【書評:284冊目】「型を破る人」の時代(セス・ゴーディン)

【安全とされた常識が、音を立てて崩れはじめた!】
アメリカでNo.1のビジネストレンド・メーカー/セス・ゴーディン氏が、『「型を破る人」の時代』と題して、デジタル時代を生き残っていく方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

いまから10年後。
どんな働きをしていますか?

 

本書は、才能と時間のムダ使いは今すぐやめるべきだと警告し、デジタル時代を生き残っていく方法を指南する一冊。

 

産業化時代からデジタル時代へ。
会社勤めをして、給与やボーナスというご褒美に安心させられてきた時代は終わりを告げました。

 

安定・安全と思われた働き方・生き方の”囲い柵”が、どんどん壊されています。
それは、可愛がられてきたペットが、ある日突然、サバンナやジャングルで放たれるようなものです。

 

根本的な考え方から変えないと、生き残れないのは容易に想像がつきます。
これと同じことが、人間社会で起こっているのです。

 

この、根本的な考え方から変えることこそ、型を破るということです。
安全を保証する”柵”も、決められた時間にエサが出てくることももうないのです。

 

自分で考え、寝床を確保し、糧を得なければなりません。
この変化を、動物では”野生”ですが、人間では”芸術家”になることだと著者は定義します。

 

自分で創作し、それによって稼ぐ。
これしか、これからの時代を生き残る方法はないと説きます。

 

創作で稼ぐには、創作物に価値を見出してもらう必要があります。
会社で働くにしても、日々の成果物に価値を見出してもらわないと居場所はなくなるということです。

 

とはいえ、いきなり放たれても途方に暮れてしまいます。
ありがたいことに、人間社会では、どうすればいいかを提示してくれる仕組みが備わっています。

 

では、どうすればいいのか。
それが書かれているのが、本書です。

 

◆解き放たれて、生き残れるか?

「型を破る人」の時代
セス・ゴーディン 三笠書房 2014-3-14
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■【要約】15個の抜粋ポイント

私たちは、給料やボーナスをエサに「囲いのなかにいれば安全だ」と言い含められてきた。
そして、間違えることの恐怖やリスク、社会がちらつかせるご褒美のために囲いの中におさまってしまった。

 

ところが「産業化時代」は陰りを見せ「つながりの経済」になった。
これにより、これまで安全とされてきた柵は解体し、誰もが自由に働ける時がやってきたのだ。

 

私たちは“芸術家”のように働くべきだ。
「つながりの経済」の元では、芸術家のように働くことが必須条件だからだ。
アートを生み出すこと以外に稼ぐことはできなくなる。

 

ここでいうアートとは、いわゆる芸術作品を指すのではない。
新天地を開拓することや、人やアイデアを結びつけること、地図のない道をゆくことを、ここではアートと呼んでいるのだ。

 

つながりの経済は「リーダー」「創始者」「反逆者」に報酬を与えるシステムだ。
今や、パソコンやスマートフォンがあれば、世界中とつながり、世界を変えることさえできる。

 

何より、つながりの経済では、能力に大した価値がない。
代わりに「新しく、現実的で、重要なものへの飽くなき欲望」にこそ、価値が生まれたのだ。

 

「平均的な人」より「変わり者」になるべきだ。
「変わり者」とは「普通ゾーン」からはみだした人だ。

 

今や、曲線の真ん中に位置する、平均的な人びとに平均的な商品を買わせるより、「変わり者」のために、ちょっと変わった最先端をいく商品をつくるほうが、より安価で効率がいいのだ。

 

労働者の仕事に、賞賛は寄せられない。
指示された作業を行なうだけでは、「自分の仕事をした」という誇りがもてない。
一方、職人やアーティストなら「これは私の作品です」と宣言できる。

 

私たちは今、次に何をするか、何をつくるか、どうやって届けるかを自分で決めるチャンスを手にしている。
大部分の人は、まだ活せていないが、チャンスは目の前にあるのだ。

 

「いいアートを作りなさい」という言葉は、あらゆる悩みの処方箋になる。
雇用状況が悪くても、上司の評価が低くても、世界があなたを受け入れなくても、ただ、いいアートを作ればいいのだ。

 

人がアーティストになるために必要な要素は、3つある。
すなわち、「見ること」「作ること」「白紙状態になること」の3つだ。

 

悲惨な結果に終わるのは、あなたが「志を持って行動したこと」ではない。
「情熱を傾けたい」と夢見ながら、「実行する勇気がなくて行動できなかったこと」だ。

 

あなたの履歴書の最大の汚点は「歩んでこなかった道」であり、「始めなかったプロジェクト」であり、「作り出さなかったアート」なのだ。
今こそ、語り、作り、変わるべきだ。

 

百年にわたる洗脳のせいで、チャンスをムダにしないでほしい。
うまくいくかどうか、わからないからこそやるべきだ。
私たちは「何者か」でなく「何をしたか」で評価される時代に生きているのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【284-1】「つながり」を意識して行動する

【284-2】方法はなんでもいいので、創作活動を趣味に趣味にする

【284-3】「何をしたか」を意識する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「型を破る人」の時代
【著者名】セス・ゴーディン
出版社三笠書房
【出版日】2014/3/14
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に自分を変えたいと思ったときに
キーワードマインド生き方働き方
【頁 数】334ページ
【目 次】
0章 「型を破る人」が生み出す“未知のインパクト”
1章 この「刺激的」な働き方!
2章 「変化を恐れない人」が、富を独占する
3章 「真似のできない才能」は、その「コンプレックス」のなかにある
4章 “弱点”すら“強さ”に変えられる「やってのける力」
5章 「人の心を揺さぶる仕事」が、桁外れの結果を出す

 

この本が、あなたを変える!

「型を破る人」の時代
セス・ゴーディン 三笠書房 2014-3-14
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セス・ゴーディンさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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