【書評:1451冊目】「品がいい」と言われる人(鹿島しのぶ)

【磨いた分だけ品性は光る!】
会話術講師・鹿島しのぶ氏が、「品がいい」と言われる人になるために意識すべきポイントを解説する一冊。「品がいい」と感じられることで、人もビジネスチャンスも引き寄せられる!

■書籍の紹介文

品がいい人。
どんな人をイメージしますか?

 

本書は、「品がいい」と感じられるだけで、人もビジネスチャンスも引き寄せると定期し、意識することで「品」が備わっていくポイントを解説する一冊。

 

品がいい人をイメージできたでしょうか。
イメージできた人に比べて、自分自身はどうおもわれますか。

 

少なからず、「品がいい人」と「自分」の間にギャップがあるとおもいます。
このギャップを埋めていくためのポイントが、本書では学べます。

 

品性とは、一朝一夕で身につくものではありません。
ですが、意識し続けると必ず身につけることができます。

 

意識し続けるためには、動機が必要になります。
「なぜ、品がいい人になりたいのか」と。

 

「品がいい」とおもわれることで、多くのポジティブなことを引き寄せます。
「品がいい」人の世界を憧れたいなら、ぜひポイントを1つ1つ身につけましょう。

 

「品がいい」は身につけることができます。
身につけられるかは、あなたの熱意次第です。

 

◆品は、どう生きているかの証。

「品がいい」と言われる人
鹿島しのぶ 三笠書房 2019-5-29
売上ランキング(公開時):115,683
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

どんな場面でも、人のためにいち早く動ける人は、周りから高く評価される。
そうした行動が取れるのは、相手の立場に立って考えられるからだ。

 

その積み重ねが「心あたたかい、信頼するに足る人だ」というイメージを作り上げる。
それが「品のいい人だ」という評価につながっていく。

 

「どうぞ」「お先に」など、相手を気遣うひと言がサッといえれば一目置かれる。
いわれたほうは「恐れ入ります」「ありがとうございます」と自然に出る。

 

人と比較するからおかしなことになる。
よりよい自分を装うことほど大変なことはない。
見栄やプライドを捨て、自分らしく生きて、自信を持つこと。
それが品格ある生き方だ。

 

普段とまったく同じファストファッションでは、気づかないうちに、周りからの評価を下げることにもなる。
社会人になったら“ここ一番”というときに着るスーツの1,2着は準備しておくべきだ。

 

群れてばかりでなく、時には群れから離れること。
ひとりで誰とも違う自分であることを認める。
そんな風に、人と違うことを恐れない強さが求められる時代になってきた。

 

相手との距離を保ちつつ親しくなるには、最初はあくまでも節度を持つことだ。
何度かお会いする中で共通の話題を見つけることで、徐々に距離を縮めていくのだ。

 

常に他人の目を気にして、世間の風潮に流され、繕ったり、装ったりして生きることは「見栄を張った生き方」だ。

 

品よく生きるために一番大切なことは、その人が持つ人間性だ。
人間性は、本質的なもので、装えるものではない。
生まれてから、何を学び、どんな人生を送ってきたかで培われるものだ。

 

人間性が最も表れるのが「笑顔」だ。
人は、人間性あふれる笑顔に魅了される。
特に品格を感じさせる笑顔は、余裕の表れであり、優雅さの表現だ。
そんな笑顔の持ち主は、いつもおおらかで朗らかだ。

 

どんな場、どんな人もないがしろにせず、相手に敬意を払い、一期一会の精神で接することだ。
それが、人生にチャンスをもたらす。
同時に品格を高めてくれるはずだ。

 

人間関係を広げるには、人づき合いにもお金をかけるべきだ。
多少無理をしても、礼を失することなく義理を欠くことなく生きるべきだ。
そうすれば、困った時に手を差しのべてくれる人が出てくる。

 

人間関係は一方的なものではない。
互いの気持ちの上に成り立っている。
多くの場合、あなたが「嫌いだ」「苦手だ」と思う相手は、同じようにあなたのことが「嫌いだ」「苦手だ」と感じている。

 

その関係を放っておいたままでは、改善されることはない。
そこで、相手が心を開くように、自分のほうから相手に丁寧に働きかけてみることだ。

 

自分自身の頭で、何が正しくて何が悪いかを判断するべきだ。
そのために必要な知恵を持つことだ。
品のいい人から学ぶ感性を磨いていくことだ。
それが自分を磨くことにつながるのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1451-1】「どうぞ」「お先に」など、相手を気遣うひと言を積極的に言う

【1451-2】場所・相手に関わらず、相手には敬意を払って接する

【1451-3】人づきあいにお金をかける

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「品がいい」と言われる人
【著者名】鹿島しのぶ
出版社三笠書房
【出版日】2019/5/29
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に自分を変えたいと思ったときに
キーワード人間関係生き方引き寄せ
【頁 数】205ページ
【目 次】
第1章 品がいい人のこんな「言葉遣い」、こんな「態度」
第2章 品がいい人のこんな「所作」、こんな「外見」
第3章 品がいい人のこんな「習慣」、こんな「性格」
第4章 品がいい人のこんな「心構え」、こんな「生き方」

 

この本が、あなたを変える!

「品がいい」と言われる人
鹿島しのぶ 三笠書房 2019-5-29
売上ランキング(公開時):115,683
Amazon Kindle 楽天

鹿島しのぶさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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