【書評:024冊目】雑談力が上がる話し方(齋藤孝)

【30秒でうちとける会話のルール!】
明治大学教授・齋藤孝氏が、『雑談力が上がる話し方』と題して、どんな場面でも使えて、人と話すことが怖くなくなる『50の”雑談テクニック”』をやさしく解説する一冊。

■書籍の紹介文

人と雑談すること。
苦手ですか?得意ですか?

 

本書は、「雑談とは、会話を利用して場の空気を生み出す技術」だと定義し、どんな場面で使うことができる『50の”雑談テクニック”』を解説する一冊。

 

まず最初は、軽く雑談からしないと…。
おもうほど、かえって緊張してしまい会話はうまくできない。

 

最初に天気の話をして、次は時事ネタを…。
考えるほど、相手に集中できずに気まずい雰囲気になる。

 

雑談しなければと思うほどに、雑談をうまくできない。
このような悩みを抱えている方がいるとおもいます。

 

本書は、こうした悩みを解消してくれる本です。
真面目に取り組んでいる人ほど、効果を発揮すると感じます。

 

雑談は、これから会話をはじめますようという意思表示。
ここがうまくいくと、会話もスムーズになっていきます。

 

雑談は、”雑”談でいいのです。
この本のテクニックを使い、リラックスして楽しみましょう!

 

◆もう怖くない。

雑談力が上がる話し方
齋藤孝 ダイヤモンド社 2010-4-9
売上ランキング(公開時):2,215
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■【要約】15個の抜粋ポイント

雑談というのは人間関係やコミュニケーションにおける”水回り”的な役割を持っています。
わかりやすく言えば、若い人たちやお笑い芸人たちがよく言う「空気を読めよ!」の”空気”、これをつくるものが雑談です。
その場にいる人たちと同じ空気を共有するため、場の空気をつくるために雑談があるのです。

 

あいさつは、雑談するための絶好のキッカケになります。
ただ注意してほしいのは、あくまで「キッカケ」だという点。
つまり、「あいさつ=雑談」ではないのです。
⇒あいさつに続き、プラスαが必要

 

終わりがわかるから気楽に話せる。
「それでは」「じゃあまた」は、気持ちよく雑談をするためのキラーフレーズでもあるのです。
結論はいらないけれど、潔く終わらせる。
これが”いい雑談”の条件です。

 

今、目の前にいる相手の「見えるところ」を、とりあえずほめるのです。
今日のネクタイ、シャツ・・・。国分君は、真っ先に相手を見て、ほめているのです。

 

相手の話をプラスの方向に転がすことで相手も気持ちよくその話題を広げようという気持ちになります。
そのためには、興味のない話題や嫌いなことでも、「肯定で答える」「まず同意する」ことが大前提。

 

相手の話に質問をつけてひたすら返していく。
これだけで話は確実に盛り上がります。
相手の話に、質問というエサをつけた相槌を打つ。
そのエサに相手が食らいついてきたら、さらに次の質問をする。
自分が主体で話をしなくても、雑談は見事に成立します。
ここでは話題が豊富とか、おしゃべりが好きとか、話し方が上手といったことは関係ないのです。

 

「恥ずかしいから話さない」というのは、結局は自分のことだけに意識がいきすぎる結果として生まれる発想。
そこには相手のことを考える気持ちが抜け落ちています。
会話は自分ひとりではできません。相手がいてこそ成り立ちます。
雑談をしてくる相手は、何かしらの反応、レスポンスをしてほしいと思っています。

 

相手の興味関心というフックに、「自分もそうなんです!」といった具合に話題を引っかけていくと、相手も反応を見せてくれる。
共通の話題ゆえに話も盛り上がります。
そして、そのフックは具体的であるほどいい。
(例)「犬が好き」⇒「パピヨンが好き」

 

相手の興味のあるもの・好きなものを意識して覚えておく。
これは非常に雑談の役に立ちます。

 

毎日の生活の中で出くわすわからないことや、ちょっとした疑問。これらも格好の雑談ネタになります。

 

雑談において「記憶」はかなり重要なポイントです。
雑談で話した内容を覚えておこうなどと思う人はほとんどいません。
ムダ話だから流してしまおうというのが普通でしょう。
だからこそ覚えておくのです。

 

日本古来の芸能文化である落語に、切り替えの絶妙なニュアンスを身につけるヒントがあるのです。

 

上司や仕事先のオジサンといった年配の人たちは、若い人たちが想像している以上に、若い人の話を聞きたがっています。

 

雑談タイムのあとは、みんな集中力も高まり、講義にも身が入ります。
(中略)
「一服する」とは、肉体的な疲労を癒すだけでなく、その間に他愛もないムダ話をすることで脳の休息と活性化を図るという意味においても、非常に効果的なのです。

 

雑談力、それは雑草の持つ生命力のようなものです。
どんな土地でも、それこそコンクリートからでも、ちょっとしたすき間を見つけては生えてくる都会のタンポポのように、孤独で心を閉ざしている人や不機嫌そうな男性がいても、気にせず雑談を仕掛けて、社会とつながっていく。
雑談力がある人とは、そんな雑草力のある人であるような気がします。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【024-1】相手の興味あること・好きなことを意識して書き留めて記憶する

【024-2】日々の不明なこと、疑問なことを書き出しストックする

【024-3】落語に触れる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】雑談力が上がる話し方
【著者名】齋藤孝
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2010/4/9
オススメ度★★★★★
こんな時に伝える力を身につけたいときに
キーワード雑談人間関係苦手克服
【頁 数】182ページ
【目 次】
1章:トークや会話術とは違う、雑談の5つのルール
2章:これで気まずくならない! 雑談の基本マナー
3章:すぐにできる、雑談の鍛え方&ネタの仕入れ方
4章:ビジネスに使える雑談力
5章:人、マンガ、テレビ。あらゆる達人からテクを学ぼう
6章:雑談力は雑草力。厳しい時代を「生きる力」そのもの

 

この本が、あなたを変える!

雑談力が上がる話し方
齋藤孝 ダイヤモンド社 2010-4-9
売上ランキング(公開時):2,215
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齋藤孝さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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【書評:024冊目】雑談力が上がる話し方(齋藤孝)
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