【書評:1262冊目】言葉の温度(馬場典子)

【言葉の心・技・体を整える】
フリーアナウンサー・馬場典子氏が、話し手の心の温かさの表れである「言葉の温度」を、冷まさずに聞き手の心に届ける方法を解説する一冊。言葉の心技体を整え、伝えるを伝わるに。

■この本の紹介文

「心のこもった言葉だ」
どんなときに、このように感じますか?

 

本書は、言葉が相手の心にきちんと届く”伝わるコミュニケーション”を身につける上で、プロの視点から大切にすべきポイントを、言葉の心・技・体に分けて解説する一冊。

 

「心のこもった言葉だ」と感じるのは、『心がこもっている』と感じたときです。
禅問答のようですが、こうなります。

 

すなわち、聞き手が話し手の心までを受け取ってくれた状態を指すということです。
話し手からみれば、「伝える内容+自分の心」を相手にきちんと届けられた状態です。

 

この状態こそが、”伝わるコミュニケーション”なのです。
本書では、”伝わるコミュニケーション”を身につけるために大切にすべきポイントを、心・技・体のパートに分けて細かく教えてくれます。

 

著者が、あたかもテレビ番組(古巣である日テレの「世界一受けたい授業」?)で喋っているような空気感を感じ、ストンッと頭に入ってくるのが心地よいです。
これも”伝わる”の一部なのかもしれませんね。

 

『言葉の温度は、コミュニケーションの〝総合力〟なのです。』
著者がこう言われるように、汎用性の高さを感じる一冊です。

 

◆「伝わる」で生きる。

■本がわかる!15の要約ポイント

(アナウンサーは、)
①不特定多数の人に届けるため、より分かりやすく、より正確に伝える力が
②一方通行だからこそ、聞き手に寄り添い、気持ちや立場を想像する力が
③時間が限られているから、言葉や内容を吟味して無駄を省き、メッセージ性を高める力が
求められ、鍛えられます。

 

心が、”どこを向いているか””どこを目指しているか”が重要です。
そこがズレていると、伝わるものも伝わりません。

 

寝転がると、自然と腹式呼吸になり、力まずに伸びやかな声が出る感覚を知ることができます。

 

声は、イメージするだけで、変えられるのです。
①笑顔で、楽しいことをイメージすると声が明るくなります。
②大きな会場で話すイメージや、遠くの壁にぶつけるようなイメージを持つと、大きな声が出やすくなります。
③ボールを下手から転がすイメージを持つと、ゆったりと優しい声になります。
④ボールを上から振りかぶって投げるイメージを持つと、声にパンチ力が出ます。
⑤胸元に世界一大きなダイヤモンドのネックレスをつけているイメージを持つと、自然と胸を張り、伸びやかで張りのある声になります。

 

話し方の基本となるナレーションの技術は、大きく分類すると、4つの要素があります。
①高低(音の高さ・低さ、抑揚)
②緩急(話すスピード、リズム)
③強弱(音の大きさ・小ささ)
④間

 

見たもの、感じたこと、思ったことを言葉にする”反射神経”を鍛えることが大切です。

 

●読書以外で語彙力を磨く方法
①あえて制限を設ける
②最初に浮かんだ言葉は捨てる
③手紙を書く

 

色・音・香り・味・感触など、五感に訴える具体的な情報を入れる

 

「何を言いたいか」「何を言えるか」より、「何を言うべきか」「何が求められているか」
仕事もプライベートも、すべての経験を通して、その判断基準を培っていくことが大切です。

 

①言葉を盛りすぎない
②オーバーリアクションしない
③自分に修飾語や評価をつけない
自分を表現するときは、なるべくドライにシンプルに。
修飾語や評価は他人に預けるほうが無難です。

 

言葉に振り回されず、なぜそんな言動になるのか、その奥にある相手の気持ちを想像し、理解することが最も大切です。

 

秘密を受け取ったら、秘密があること自体を知られないようにするのが、打ち明けてくれた人に対してはもちろん、秘密を知らない人たちに対しても、礼儀だと思います。

 

話を通したい、NOという返事を避けたい、というときがあります。
そんなときは、YES or NOではなく、YES or YESと聞いてみてはいかがでしょうか。

 

伝えたいことを、相手のアンテナに引っかかるキーワードや、1フレーズにまとめておきましょう。

 

「コミュニケーションにも絶対の正解はありません」

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1262-1】話すときは、”どこを向いているか””どこを目指しているか”を意識する

【1262-2】「何を言うべきか」「何が求められているか」を判断基準にする

【1262-3】相手を大切に思うように、自分を大切に思う

 

■ひと言まとめ

温かい言葉を、温かいうちに。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと
【著者名】馬場典子著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2018/7/6
オススメ度★★★☆☆
こんな時に伝える力を身につけたいときに
キーワード話し方伝える信用残高
【頁 数】231ページ
【目 次】
Part1 なぜアナウンサーの言葉は伝わるのか
Part2 「体」伝わる声を身につけよう
Part3 「技1」話し方を磨く
Part4 「技2」話し方を磨く
Part5 「心」伝え方を磨く
Part6 受信力を高めるヒント
Part7 シチュエーション別 伝え方のコツ

 

この本が、あなたを変える!

 

馬場典子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■お知らせ

■メルマガ版も好評配信中■
ブログ版とは構成を変えてお届けしています!
ぜひ購読登録してください(^^)
登録はこちらから

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:1262冊目】言葉の温度(馬場典子)
Author Rating
31star1star1stargraygray

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る