【書評:1322冊目】振り返り手帳術(伊藤精哉)

【たった1行で人生は加速する!】
ジャーナリスト・伊藤精哉氏が、自分に関する出来事を「マイニュース」として記録する、たった1行でできる「振り返り手帳術」を解説する一冊。シンプルだからこそ、継続できる!

■この本の紹介文

去年の今日。
どんな1日だったか思い出せますか?

 

本書は、「1行マイニュース」「ポジティブ思考」「目標は1つにフォーカス」の三位一体が人生を切り拓くと提起し、具体的なフォーマットとなる『振り返り手帳術』を解説する一冊。

 

その日の出来事を「マイニュース」として1行に要約して振り返る。
こちらが、この本における一番のテーマです。

 

ポジティブな表現をもって、その1日に見出しをつけて記録する。
これをくり返すことで、人生に前向きになっていくというから不思議です。

 

1日1行なら、やらない手はありません。
自分で体験することで効果を確認したい、そんな風に思えるメソッドです。

 

何気ない1日にラベリングしていくことで、夢や目標へと向かう気持ちが高まる。
実践して、自分の変化を感じとってみましょう!

 

◆1日1日に意味をつけていく!

■本がわかる!15の要約ポイント

「手帳は人生の羅針盤」
「手帳は行動の司令塔」
「手帳はマイニュースアーカイブ(保存記録)」
この3つが、本書で紹介する「振り返り手帳術」の核となる考え方です。

 

自分の行動に関すること、自分の身の回りで起きた出来事、自分が考えたこと、感じたことを「マイニュース」と定義しています。

 

●振り返り手帳術の特長
(1)マイニュースの1行振り返り
(2)最も大切な1点にフォーカスする目標設定

 

●マイニュースを書く5つのメリット
(1)心の棚卸しができる
(2)継続しやすい
(3)ポジティブになる
(4)新たな気づきが得られる
(5)要約力が身に付く

 

「よくない出来事」の中にプラスの価値を見出し、前向きに捉えるのです。

 

毎日、1行の「デイリーニュース」が7日間続いたら「ウィークリーニュース」を考えてみましょう。

 

手帳が人生の羅針盤として機能するには、将来のありたい姿を毎日確認できる「場所」が必要です。
具体的には、主に❶夢100リスト、❷ビジュアル夢ノートで構成されます。

 

自分にとってハードルが高い、とても無理と思っていたことでも、毎日見ていると、夢や目標が身近に感じられるように変わります。

 

手帳を使いこなすには、❶予定はその場で記入する、❷1日に何度も開いて見返す、❸メモを確認して次に生かすーーー点を心掛けることです。

 

目標を達成するための時間配分で考慮するポイントは「最も大切なことは何か」に尽きます。

 

時間密度を高めるには、新しいチャレンジを続けることが必要と言われます。
私は「現状維持は衰退につながる」と考え、「毎月、小さな初体験」を目標の1つに掲げています。

 

強調しておきたいことは、頑張ろうと無理をしないことです。

 

手帳を使いこなすには、愛着が持て、思わず開きたくなるモノにすることが手っ取り早く確実です。

 

年の終わりにぜひやっていただきたいことがあります。
年末に大手マスコミが国内、国際の10大ニュースを選んで発表するのが恒例行事になっています。
これにヒントを得て、マイニュースでも10大ニュースを選んで1年を振り返るのです。

 

「マイニュースアーカイブ」になる過去を振り返りながら、ビジョンを描いて「人生の羅針盤」の針の方向を定め、「行動の司令塔」として日々フル活用するのが手帳の役割です。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1322-1】1行マイニュースを習慣にする

【1322-2】夢100リストを書き出す

【1322-3】手帳は1日に何度も開いて見返す

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】振り返り手帳術
【著者名】伊藤精哉
出版社新泉社
【出版日】2018/10/6
オススメ度★★★☆☆
こんな時に自分を見つめ直したいときに
キーワードアウトプット引き寄せ習慣術
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 「振り返り手帳術」とは何か?
第2章 自分の1日に見出しを付ける
第3章 目標を設定し、手帳で振り返る
第4章 手帳は行動の司令塔(手帳活用実践編)
第5章 マイベスト手帳への道

 

この本が、あなたを変える!

 

伊藤精哉さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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