【書評:382冊目】なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか(ジェーン・ホラン)

【組織を生き抜く知恵】
異文化間リーダーシップの専門家/ジェーン・ホラン氏が、『なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか』と題して、望むキャリアを手に入れるための「社内政治」の技術を解説する一冊。

■書籍の紹介文

社内の人事制度。
ストレスを感じていませんか?

 

本書は、会社組織で出世したい人は絶対に身につけておくべき、組織を生き抜くための「社内政治力」について体系的に解説する一冊。

 

この本で語られる「社内政治力」とは、日本的な派閥抗争ではありません。
「自分をよりよく見せる」「能力やアイデアを認めてもらう」技術を指します。

 

言ってみれば、自分を売り込む技術ということです。
周りの人より”相対的に”自分をよく見せることができれば、出世の道が開かれるのです。

 

意識すべきは、これらは自分の意思ひとつで取り組むことができる点です。
だからこそ、言い訳ができないともいえます。

 

いがみ合いや派閥抗争は、自分でコントロールできません。
「社内政治」とは、いろいろな示唆に富んだ内容だとおもいます。

 

◆社内政治とは、こういうこと。

なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか
ジェーン・ホラン CCCメディアハウス 2014-7-10
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント

政治とは、本来提携関係を築き、業務を管理するためのものだ。
だから、政治力のある人が、権力を理解し、手に入れることができるのは、当然のことなのだ。

 

組織内で働いている不文律を理解し、職場生活の政治的側面を正しく把握して、これを上手に切り抜けるスキルと勘が、組織で活躍する上で不可欠だ。
しっかり身につけるべきだ。

 

成功したCEOには、例外なく政治力がある。
政治認識力は極めて重要なスキルなのだ。
ところが、これはビジネススクールでも学べない。
今のところ、試行錯誤を繰り返しながら学ぶしかないのだ。

 

政治的スキルが重要なのは、政治力があれば、組織や一部の人間が誤った方向に向かい始めたとき、不正や偏向や課題を見抜くことができるからだ。

 

政治を軽視して、真剣に学ぼうとせず、存在感を示さないまま、ただひたすら働いている人は、リストラがあった時、真っ先に対象者になる人だ。
そうならないために、ぜひ政治力を身に着けてほしい。

 

組織で生き抜くには、自己PRのスキルを磨くべきだ。
これは、あなた個人にとっても、あなたのチームにとっても不可欠だ。
周囲から認めてもらう上で欠かせないのだ。

 

自分の仕事の中で、上司や同僚に知っておいてもらいたいことは何か考え、それをできるだけ丁寧に伝えるようにするべきだ。
そのためには、何事も記録をとっておく癖をつけることだ。

 

リーダーなら、ストーリーを語るテクニックも覚えるべきだ。
ストーリーを語ることは、自己PRよりも気楽なはずだ。
自分のことだけでなく、チームや世話になった人のことを語るのだ。

 

世界中どこにいっても、政治に関わりたくない人や、関わり方を知らず、自分の価値観にとらわれている人がいる。
しかし、政治力を持たないまま黙っていれば、あなたのキャリアは頓挫するだけだ。

 

あなたやあなたの属するチームが、周囲からどう見られているかを知り、それを正しく管理することが重要だ。
そのために、次の三つの問いを考えるべきだ。
(1)キャリアアップを図るには、周囲の認識をどう管理するか
(2)どうすれば、周囲の認識を変えられるか
(3)どうすれば自分が変わったことを周囲に伝えられるか

 

周囲が、あなたのことをどう見ているかを把握し、あなたが望んでいる認識と大きな違いがあるようなら、周囲の認識を修正するところから始めるべきだ。

 

次に、敵があなたのことをどう言っているか探る。
このとき「真実は、冗談の中で語られる」という諺を思い出すことだ。
肯定に続く「だが」を聞き逃さず、裏に隠された意味を考えることだ。

 

また、信頼している人には、あなたが認識を変えようとしていることを率直に伝えることだ。
できれば、定期的にフィードバックしてくれることを求めることだ。

 

評判を構築するには、それほど時間はかからない。
ただし、ダメになる時も数秒だということは、肝に銘じておくべきだ。
自分のイメージや評判には、常に気を配るべきだ。

 

あなたのブランドは、あなたが語るストーリーであり、あなたの将来性であり、あなたの品質だ。
目に見えないが、企業にも個人にも、競争上の優位性をもたらす資産なのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【382-1】自己PRスキルを磨く

【382-2】周囲が自分をどう見ているかヒアリングする

【382-3】信頼を失うのは一瞬だと肝に命じておく

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか
【著者名】ジェーン・ホラン
出版社CCCメディアハウス
【出版日】2014/7/10
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワードキャリアアップ働き方セルフブランディング
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 政治に積極的になるわけ
第2章 政治力をつける
第3章 権力の盛衰を生き抜く
第4章 物事を額面どおりに受けとめる
第5章 権力マップをつくる
第6章 周囲の認識を管理する
第7章 評判とブランド管理に気を配る
第8章 話し言葉に気をつける
第9章 業績管理の政治を知る
第10章 権力、政治、性

 

この本が、あなたを変える!

なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか
ジェーン・ホラン CCCメディアハウス 2014-7-10
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ジェーン・ホランさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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【書評:382冊目】なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか(ジェーン・ホラン)
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