【書評:1699冊目】37歳独身年収300万円知っておきたいお金のこと(横山光昭)

【増やし、減らし、運用する】
家計再生コンサルタント・横山光昭氏が、『37歳独身年収300万円知っておきたいお金のこと』と題して、37歳からの3年間を使った、その後に直結するお金の関わり方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

現状の人生。
満足いく状態にありますか?

 

本書は、”37歳”をキーワードに、分かっているけど守ることができない「お金の基本」について、「考え方」と「動き方」を指南する一冊。

 

満足感や安心感。
これを得るためには、お金が必要である。

 

このことを認めて、真正面からお金と向き合う。
お金と良い関係を築くにはこれしかありません。

 

では、必要なお金を得るためにはどうすればいいのか。
その方法は、3つしかありません。

 

(1)収入を増やす
(2)支出を減らす
(3)資産を運用する

 

この3つのバランスを整えて、お金を貯める習慣をつくること。
守るべき「お金の基本」は、これだけです。

 

なぜ、わかっているけど守れないのか。
どうすれば、わかった上で守ることができるのか。

 

37歳。
20代のような時間的な余裕はないけど、50代のような老後への切迫感もなく、柔軟な対応がかろうじて残された年齢です。

 

だからこそ、「お金の基本」を固めて、必要なお金を得る体質になる最後のチャンスとも言えます。
37歳からの3ヶ年計画として、(1)〜(3)について、身につけるべき「考え方」と「動き方」を示していきます。

 

人生100年時代といわれるようになって久しい現代社会。
それだけ必要なお金も増えるわけです。

 

分かっているけど守ることができずに、ここまで生きてきてしまったのなら。
この本をきっかけに、少しずつ軌道修正をはじめましょう!

 

◆37歳からの3年計画。

37歳独身年収300万円知っておきたいお金のこと
横山光昭 毎日新聞出版 2020-6-27
売上ランキング(公開時):159,666
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■【要約】15個の抜粋ポイント

貯金ができない家計では、基本的に次のような状態になっています。
収入(毎月、ほぼ決まっている)ー支出(正確に把握できないまま、出ていっている)=貯金できない(毎月、赤字ではないもののお金が残らない。または毎月、少しずつ赤字が出ているけれど、ボーナスで補填している)

 

闇雲に「節約しましょう」「お金を貯めましょう」とアドバイスするつもりはありません。
40代に向かう時期だからこそ、大事にしていきたいことがあるからです。
それは自分への投資。
自己投資です。

 

■40歳に向けた37歳からの3年計画
37歳:自分の家計の現状を把握する
38歳:お金を貯められる仕組みを知る
39歳:お金を増やすことのできる家計に

 

まずは「このままだとまずいかも?」と自覚すること。
それが「お金の不安のない家計」を作るスタートとなります。

 

自分の中で1つの費目に狙いを定めて、1ヶ月の間、出ていったお金を記録していきましょう。

 

いきなり家計全体を一気に把握しようと意気込むのではなく、1つの費目に絞って手を動かすこと。
1費目の記録達成という1つの小さな達成感を得ることが、あなたのモチベーションを高めてくれるはずです。

 

「この支出は必要?今、欲しいと思っただけじゃない?」
お金を払う前に、この質問を自分に投げかけてみてください。

 

貯金は今のあなたから未来のあなたへ送る、備えのためのお金。
「ショー・ロー・トー」の「投資」の中に貯金が含まれているのは、そのためです。
気がついたときから貯金をする習慣を作ること。
それが、長い人生を豊かに生きるための支えとなります。

 

重要なのは、毎月、コツコツと自分で決めた額のお金を貯金に回していくこと。

 

大事なのは「長期」「分散」「積立」という投資の大原則を守りつつ、時間と複利を味方につけること。

 

経験から言える私なりの運用における最大のリスクは、「お金の働きぶりが見えなくなること」です。

 

本人の求める生活スタイルによって、購入派、賃貸派のどちらも正解になるのです。
正直に言って、住宅コストという意味では親から引き継いだ土地建物ではない限り、生涯で支払うコストは変わりません。
住宅ローンは本人の収入の枠内で組むことになりますし、一生賃貸派も極端に高い物件は選ばないはずです。

 

定年に向けて大切なことは何か。
それは現役時代から始める「備え」と「蓄え」です。
備えは知識、蓄えは貯蓄。
必要な知識を身につけ、現役時代に積み上げてきた貯蓄と年金で生活のベースを支えながら、知識を武器に収入を得ていく。
このサイクルができてしまえば、暗くなる必要はどこにもありません。

 

家計のコンサルティングを行う私は、定年退職後も65歳までフルタイムで働き、元気なら70歳を越えても週に2、3日は働いて稼ぎ、生活費の一部を作り出すことをお勧めしています。
というのも、老後資金の経済的な問題をクリアするにも次の3つの対策しかないからです。
①収入を増やす
②支出を減らす
③資産を運用する

 

少しずつでも今取り組めば、それは将来の豊かな暮らしにつながります。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1699-1】1つの費目(食費以外)に狙いを定めて、1ヶ月間、支出を記録する

【1699-2】お金を使う前に、必要なのか?欲しいだけなのか?を自問する

【1699-3】毎月決めた額を貯金する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】37歳独身年収300万円知っておきたいお金のこと
【著者名】横山光昭著者情報
出版社毎日新聞出版
【出版日】2020/6/27
オススメ度★★☆☆☆
こんな時にお金と賢く付き合いたいときに
キーワード資産形成生き方30代
【頁 数】239ページ
【目 次】
プロローグ 家計再生コンサルタントに集まる家計相談
第1章 老後のお金に困らないための3年計画
第2章 家計改革1年目 37歳、お金の不安のない強い家計作りの第一歩は、支出の現状把握から
第3章 家計改革2年目 38歳、貯金を増やす方法を知り、貯められる体質に
第4章 家計改革3年目 39歳、投資でお金に働いてもらう家計に
第5章 40歳、変化する生活を「お金」の面からチェックする
第6章 65歳、あなたの将来はどうなっている?

 

この本が、あなたを変える!

37歳独身年収300万円知っておきたいお金のこと
横山光昭 毎日新聞出版 2020-6-27
売上ランキング(公開時):159,666
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横山光昭さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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