【書評:1610冊目】頭がいい人の読書術(尾藤克之)

【本は自分の好きに読めばいい!】
コラムニスト・尾藤克之氏が、『頭がいい人の読書術』と題して、「自分の好きなように楽しく読む」の大原則を押さえながら、得られた知識を最大限に活用する読書術を解説する一冊。

■書籍の紹介文

速読術が流行っていますね。
でも、そんなに速く読むことは重要なのでしょうか?

 

本書は、「自分の好きなように楽しく読む」という読書の大原則を踏襲しながら、書籍の内容を効率的に吸収し、最大限に活用する読書術を解説する一冊。

 

本をたくさん読むには、速読術を身につけなければならない。
多くの人が、このように誤解していると感じます。

 

速読という特別なテクニックを習得しないと、本をたくさん読むことはできない。
こう考えているうちは、いつまでも本をたくさん読むことはできないとわたしはおもいます。

 

では、どうすれば本をたくさん、そして、速く読めるようになるのか。
それは、本をたくさん読むほかありません。

 

つまり、速読→多読ではなく、多読→速読なのです。
この感覚をきちんと身につけないと、読書はいつまでも苦しいものになってしまいます。

 

ここで少し考えてみてください。
あなたが1冊読むのに1週間かかってしまうと悩んでいたとします。
このとき、著者がその本を書く知識・経験を得るのには、何年何十年ものの時間を要していると考えてみるのです。

 

すると、多少の読む速さなどの意味がないとおもいませんか。
1週間でも儲けものだ、1冊30分で軽く読もうという姿勢は虫がよいという気持ちが多少は湧くとおもいます。

 

速さよりも、きちんと内容を吸収し、活用することのほうが比較にならないほど重要です。
一旦立ち止まって、このことをじっくり考えてみてください。

 

本書では、多読→速読の感覚を身につけるのによい参考となる本だとおもいます。
紹介されている秘訣は、一見すると速読術におもえますが、多読→速読の感覚の元に書かれているのでオススメします。

 

まずは、読みたい本を読みたいように楽しみながら読んでみる。
もし途中でつまらないとおもったら、苦しくなる前に読むのを止めてみる。

 

これくらい気楽な気持ちで本を読んでみましょう。
徐々に読書への意識が変わっていきます。

 

◆自分で苦しい読書にしないことが大切。

頭がいい人の読書術
尾藤克之 すばる舎 2020-2-5
売上ランキング(公開時):2,720
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■【要約】15個の抜粋ポイント

ビジネス書や実用書は、多くの場合、キラーコンテンツ(著者にとって、最も伝えたいこと)を、最初に持ってくる傾向が強いです。
つまり、第1章を読めば、おおむね、その本のクオリティや、内容、著者の主張は理解できることになります。

 

●本を読んでも理解できない3つの理由
(1)読書のスキルが確立されていない
(2)読む本が、自分の理解力を上回った場合
(3)本そのもののクオリティが低い場合

 

●ムリなく読書習慣をつける3つの方法
①読書日記をつける
②まずは手軽な文庫本から
③目に見える場所に本を置く

 

本の上部分の3分の1を読むことで、6〜7割程度の内容をつかむことが可能なのです。

 

本を読むとき、全体をまんべんなく読むよりも、重要な2割に時間を投入するべきなのです。
そうすることで、8割近くの重要なポイントを知ることができます。

 

つまらないと思ったらそれ以上読んではいけません。
読書が苦行になってしまいます。
つまらない箇所は「自分にはご縁がなかった」と考えて捨ててしまいましょう。

 

まずは、本に直接メモをしたり、本の内容を箇条書きにしたり、慣れてきたら100文字にまとめてみることです。
これらの作業をくり返すことだけでも、記憶に定着しやすくなります。

 

読んだ内容を、話題に上げるだけで記憶の定着率が違います。
「話す相手」や「話す内容」は問題ではなく、まずは自分が本で得た知識、感動したところ、学んだ内容を誰かに話すことを習慣にしてみてください。
それだけでも、知の蓄積がされていくはずです。

 

本を集中力高く読むためには、なるべく集中力が高くなりやすい時間帯に本を読むことです。

 

どのようにして信頼できるソースを選べばいいのでしょうか。
ソースを、「NHK NEWS WEB」や、新聞電子版などに絞ることです。

 

いまニュースはウェブを見ていたら、普通に入手できます。
しかし、多くの情報のなかから取捨選択するには一定のスキルが必要です。
結果的に多くの情報に振り回されてしまうのなら、まずは日経新聞をちゃんと読むところからはじめたほうがいいでしょう。

 

古典や名作は、名作を名作たらしめる理由を考えながら読むのが醍醐味です。
1回目は普通に読んで、2回目以降は自分なりに好き勝手に読むことです。

 

本で読んだ内容をまとまった文字数の記事にまとめ、自分の考えや主張を、ブログやSNSなどで発信してみてもいいでしょう。

 

●自分が書いた文章を客観視する3つの方法
①1日空けてから読み直す
②印刷して読み直す
③声に出して読み直す

 

人生は、アウトプットで大きく変わります。
読書をアウトプットするだけで、計りしれないパフォーマンスを発揮することができます。
本の情報を咀嚼してアウトプットしてはじめて、変化や他者に対する影響を与えることが可能になります。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1610-1】第1章を読んで、その後を読むか判断する

【1610-2】つまらないと思ったら、それ以上読むのを止める

【1610-3】本を読んだたら、内容を文章にまとめて発信する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】頭がいい人の読書術
【著者名】尾藤克之著者情報
出版社すばる舎
【出版日】2020/2/5
オススメ度★★★☆☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術インプットアウトプット
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 頭がいい人の読書は何が違うのか?
第2章 本は全部読まなくてもかまわない
第3章 頭がいい人は、読んだら忘れない仕組みをつくっている
第4章 頭がいい人のネット・新聞・雑誌の読み方
第5章 頭がいい人は、本を読んで終わりにしない

 

この本が、あなたを変える!

頭がいい人の読書術
尾藤克之 すばる舎 2020-2-5
売上ランキング(公開時):2,720
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尾藤克之さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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