【朗読の秘めたパワーを知る!】
朗読講師・斉藤ゆき子氏が、『奇跡の朗読教室』と題して、主宰する朗読教室で起こった21の小さな奇跡の話を紹介しながら、朗読を学ぶことで得られる魅力や楽しみ方を解説する一冊。
■書籍の紹介文
朗読。
どんなイメージをもっていますか?
本書は、「朗読」には人を輝かせる不思議なパワーがあると提起し、実際にあった”心温まるエピソード”をとおして、「朗読」の魅力や楽しみ方を解説する一冊。
朗読のイメージが変わる。
この表現がピッタリな内容です。
こんなにも魅力的で、こんなにも人を成長させるのか・・・。
朗読とは、こんなにも可能性に満ち溢れた世界なんだなとイメージを新たにします。
滑舌や発声、表現方法など、コミュニケーション能力を総合的に伸ばせる。
つまり、朗読を学ぶことで、自分の人としての魅力度を磨くことができるのです。
まずは、近隣で開催されている朗読会、もしくは、著名人がやっている朗読会に行ってみようかな。
そんな前向きな気持ちで、読み終えることができます。
収録されている21のエピソードも、朗読の世界へのイメージを膨らませてくれます。
と同時に、こんなにも多様なニーズから朗読会に参加しているんだと驚かされました。
朗読とは、相手に向けて物語の内容を声で表現すること。
これは、日常の生活のあらゆる場面で応用できるスキルです。
興味があれば、ぜひ覗いてみてください。
ヘタなイメージを持つことの勿体無いなさを感じることでしょう。
◆朗読の世界がスゴイ!
奇跡の朗読教室
斉藤ゆき子 新泉社 2019-6-18
売上ランキング(公開時):15,242
Amazon 楽天
■【要約】15個の抜粋ポイント
朗読ライブでは、基本的には自分の好きな作品を読んでいただきます。
小説、童話、詩、エッセイなどジャンルは問わず、10分以内で発表できるものを選んでくださいとお伝えしています。
アクセントは、聞き取りのいい方だと指摘されればすぐに修正できますが、よくない方はなかなか直せない場合もあります。
例外もあると思いますが、ものまねが得意な方はすぐに直せるものの、音痴だと言われる方は時間がかかる傾向があるということです。
「声が小さい」というのは、声の悩みのなかでも多いもののひとつです。
残念ながら生まれ持った声質を変えることはできませんが、声をしっかり響かせれば、大勢の前で話すときだけでなく、普段でも十分遠くまで届く声にすることができます。
「話し方を学ぶには”朗読”が効果的」。
言葉は相手に届けるものです。
作品を『読む』のではなくて、観客に向かって『話しかけて』ください。
朗読は、相手が内容を理解し、想像できるように言葉を届けていくことが大切です。
人の声や言葉、表情は、磨くことで商品価値を高められます。
そしてこれは、売り上げにも直結します。
私が朗読教室を開いた理由のひとつに、朗読を通して舞台で輝いてほしい、拍手に包まれる素晴らしさを味わってもらいたいという思いがあります。
黙読:声を出さずに読むこと
音読:声を出して自分の理解のために読むこと
朗読:相手に向けて物語の内容を声で表現すること
言葉って人を元気にするし、言葉で勇気づけられることってありますよね。
読み聞かせには、聞き手の心を安定させる効果があります。
「どうすれば相手が楽しいって思うかを考えると、『自分』がなくなって心地いいです」
鍛錬を続ければいつまでも若い声を出せるという事実
朗読に励まされると同時に、「生きること」「生かされること」の本当の意味を教えてもらったという経験です。
どんなときも、「ことばはやさしく美しくひびきよく」。
それをいつも心に置きながら。
■【実践】3個の行動ポイント
【1457-1】近隣で開催されている朗読会を調べる
【1457-2】朗読会を体験する
【1457-3】朗読会を体験した感想をまとめる
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】奇跡の朗読教室
【著者名】斉藤ゆき子 ・ 著者情報
【出版社】新泉社
【出版日】2019/6/18
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】読書術、話し方、教養
【頁 数】256ページ
【目 次】
第一章 自信
第二章 成長
第三章 伝える
第四章 絆
第五章 夢
第六章 生きる
この本が、あなたを変える!
奇跡の朗読教室
斉藤ゆき子 新泉社 2019-6-18
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斉藤ゆき子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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2019年 8月 02日
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