【書評:1409冊目】上手な心の守り方(枡野俊明)

【ストレス社会から心を守る99のヒント】
曹洞宗徳雄山建功寺住職・枡野俊明氏が、不安・悩み・怒りで心を乱さない「上手な心の守り方」を説く一冊。「現実」ではなく「受け止め方」を変えれば、心は健やかになる。

■書籍の紹介文

いまの心の状態。
どんな状態だと判断していますか?

 

本書は、ストレス社会で乱されがちな「心」を守るためのヒントを、禅の教えをベースに説いていく一冊。

 

見開き2ページで、99個の心の守り方が書かれています。
毎朝1項目を読んでから自宅を出る、そんな使い方がいいかなと読みながらおもいました。

 

不安・悩み・怒りなどで心が乱れるとき。
このとき、乱されまいと心を固くして守りに入ってしまいます。

 

ですが、固くしてしまうからこそ、折れたりと心が傷つくのです。
これを防ぐためには、心を柔らかくしておく他ありません。

 

ここで、禅の教えが力を発揮します。
禅の教えには、心を健やかに穏やかに保つ「柔軟心(じゅうなんしん)」というものがあるからです。

 

本書では、この「柔軟心」に基づく教えが身につくようになっています。
1項目ずつ、くり返しくり返し心に語りかけることで、心は柔らかくなっていくのです。

 

乱れそうになっても、心が柔らかければプレッシャーを逃がすことができます。
そのためにも、「柔軟心」を身につけて、心を健やかに穏やかに保ちましょう!

 

◆禅で心を柔らかく。

上手な心の守り方
枡野俊明 三笠書房 2019-3-23
売上ランキング(公開時):61,878
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

何かイヤなことがあったときに思考停止になってはいけません。
いまの状況をよく理解し、冷静になって考えることこそが、心を凝り固まらせず、前に進むための要諦なのです。

 

努力に終わりがないのですから、常に努力が不足しているのは当たり前。
何かうまくいかないことがあるから「努力不足」なのではなく、うまくいこうがいくまいが、さらに努力する余地がある、ということです。

 

小さなことでいい、何かうまくいくたびに「自分もやるな。捨てたもんじゃない」とつぶやくのです。
そうしてたくさんの「できる自分」を発見すると、だんだんに自己肯定感を高めていくことができます。
自分を好きになれるのです。

 

周囲の反応が気になったら、自分自身にこうつぶやいてみてください。
「ありのままの私の気持ちを大切にして行動しよう。私の人生の主人公は私なのだから」と。

 

あえて空白をつくり、その時間を利用して自分自身を見つめましょう。
でないと、人生をどうでもいい雑事ばかりで消耗させることになります。

 

悩みがもたらす”負のスパイラル”に入りそうになったら、もう何も考えずに、悩むことを”強制終了”させましょう。
そのうえで、自分にこう命じてください。
「いま、できることをやろう」と。

 

「人にどう見えるか」は目標ではなく結果にすぎません。
自分がよかれと思ったとおりに行動する、その結果が評価されるか否かは別の問題なのです。

 

モノへの執着は限りなく小さくしていくように努める。
そして、幸福感を時間に求めてみましょう。

 

禅では「一掃除、二信心」といって、「最初にやるべきは掃除で、信心はそれがすんでからのこと」としています。
部屋や庭を掃除することで、心もきれいになります。
そういうきれいな心であればこその信心なのです。

 

どんなにジタバタしようが、自分に回ってきた仕事はやるしかありません。
「ご縁があって回ってきた仕事」と割り切り、「私にしかできない方法でやろう」と考えたほうがいい。
その瞬間、「つまらない仕事」は「面白い仕事」に変わり、被害者意識も消えていくと思います。

 

人が何かミスをするときは必ず事情があるものです。
怒る前にその事情を汲んであげることは、相手の立場で考えてみること。
仏教でいう「同事」の精神です。
大切にしてください。

 

いつも穏やかでいることは人間的成熟度の高い証です。

 

「先のことは先のこと。まずいことになったときにどうするかを考えればいい」
くらいの気持ちで構えていればいいのです。
それに実際問題、「心配事の九割は起こらない」もの。
心配するだけ損なのです。

 

人生を生きるとは、「四苦八苦」に巡り合う旅。
避けられない以上は、受け入れて生きていくしかありません。
それによって逆に、気持ちがラクになるのです。
「自分だけではない。みんな、平等に苦しい」と思えば、心強くもありますよね。

 

現状に安住せず、新しいことに興味を持ち挑戦してみたり、いままでとは違う方法で仕事に取り組んでみたりすることが大切です。
それが成長の糧になるのですから。
日々自問してみてください。
「今日、少しでも前進できたことはなんだろう」と。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1409-1】何かうまくいくたびに「自分もやるな。捨てたもんじゃない」とつぶやく

【1409-2】部屋や身の回りの掃除を日課にする

【1409-3】「今日、少しでも前進できたことはなんだろう」と日々自問する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】上手な心の守り方
【著者名】枡野俊明著者情報
出版社三笠書房
【出版日】2019/3/23
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワードメンタル自己対話
【頁 数】221ページ
【目 次】
1章 まず、自分を嫌わない
2章 絶対、無理をしない
3章 すぐに、人と競わない
4章 ささいなことで、怒らない
5章 いつまでも、クヨクヨしない

 

この本が、あなたを変える!

上手な心の守り方
枡野俊明 三笠書房 2019-3-23
売上ランキング(公開時):61,878
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枡野俊明さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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【書評:1409冊目】上手な心の守り方(枡野俊明)
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