【行動をしない読書は無駄である!】
経済評論家・勝間和代氏が、『勝間式 金持ちになる読書法』と題して、明確な目的を持って本を読むならお金持ちにだってなれる!と提起し、錬金術としての読書法を指南する一冊。
■書籍の紹介文
本を読んでお金持ちになる。
あなたはこの言葉を信じられますか?
本書は、『読書は現代の錬金術である』と強く確信する著者が、自身の実体験を語りながら、お金の不自由から解放される読書術を指南する一冊。
本を読んで?お金持ちになる??
「そんなことができるなら、とっくに本を読んでいる!」とおもったでしょうか。
著者は、心から信じて本を読み、お金持ちになりました。
あなたは、信じず本も読まず、・・・・。
多くの成功者、つまり、お金持ち達は、多かれ少なかれ「本からたくさんのことを学んだ」「この一冊で人生が変わった」という趣旨のことを、のちに語っています。
そうした可能性が本にあることは、あなたも薄々感じてはいるとおもいます。
ならば、なぜその可能性に賭けてみないのでしょうか?
「わたしはこうして結果を出しました!」と、まったくの他人であるわたし達に種明かしをしてくれるのが本です。
しかも、たったの1500円ほどの値段で。
鬱屈とした生活から脱したいと願うなら、とてもハードルの低い”賭け先”だとわたしはおもいます。
賭けられない原因は、2つあるとおもいます。
(1)最初の効果を実感できるまでには、まとまった量の努力が必要であること
(2)努力の仕方を間違えると、いつまでたっても効果を実感できないこと
この2つの問題をクリアさえできれば、信じられるようになるとおもいます。
「本を読んでお金持ちになる」と。
問題の解決策が学べるのも、やはり本です。
2つの問題をどうやってクリアするか、やるべきことが本書には書かれています。
読むか読まないか。
判断するのはあなたです。
◆貪欲に貪れ!
勝間式 金持ちになる読書法
勝間和代 宝島社 2021-12-25
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■【要約】15個の抜粋ポイント
「お金持ちになる」という明確な目的のために本を選び、読書をして学ぶ、ということなしには、ただ本を読んでもお金持ちにはなれません。
私が考える「お金持ち」とは、
「日常生活のなかでお金の不安を感じずに暮らすことができる」
「自分を幸せにするために必要なものは一定の予算内であれば無駄な我慢をせずに購入することができる」
「老後や病気になったときなど自分にとって何かあった場合においても、不安を感じないだけの資産を持っている」
ということを意味しています。
書籍とは実は、採算を度外視して共有される情報の集積にほかなりません。
この書籍をうまく使えば、私たちはお金儲けに限らず、さまざまな意味で情報弱者から情報強者へとなることができるのです。
私自身、自分の人生を変えるような体験をした本というのは、日本人が書いた日本語の本よりも、海外の書籍を翻訳したもののほうが圧倒的に多いのです。
ありとあらゆることで人生が変わるきっかけとなった本の8〜9割は翻訳書でした。
決してはじめからいきなり、難易度の高い本を読むことはオススメしません。
最初のほうで挫折してしまい、読書に対して悪いイメージが定着してしまうからです。
私たちは、読書という集合知を得るためのいちばんの方法を知っています。
そして、読書で得られた情報を簡単に実行に移せる身体を持っています。
できるならば年間300〜1000冊を目安に読みたいところです。
仮に年間に300〜500冊読むことができれば、極端な話、有益な情報に当たらずに500冊の本を読むほうが難しいでしょう。
読書の秘訣の第一は、きちんと目標・目的を設定して、そのためにどんな知識や経験を学ぶ必要があるのかを自分なりに方向づけることです。
その目的意識が、読書をする際の本選び、あるいは本を早く的確に読むということにも関わってくるのです。
1冊の本がまるまる全て、一言一句、素晴らしいなんてことはまずありません。
1冊のうち、1行でも2行でも素晴らしいと思うことがあれば、その本は素晴らしい本なのです。
それではどうやって自分にとっての面白い本、楽しい本を探すかということなのですが、私のオススメは、とにかく10〜20冊くらいさまざまな本を読み始めてみるのです。
そして、そのなかから本当に面白い本だけを読み続けるようにする、という方法です。
いつでもすぐに本を読めるように、
「紙の本は開いてすぐに読める状態で置いておく」
「Kindle用の端末を複数用意して置いておく」
「PCやスマートフォンにKindleのアプリを入れて、開きやすいようにトップ画面のわかりやすいところにアイコンを置いたうえで、立ち上げっぱなしにしておく」
などのような工夫をして、TVをつけるよりもネットサーフィンをするよりも、本を読んだほうが早いという即物的、物理的な状況改善をすることも大切だと思います。
書籍についてどこまでお金をかけたらいいのかと、読書予算に迷う人もいるのではないかと思いますが、私は月収の5〜10パーセントくらいが許容範囲なのではないかなと思います。
行動するために本を読む。
行動をしない読書は、無駄だと肝に銘じてください。
私たちは読書を通じて、先人の知恵、知識、考え方を活用することができます。
何も知らない人に比べて、読書をしている人は、より良い判断ができる可能性が高くなります。
そして、その小さな複利的積み重ねが、私たちを良い仕事、良い収入環境、良い資産形成に導いていってくれるのです。
■【実践】3個の行動ポイント
【1770-1】翻訳本を読む機会を増やす
【1770-2】月収の10%を書籍代にあてる
【1770-3】学んだことを実践し記録をつける
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】勝間式 金持ちになる読書法
【著者名】勝間和代 ・ 著者情報
【出版社】宝島社
【出版日】2021/12/25
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】読む力を身につけたいときに
【キーワード】読書術、稼ぐ力、資産形成
【頁 数】224ページ
【目 次】
序章 お金持ちになる方法は読書で学習できる
第1章 絶対的読書のススメ
第2章 どんな本をどんなふうに読むのか
第3章 今すぐできる!読書ハック
第4章 お金持ちになる読書術 実践編
この本が、あなたを変える!
勝間式 金持ちになる読書法
勝間和代 宝島社 2021-12-25
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
勝間和代さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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