
【仕事はいきなりやってはダメ!】
外資系ITコンサルタント・吉澤準特氏が、『外資系コンサルの仕事を片づける技術』と題して、質の高い仕事を可能にする、仕事を「小分け」し「カタ」にはめる方法を指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
仕事をはじめるとき。
あなたは、どのようにはじめていますか?
本書は、質の高い仕事を素早く片づけることができるようになる、仕事を「小分け」し「カタ」にはめる方法を指南する一冊。
仕事を速く片づける、しかも、高い質を保ちつつ。
実践できれば、必然的に多くの仕事をこなせるようになります。
結果、より多くの成果を生み出し、高い評価につなげることができます。
これを可能とする方法が、著者が示す『仕事を「小分け」し「カタ」にはめる』やり方です。
多くの人は、目の前の仕事にいきなり飛びついてしまうから失敗すると指摘。
そうではなく、目の前の仕事を小さく分解することからはじめることを提唱します。
(1)仕事を切りの良い単位で、小分けにする
(2)小分けにした後は、やるべきことに注力して効率的に行う
このプロセスを実践するだけで、高い質を保ちながら仕事を速く片づけられるようになるのです。
身につけるのに役立つコツを、わかりやすく指南してくれます。
仕事が速く片づけられれば、その分だけ時間を確保できます。
これは、得られる評価以上に、価値のあることだとおもいます。
ぜひ、本書を活用して実現させましょう!
◆仕事は、小分けしカタにはめろ!
外資系コンサルの仕事を片づける技術
吉澤準特 ダイヤモンド社 2013-6-14
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】12個の抜粋ポイント
できる人が例外なくやっていること=「仕事の絞り込み」
仕事の成果を評価されない「むくわれない」人である最大の理由は、目の前の仕事を「一気にやろうとする」から
一気にやるということは、失敗した際のやり直しリスクを高めることになります。
仕事の成果が評価される人は、仕事の中身・段取りを切りの良い作業単位で「小分け」にして、作業の切れ目で上司や部下とすり合わせを行います。
そして、自分や他人の成功体験をもとに仕事を「カタ」にはめることで、効率的な仕事を実践しています。
自分しか持っていない前提情報は、必ず相手に伝えること。
それは仕事を進めていく上での絶対条件
期限、頻度・度合いは具体的でわかりやすい表現を用いるとともに、言葉に表していない暗黙の前提がないかを確認しましょう。
メールの重要性、対応期限を件名に明記することで、相手の速やかな対応を促す。
誰かに任せられる作業は「おねがいリスト」で管理し、後でやるほうが良いものは、リードタイム(所要期間)を計算した上で、開始と終了の期日を「カレンダー」に登録します。
最後に、残った作業を「次にやるリスト」にまとめたところでGTDの流れは完成です。
会議終了直後から行動に移せるよう、決定事項はすべてメモに残しましょう。
●会議メモのまとめかた
原則1:会話順ではなく議題ごとのくくりで並べる
原則2:大きな議題から小さな議題へつなげる
原則3:決定事項は発生箇所毎にマークする
自分が属する組織や商品の規模・性能を表す数字、それからお金に関する数字(予算・売上・費用・利益)と経営目標でうたっている数値は覚える。
チームの内側にいるメンターでは、あなたが本当に困難な状況に陥っても助けることができない可能性があります。
■【実践】3個の行動ポイント
【134-1】はじめる前に、やるべき仕事を絞り込む
【134-2】仕事に関わる前提情報は、必ず周りに伝える
【134-3】仕事に関わる数字は、常に記憶する
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】外資系コンサルの仕事を片づける技術
【著者名】吉澤準特 ・ 著者情報
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2013/6/14
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】働き方、問題解決、思考
【頁 数】256ページ
【目 次】
0章 「できる人」と「そうでない人」のたった1つの違い
1章 まず、「仕事の鉄則」を身につけよう!
2章 仕事は「4つ」に分けると、うまくいく!
3章 「聴く」スキルを高める
4章 「伝える」スキルを高める
5章 「段取る」スキルを高める
6章 「動かす」スキルを高める
7章 プロフェッショナルであり続けるために
8章 成長の先にあるキャリアを考える
この本が、あなたを変える!
外資系コンサルの仕事を片づける技術
吉澤準特 ダイヤモンド社 2013-6-14
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吉澤準特さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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