【失敗しても、ゼロに戻るだけだ。】
実業家・堀江貴文氏が、『ゼロ』と題して、失敗してもゼロに戻るだけで、何度でもチャレンジすればいいと提起し、なにもない自分に小さなイチを足していく生き方を指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
失敗したらマイナスになる。
そんなふうに失敗を怖がっていませんか?
本書は、堀江氏の刑期満了とほぼ同時期に出版されたら、まさに「ゼロ」からの再出発にあたり、なにもない自分に小さなイチを足していく生き方を指南する一冊。
失敗してもゼロに戻るだけ。
決してマイナスになることはない。
だから臆せずに勇気を出して挑戦していこう。
これが、本書のメッセージです。
それを自身の「ゼロに戻った経験」から書き下ろしていきます。
刑務所に入るような失敗をすると、すべてを失うと多くの人がおもいます。
もちろん多くのことを失いますが、すべてではないことが本書を読むとわかります。
どんなに制限を受けた環境に置かれても「自分の頭の中は自由」である。
考えること、思考することは決して失われない。
つまり、考えることさえやめなければ、何度でも人は前に進むことができるのです。
本書を読んでいくと、『諦めたらそこで試合終了』という言葉が浮かびました。
どんな状況でも、投げ出さずに何ができるかを考え続ける。
そうすれば、「人生捨てたもんじゃない」とおもえるようになるのです。
ゼロに戻った男が導き出す、今の思考を表したコトバの数々。
あなたの思考を揺さぶることでしょう。
◆ゼロにイチを足そう。
ゼロ
堀江貴文 ダイヤモンド社 2013-11-1
売上ランキング(公開時):994
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■【要約】15個の抜粋ポイント
人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次へのステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。
ゼロになることは、みんなが思っているほど怖いものではない。
失敗して失うものなんて、たかが知れている。
なによりも危険なのは、失うことを怖れるあまり、一歩も前に踏み出せなくなることだ。
これは経験者として、強く訴えておきたい。
もし、あなたが「変わりたい」と願っているのなら、僕のアドバイスはひとつだ。
ゼロの自分に、イチを足そう。
掛け算をめざさず、足し算からはじめよう。
どんなにたくさん勉強したところで、どんなにたくさんの本を読んだところで、人は変わらない。
自分を変え、周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働くこと」なのだ。
僕にとっての情報とは、誰かが用意してくれるものではなく、自らつかみ取るものなのだ。
経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく
チャンスとは、あらゆる人の前に流れてくる。
大きな桃じゃないかもしれない。
葉っぱ一枚のこともあるだろう。
それでも、目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか。
そこが問題なのである。
チャンスを見極める目なんて、必要ないのだ。
少しでもおもしろいと思ったら、躊躇せず飛び込む。
このままでは、一生「このまま」だ
人は、本質的に怠け者だ。
長期的で大きな目標を掲げると、迷いや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。
そこで「今日という1日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュしていくのである。
「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば、「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくる
「お金とは『信用』を数値化したものである」
信用の「ゼロからイチ」は、まず自分で自分を信じるところからはじまる。
あなたは自分のことを信じているだろうか?
挑戦と成功の間をつなぐ架け橋は、努力しかない。
僕はあなたの人生に直接手を触れることはできない。
決めるのは、あなただ。
自分の人生を動かすことができるのは、あなただけなのだ。
■【実践】3個の行動ポイント
【157-1】今自分がやりたいこと、やってみたいことを書き出す
【157-2】「いま」に全力を尽くす
【157-3】目の前の問題に対して「できる理由」を常に考える
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】ゼロ
【著者名】堀江貴文 ・ 著者情報
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2013/11/1
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】生き方、働き方、信用残高
【頁 数】240ページ
【目 次】
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ
第3章 カネのために働くのか?
第4章 自立の先にあるつながり
第5章 僕が働くほんとうの理由
この本が、あなたを変える!
ゼロ
堀江貴文 ダイヤモンド社 2013-11-1
売上ランキング(公開時):994
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堀江貴文さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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