【書評:1203冊目】WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.(佐渡島庸平)

【「孤独」への処方箋】
コルク代表・佐渡島庸平氏が、We are lonely,but not alone.(孤独だが一人ではない)を軸に、現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティを考察する一冊。

■この本の紹介文

孤独。
あなたにとって、どんな存在ですか?

 

本書は、同じ価値観でつながるコミュニティの構築がビジネスの成否を分けると提起し、コミュニティをいかにつくり育てていくかの処方箋を公開する一冊。

 

「コミュニティ」をキーワードに、現代社会やビジネスを考察している点がとてもおもしろい。
SNSに日頃から親しんでいる人ほど、気づきが多いように感じます。

 

人は、意識していなくても無数のコミュニティに属しています。
ただ、そのコミュニティが変遷してきていることを、あなたは知ります。

 

この変遷に気づけないことが、孤独の原因になっている。
孤独を解消するために、コミュニティを再定義する必要があると指摘します。

 

その再定義の仕方を、著者の視点から提示していきます。
著者の話を聞きながら、あなたのコミュニティに対する定義を調整しましょう。

 

なぜ、調整する必要があるのか。
それは、一生コミュニティと関わって生きていくからです。

 

◆巻末の書籍リストもオススメ!

■本がわかる!15の要約ポイント

コミュニティについてたくさん語り合い、試行錯誤を重ねて、新しいコミュニティを作ることが、僕自身の、そしてコミュニティに参加するメンバーの孤独を癒すことになる。

 

社会的であるために、人間が無理をしている行為が、山のようにある。
社会が発達すればするほど、人間は、自分を社会のほうに合わせようとしてしまい、社会を自分の心地いいように変えようと挑戦する人はほとんどいない。

 

「何を手に入れているか」よりも「何をやっている人か」「なぜやっているか」という理由のほうが重要になってきたのだ。

 

リアルな空間で、安全・安心を確保するためにやっている工夫を、ネットにも取り入れることが重要だ。
ネット空間にリアルと同じような身体性を持たせないと、安心な空間が生まれない。

 

自分のことを深く理解しようとしてくれている人が一定数以上いること。

 

ネットは、弱いものに力を与える。
個別化を進めて、不自由な仕組みをなめらかにする。
そう考えると、やることが明確になってくる。

 

まずは、自分が得意で、考えていて楽しいこと、自分が深掘りしたいことを10個決める。
それについてだけ、投稿することにするのだ。

 

コミュニティの中のコミュニケーションによって、欲望がゆるやかに喚起される。
そして、非論理的なものが欲しくなる。
もはや、僕たちは、役立つものだけで心を満たすことができない。

 

それぞれの人が、どんな行動をするのか、予想できるようにすること。
それがコミュニティを安全・安心な場にするためにすごく重要だ。

 

コミュニティは、拡大するたびに、新旧両方のメンバーの安全・安心が必ず脅かされる。
そのことを理解して、拡大するたびに、新旧両方の安全・安心の確保をする。
それだけで、コミュニティは拡大しても崩壊せず、熱狂を持続しやすくなる。

 

コミュニティを運営していて、安全・安心を確保した後に目指すのは、信仰ではなく、信頼だ。

 

安全・安心を確保して、リアクション・役割を設計する。
その環境の中で、安心して、自分の物語を語れるようにする。
シンプルだけれど難しい。
しかし、この環境を作れれば、コミュニティがうまく動き出すというのが、今の僕の仮説だ。

 

これからの編集者はコミュニティプロデューサーにならざるをえない。

 

あえて余白を作ってメンバーに自由に活動してもらうことで、彼らを「お客さん」ではなく「共犯者」にしようと考えています。

 

インターネットは、個に力を与えて、自由にするところがすごいのです。
自分がどんな人間なのか理解して、それを世に発信していく。
それを正確に、繰り返しできた人は、いい人、いいコミュニティとつながって、成長していける。
すごくシンプルな時代がやってきていて、自分を正しく理解することが、今まで以上に求められているといえますね。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1203-1】どうすれば「安全・安心」を提供できるか考える

【1203-2】自分が深掘りをしたいことを10個決める

【1203-3】自分がどんな人間なのかを理解する

 

■ひと言まとめ

We are alone, but not lonely.

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book)
【著者名】佐渡島庸平
出版社幻冬舎
【出版日】2018/5/9
オススメ度★★★☆☆
こんな時に学ぶ力を身につけたいときに
キーワード情報発信発想力信用残高
【頁 数】270ページ
【目 次】
第1章 現代の孤独とコミュニティ
第2章 持続可能な経済圏としてのコミュニティ
第3章 安全・安心とは何か?
第4章 コミュニティを編集する

 

この本が、あなたを変える!

 

佐渡島庸平さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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