【254冊目】「このままでいいのか」と迷う君の明日を変える働き方(金井壽宏)

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【モチベーション下がってませんか?】キャリア研究の第一人者と考える、自分だけの答えを見つける方法。日々やる気やモチベーションは上下する。いかに維持し、高めるかのヒントが学べる一冊。

 

 

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■本の概要
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【書籍名】このままでいいのか」と迷う君の 明日を変える働き方
【著者名】金井壽宏
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2014/3/13
【推薦度】★★☆☆☆
【目 次】
序 章 「働き方」に迷うとき
第1章 いったい仕事とは何なのか
第2章 働く20代がぶつかる問題
第3章 仕事の面白さを見つける
第4章 「会社」としたたかに付き合う
第5章 自分のキャリアを考える

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介するのは、「働き方」に関する一冊。

 

著者は、金井壽宏さん。
クリニカルアプローチで組織変革や組織開発の実践的研究しているキャリア研究の第一人者。

 

あなたへの質問です。
「あなたは、自分のモチベーションが下がった時に、高める方法を持っていますか?」

 

本書は、一般の企業で働く若手14名へのインタビューを元に、「モチベーション」「キャリア」の悩みから抜け出し、成長していくための考え方を考察するつくり。

 

自分なりの「働き方」を掴むためのヒントとして活用できる内容。
働きはじめた若手ビジネスパーソンは、押さえておくべき一冊。

 

それでは、本編をはじめます。

 

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■読書ノート
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好きなことを仕事にせよ、愛する仕事こそ好ましい、と若い人に勧める成功者は多い。かのスティーブ・ジョブズも、偉大な仕事をするための唯一の道は、愛せる仕事をすることだと言っている。

 

仕事で悩んだ時は、自分がどちらの人間かを考えてみると、何かが掴めるはずだ。好きな仕事に打ち込みたいタイプか、それとも仕事に多くを望まず、好きなことは趣味で満足できるタイプかだ。

 

自分の中で「私はこのバランスで働くのだ」という軸ができているなら、まったく問題ない。だが、普通は、それがよくわからないから悩むのだ。

 

ただ「仕事で得られるお金」と「仕事のやりがい」の間で悩んでいるなら「仕事は、場合によっては面白くなることもある」ということを、申し上げておきたい。

 

仕事の壁にぶつかった時、「どれくらいの期間、我慢するべきか」について、悩む人は多い。そういう人には「悪いガマンはするな。だが、良いガマンならするべきだ」といいたい。

 

良いガマンとは「その仕事の面白さ・やりがいを知るために、最低限、必要な努力」だ。その努力の前に「自分にはこの仕事は合わない」と決めつけてしまう人がいる。

 

仕事も同じだ。最低限、「その仕事が、なぜこの世に存在しているのか」「どういうお客様がいて、そこで自分が果たしている役割は何か」それを理解するまでは、辞めるべきではない。

 

失敗しても、いくらでもやり直しはできる。また挑戦すればいいのだ。その時、失敗から学ぶこと、失敗から有益な教訓を得ることが大切だ。それがあなたを成長させるのだ。

 

自分のキャリアや仕事について悩んでいる人におすすめするのが、次の3つの問いだ。ぜひ、自分に投げかけてみることだ。
「自分は何が得意か」
「自分は何をやりたいのか」
「何をしている自分なら、意味を感じ、社会に役立っていると、仕事の価値を実感できるのか」

 

この3つの問いに、メモでもいいから、まずは答えてみて欲しい。文章になっていない、単語のリストだけでも構わない。この質問は、キャリアに関する自分のイメージを、3つの側面から表している。

 

1つ目は「自分の能力と才能にかかわる自己イメージ」だ。自分がうまくできると思っていることと、他人にも「これが上手だね」と言ってもらえることだ。

 

2つ目は「自分の動機と欲求にかかわる自己イメージ」だ。人から「これをやったらいいんじゃないか」と言われても、本当にそれが自分のやりたいことでなければ、本気で取り組むことは難しい。

 

3つ目は「どんな仕事が、自分にとって意味と価値を持つのかに関するイメージ」だ。その仕事を長期間続けた時、自分にどんな意味と価値があるのか。それが感じられないと、得意でも虚しいだけだ。

 

仕事に対するモティベーションは、「時間軸」で未来を展望し、長い人生の視点を加味した上で考えるべきだ。そのほうが、よい結果をもたらすはずだ。

 

「この会社で働いている自分だからこそ、替えのきかない価値を生み出すことができる」というのが「本当の自分の価値」になる。

 

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■実践ポイント
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●「自分は何が得意か」を書き出す

●「自分は何をやりたいのか」を書き出す

●「何をしている自分なら、意味を感じ、社会に役立っていると、仕事の価値を実感できるのか」を書き出す

●「本当の自分の価値」を常に意識する

 

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■まとめ
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あなたは自分の軸を持っているか?

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

 

今日は何かとリズムが悪い1日。
街を歩いていても何かと人にひっかかり、(;一_一)な感じ。
自分からマイナスオーラが出ていないか、注意しないと(・_・;)

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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