-2】日本文化に触れる機会を持つ

【1774-3】国内を旅して日本の良さは体感する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと
【著者名】ルース・マリー・ジャーマン著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2018/11/22
オススメ度★★★☆☆
こんな時に生き方に迷ったときに
キーワード社会グローバル考える
【頁 数】216ページ
【目 次】
序章 「日本人探求」への旅立ち
第1章 世界の人に誇りたい日本人の精神
第2章 世界の人から尊敬される日本人の美意識
第3章 世界の人が驚く日本人の習慣
第4章 日本人が知らない日本人のほんとうの強さ
第5章 日本のビジネスはここがすごい!

 

この本が、あなたを変える!

日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと
ルース・マリー・ジャーマン
あさ出版 2018-11-22
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ルース・マリー・ジャーマンさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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