【書評:1606冊目】CREATE WORK(クリエイト・ワーク)(ピョートル・フェリクス・グジバチ)

【時代は、会社主体から自分主体へ】
元Google人材育成部長/ピョートル・フェリクス・グジバチ氏が、『CREATE WORK』と題して、会社にいながら実践できる、自分主体のキャリア構築法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

自分のキャリア。
望む方向に進んでいますか?

 

本書は、働き方が多様化する時代、社内外で自分の価値をどうやって高めていけばいいのかについて、今身につけるべき仕事とキャリアの構築法を指南する一冊。

 

「日本のビジネスマンは、すでに世界基準から半周以上後れを取っている」。
この危機感が、著者が本書を執筆した大きな理由です。

 

なぜ、半周以上後れを取っているといえるのか。
なぜ、半周以上後れを取ってしまったのか。
どうすれば、後れを取り戻すことができるのか。

 

これらについて、国内外の多くの組織で人材開発を担当した経験から紐解いていきます。
そして、後れを取り戻すためには、なにをどう考え、行動すべきかを伝授します。

 

重要なのは、キャリアを構築する主体を変えることです。
「会社主体」から「個人主体」へと。

 

簡単にいえば、自分の居場所を会社に委ねず、自分で築くということです。
「就職希望先は『安定した大手企業』」という安易な考え方では、時代に取り残されてしまうのです。

 

とはいっても、「ハイ、変わります!」とすぐに変われるものではありません。
スキルや考え方を、ひとつひとつ変えていかなければいけません。

 

本書では、この変えていくべきポイントをわかりやすく示しています。
時代の変化に負けず、自分らしく働いていくために身につけるべきことが学べる良い機会となるでしょう。

 

但し、正解を求めてはいけません。
求める姿勢こそ、「自分主体」になっていない”証拠”なのですから。

 

◆会社主体から個人主体へ。

CREATE WORK
ピョートル・フェリクス・グジバチ
SBクリエイティブ 2020-1-22
売上ランキング(公開時):11,070
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■【要約】15個の抜粋ポイント

グーグルでは、優秀さの定義を地位や肩書きで判断しません。
学歴がなくとも優秀な人材が山ほどいることを理解しているので、地位や肩書きといった色眼鏡を外し、「本当に優秀な人」かどうかで入社可否を判断します。
具体的には、「挫折経験の有無」と「挫折を乗り越えた経験」が重要な採用基準です。

 

これからは、「優秀さの定義」と「安定の定義」が、所属する会社ではなく個人に求められる時代になります。
もう、「大企業に就職しさえすれば、一生幸せに暮らせる」といった、安易な考えは捨てましょう。

 

「いかにキャリアをつくるか」の選択が、所属する会社ではなく個人に求められる時代に必要なのは、「自らの意思で行動を起こす人」だと思います。

 

小さなリーダーシップを発揮できる仕事を、ぜひ自分から見つけにいってください。
「何も言われていないから」と何も貢献しないのでは、そこにいないのと一緒です。

 

新たな仕事が来て「どうしたらいいんだろう?」と悩んだら、まずは「何がわからないのか」を言葉にしてみる。
すると、次にすべきことが見えてくると思います。

 

●仕事を前進させる3つのステップ
①「わかっていること」「わからないこと」を切り分ける
②「わからないこと」を質問する
③時間をとる

 

働きやすさをつくるひとつのヒントは、そのグループの中で、
・どんなルールがあるのか?
・そのルールは正しいのか?
・そのルールには意味があるのか?
ということを自分の中で整理する、ということです。

 

もし仕事を大雑把に丸投げする上司がいたら、「いつまでにやればいいですか?」と期限を明確にし、「なぜこの仕事が必要なのですか?具体的に教えてください」と、そもそもその仕事をやる意味を明確にしてもらいましょう。

 

未来が予測できない今、学び続ける才能は、市場価値を高める最も有意義な武器になります。

 

人間関係でいえば、「スキル・リソース・人」のマトリックスをつくっておくと便利です。

 

キーパーソンはもちろんですが、コネクションは”深さ”を重視すべきです。

 

「自分のしたいことがわからない」という人は、次の5つの質問について考えてみてください。
きっとヒントになるはずです。
①あなたのパッション(情熱)は何ですか?(何に夢中なのか)
②あなたのビジョンは何ですか?(どんな世界が見たいのか)
③あなたのミッションは何ですか?(何がしたいか)
④あなたの野望はなんですか?(どういうふうに、いつまでやりたいのか)
⑤あなたのサポーターは誰ですか?(応援、支援できる方は?)

 

注意されるとへこんで、自信を失う人もいるかもしれません。
でも、言われているうちが花です。
もうどうにもならないと思われたら、何も言われなくなります。

 

集中と休息を織り交ぜ、高い生産性を維持して働くためには、5つのルールがあります。
・最優先事項以外に手をつけない
・必要なものは事前に揃えておく
・最低限のアウトプットを決めておく
・90分で行なうタスクを細切れにしておく
・90分仕事をしたら、しっかり休む

 

自分の感情に気づくことができれば、どういったときにその感情が表れるのかまで整理することができます。
たとえば、「自分の価値観を否定されると、僕はイライラするんだ」とわかる。
そうとわかれば、そもそもイライラの感情が発生しないように事前回避もできるはずです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1606-1】小さなリーダーシップを発揮できる仕事を、どんどん見つけていく

【1606-2】「スキル・リソース・人」のマトリックスで人間関係を整理する

【1606-3】感情を管理するスキルを学ぶ

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】CREATE WORK
【著者名】ピョートル・フェリクス・グジバチ著者情報
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2020/1/22
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方キャリアアップ自己対話
【頁 数】240ページ
【目 次】
序章 今、日本の会社で仕事をするということ
第1章 たとえ新入社員でも「自分軸」で仕事をする
第2章 会社・組織をハックする
第3章 「学び」で成長をつくる
第4章 社内外で自分の価値を最大化するために、今からできること
第5章 自分を守る方法

 

この本が、あなたを変える!

CREATE WORK
ピョートル・フェリクス・グジバチ
SBクリエイティブ 2020-1-22
売上ランキング(公開時):11,070
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ピョートル・フェリクス・グジバチさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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