【書評:283冊目】「空腹」が人を健康にする(南雲吉則)

【一日一食生活で、生命力を呼び醒す!】
医師・南雲吉則氏が、『「空腹」が人を健康にする』と題して、「一日一食」が身体に与える影響力を医学的視点で明かしながら、一日一食生活の取り組み方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

昨日の食事を思い出してください。
お腹がグゥーグゥー鳴るような空腹状態で、食事をしていましたか?

 

本書は、人間が本来持っている生命力を引き出すためには「一日一食生活」が適していると提起し、考え方や取り組み方を指南する一冊。

 

本文中に出てくる次の一節に考えさせられました。
人間がもっとも自然界の動物に見習わなければならないのは、あらゆる動物が、お腹がすかなければ何も食べないということです。

 

大してお腹も空いていないのに、食べていることって多いですよね。
これでは、身体のバランスが崩れてしまうのも当然です。

 

必要なときに、必要な分だけを食べる。
お昼の時間だから、夕飯の時間だから、という理由だけで過剰に食べない。

 

これが、生物的・遺伝的にもっとも適したことなのかもしれません。
自分の食生活や健康を考えるのに、とても良い機会となる本だとおもいます。

 

一日一食生活に対する考え方から取り組み方まで、順を追って理解することができます。
当たり前だった「一日三食」を「一日一食」にするのはインパクトが大きいでしょう。

 

ですが、試して体感する価値はあるとおもいます。
生涯を健康的に送るために、ぜひ読んでみてください。

 

◆一日一食で充分。

「空腹」が人を健康にする
南雲吉則 サンマーク出版 2012-1-18
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント

飢餓状態にある国こそ出生率が高い

 

ただやっかいなのは、飢えや寒さの状態におかれないと生命力遺伝子は働かないこと。
さらに飽食状態では逆に、体を老化させ、出生率を下げ、免疫が自分の体を攻撃するほうに働いてしまう。

 

「生命力遺伝子」を活性化させることこそが、私たちに長寿と健康をもたらしてくれる

 

糖尿病とは、あらゆる捕食器官が退化していく病気です。
(略)
捕食する必要がなくなった人類にとっては、手足も感覚器官も、もはや不要となって退化していく。
ある意味では飽食への急激な環境変化に対する「適応」といってもよいでしょう。

 

カバンの中や会社の引き出しにはクッキーなどを常備しておいて、ちょっとお腹がすいたら、一、二枚つまんでおけば、それで十分です。

 

一日一食なら、何を食べてもOK

 

お腹が「グーッ」と鳴るのは、空腹を知らせるサインですが、だからといって、あわてて食事をかき込んだりはしません。
しばらくは、この「グーッ」の時間を楽しむようにします。
なぜなら、このときこそ、「生命遺伝子」の中の「サーチュイン(長寿)遺伝子」が発現しているからです。

 

魚を丸ごと一尾食べるのが、もっともヒトの体を構成している栄養素と近い、バランスのとれたもの

 

野菜は「葉ごと皮ごと根っこごと」、魚は「皮ごと骨ごと頭ごと」、穀物は全粒で、丸ごとを食べる。
今こそ、こうした食の原点に立ち返る時期にきているのです。

 

もし骨を丈夫にしたいと思ったら、人一倍、歩くことをおすすめします。
重力によって骨に負荷をかける。
そうすれば、骨の中のカルシウム量はどんどん増えていきます。

 

一日一食を始めてたったの一週間で、あなたの体臭はほとんどなくなっているはずです。

 

●日常生活での心がけ
・車ばかり乗らず、自分の足でよく歩くこと
・電車やバスに乗るときは座らない
・椅子に座るときは背もたれに寄りかからない

 

●3分で1万歩の効果
(1)たるんだお腹を引っ込めて胸を張る
(2)手は軽く握って
(3)最大歩幅でどんどん歩く

 

体を必要以上に温め過ぎると、むしろ冷え性になるのです。

 

人間がもっとも自然界の動物に見習わなければならないのは、あらゆる動物が、お腹がすかなければ何も食べないということです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【283-1】茶碗とお皿を小さなサイズに変える

【283-2】『3分で1万歩効果』を実践する

【283-3】お腹が鳴って空腹感を強く感じてから食事を考える

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「空腹」が人を健康にする
【著者名】南雲吉則
出版社サンマーク出版
【出版日】2012/1/18
オススメ度★★★☆☆
こんな時に健康的な人生を送りたいときに
キーワード健康法食生活自己対話
【頁 数】190ページ
【目 次】
◎ 食べ過ぎこそ病気の始まり
◎ 水を飲んでも太るワケ
◎ 細胞を修復してくれる「サーチュイン遺伝子」
◎ 寒いとなぜ体がガタガタふるえるのか
◎ メタボが寿命を縮める本当の理由
◎ 「一日一食」でなぜ栄養不足にならないのか?
◎ 食事の量を減らすカンタンな方法
◎ 空腹時にお茶やコーヒーを飲んではいけない
◎ ごはんを食べたら、すぐ寝よう
◎ 若返りのための「ゴールデン・タイム」
◎ 体の温め過ぎは「冷え性」のもと
◎ 自分の「内なる声」にしたがって生きる
◎ あなたの人生、このまま終わってもいいですか? etc.

 

この本が、あなたを変える!

「空腹」が人を健康にする
南雲吉則 サンマーク出版 2012-1-18
売上ランキング(公開時):ー
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南雲吉則さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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