【部下も上司も、同じ人間なのだ!】
元スターバックスジャパンCEO・岩田松雄氏が、「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方を紹介する一冊。部下だった経験と部下をもった経験から語る、部下論!
誰かに頼られる。
どんなときでも、嬉しいものですよね?
本書は、「部下とは?」という部分を考えながら、上司に「引きあげたい」「君にまかせたい」と言わせる存在になるための、51の考え方を紹介する一冊。
頼られると嬉しいですし、やる気も湧いてきます。
「頼られる」「見てもらえている」というのは、仕事をする上でこの上ないモチベーションになります。
このモチベーションを、自分から行動することで獲得していこう。
これが、この本のメッセージです。
そのうえで、モチベーションを獲得するために有効な51の考え方が学べます。
この考え方を身につけるごとに、あなたの部下力も高まっていきます。
◆せっかくなら1番の部下を目指そう!
許せない失敗、心配な失敗もあります。
それは、ずるいことをやろうとしたり、だまそうと嘘をついたり、手を抜いたりしようとすること。
お客様を軽視したり、粗末に扱ったり、誰かのせいにしようとしたり。
こういうことがきっかけで失敗したら、信頼は地に落ちてしまいます。
いい話なのか、悪い話なのか、最初に言う。
メールを受け取ったら、到着確認メールを送る。
お客様の声は、上司でも否定できない。
何か伝えることがあるときには、事実やデータを積み上げて上司に伝える。
この意識を持っている部下は、信頼ができる。
さまざまな取引先がある中で、ファーストコールがもらえるほどの信頼関係が、お客様とできているか。
それは、部下の仕事力を知る重要な情報のひとつ。
同僚と情報共有するための報告書を、時に指示されなくても作ってみる。
あるいは、作る前提で訪問や出張に行く。
これは、仕事レベルを一段上げてくれると思います。
上司にとってありがたいのが、突発事態などが起きて、誰の仕事かわからないようなものが発生したときに、「私がやります」と言ってくれる人です。
ルールや仕組み、もっといえば、インフォーマルなシステムを、よく理解しておかないといけない。
上司が求めていないことをしても、実は意味がないわけです。
上司が大事にしていることに、フォーカスすればいい。
できるだけ私利私欲で行動しない。
世の中や誰かのために頑張る。
それが、結果的に多くの人を結びつけることになったり、動かしたりすることにつながる。
実はそれは、結果的に、あなたの喜びになるのです。
どんな人を選ぶのか。
端的にいえば、その企業の価値観をしっかり持った人です。
【135-1】自分の言動が、信頼を損なわないか、立ち止まって考える
【135-2】仕事の範囲を、勝手に自分で決めない
【135-3】ルール・仕組みを軽視しない
ファーストコールしてくれる人を増やそう!
【書籍名】「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方
【著者名】岩田松雄
【出版社】サンマーク出版
【出版日】2013/5/29
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】働き方、人間関係、信用残高
【頁 数】253ページ
【目 次】
第1章 部下は、従順でなくてもかまわない
第2章 部下は、“過剰サービス”から始めなさい
第3章 部下は、完璧な仕事が求められるとは限らない
第4章 部下は、背伸びや無理をする必要はない
第5章 部下は、上司をコントロールしてもかまわない
第6章 部下は、よく読み、よく学ぶべきである
第7章 部下は、まず人間性をこそ高めなさい
この本が、あなたを変える!
岩田松雄さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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