【書評:1414冊目】プレイングマネジャーのルール(小池浩二)

【プレイングマネジャーの役割って結局なに?】
経営コンサルタント・小池浩二氏が、「プレイングマネジャーのルール」と題して、全社員でチームで動かす”シェアド・マネジメント”の手法を徹底的に解説する一冊。

■書籍の紹介文

プレイングマネジャー。
その役割はどこにあるとおもいますか?

 

本書は、今の時代にあったマネジメント手法は”シェアド・マネジメント”であると提起し、その核をなす「プレイングマネジャーの役割」をルールにして解説する一冊。

 

リーダーシップを発揮しながら、最前線で仕事もこなす。
このように、プレイングマネジャーをイメージされている方が多いのではないでしょうか。

 

本書を読むと、こうしたイメージが壊れていく感覚を覚えるでしょう。
「リーダーだけがリーダーシップを発揮すればいいのか?」
「リーダーが、その仕事を担当する必要があるのか?」
という著者の問いかけを浴びながら・・・。

 

そのうえで、リーダー、そして、チームの能力を最大限に発揮するためのプレイングマネジャーの果たすべき責務を知ることになります。
まさに、プレイングマネジャーの姿をアップデートするための最新版の教科書といえます。

 

では、なぜ今アップデートが必要なのか。
プレイングマネジャーがあたり前となった昨今、成果があがる手法と成果があがらない手法の違いがわかってきたからです。

 

だからこそ、ルールと表現することができるし、教科書のようにまとめられるようになったのです。
成果があがる手法を学ぶことで、自分が楽になり、チームも活気づくのです。

 

プレイングマネジャーという立場に、自分自身が潰されないために。
読んでおきたい一冊だと感じます。

 

◆プレイングマネジャーの教科書。

プレイングマネジャーのルール
小池浩二 あさ出版 2019-3-27
売上ランキング(公開時):62,611
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

判断には決断が不可欠だ。
そのためには、根拠すなわち価値判断基準が必要だ。
これを考えることが重要だ。
その上で、上司とすり合わせるから、本当のOJTになり、成長につながるのだ。

 

成熟社会で仕事が複雑化している。
その結果、組織で動く社員には、2種類の仕事が求められている。
「現場の業務」と「チームを動かす仕事」だ。
これを実現するのが「シェアド・マネジメント」だ。

 

リーダー一人があくせくやってもダメだ。
全メンバーが、自分の役割に対してあくせく努力するからこそ、結果として目標が達成できるのだ。

 

全員参画がポイントなのだ。
「参画」とは、自ら考え、判断し、行動し、責任を取ることだ。
ただ、単に会社にいるだけの「人在」を育ててはいけないのだ。

 

リーダー役はリーダーだけのものではない。
「部下」の立場から発揮されるリーダーシップもある。
そもそもリーダーシップとは、リードするスキルだ。
周囲を巻き込み、引っ張っていくものだ。

 

プレイングマネジメント体制の手本は「小学校のクラス運営」だ。
学級委員長がいて、副委員長が中心となり、黒板消し係、給食当番、保健委員、飼育係、放送委員等がいて、クラス全員が役割を担う。

 

●組織を強くする6つのポイント
(1)共通語を作る
(2)できない人を作らない
(3)最優先業務を考え、判断して実践する
(4)出来映えを確認し問題を早期発見する
(5)問題点の早期治療
(6)学習能力を活用して生産性を上げる

 

「今月の目標はいくら」と問われたら「いくらです」と答えられる。
これがチームの共通語だ。

 

●業績をつくる黄金法則
↓部門方針:重点的に取り組む内容を考えた向こう3カ月の戦う方向性
↓商材戦略:業績目標への対策を考える
↓戦術:明日から実践していく方法・役割を決める
↓戦闘:日常業務の実践や戦術で決めた具体策の実践
↓環境整備:学習効果を発揮させる環境整備

 

仕事の70%はルーティンの繰り返しだ。
これを、円滑に進める会社のインフラが基本動作だ。
やる気・実行力・継続力さえあれば「誰でも、いつでも、どこでも」業績が上げられる。
費用も不要だ。

 

●基本動作の3種類
(1)「業務上」の基本動作
(2)「業界固有」の基本動作
(3)「会社・部門固有」の基本動作

 

仕事の意味を語ることだ。
この仕事の社内の位置づけはどんなものか、それを担当するメンバーは、どのような役割を果たしているのかなどだ。

 

メンバーができることをメンバーに任せず、上司が自ら手がけるようでは失格だ。
できるリーダーは「自分が、今より一段上の仕事をするには、どの仕事を誰に任せればよいか」と考える。

 

仕事を任せる場合、「なぜ任せるか」を相手によく理解させる。
こちらの考え方を理解し、その意図を受け入れて、同じ気持ちをもってもらう。
それには、リーダーとしての説得力が必要だ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1414-1】任せるときは、理由を添えて伝える

【1414-2】仕事の意味を説明できるようにする

【1414-3】説得力を学べる本を読む

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】プレイングマネジャーのルール
【著者名】小池浩二著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2019/3/27
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワード職場環境働き方指導力
【頁 数】216ページ
【目 次】
序章 マネジメント方法も人の役割も変わった
第1章 時代に合ったシェアド・マネジメントのルール
第2章 「動かす技術」を身につけるルール
第3章 業績をつくる黄金法則のルール【準備編】
第4章 業績をつくる黄金法則のルール【事例編】1
第5章 業績をつくる黄金法則のルール【事例編】2
第6章 チームを全員で動かすリーダーのルール
第7章 メンバーとさらに心を合わせるリーダーのルール

 

この本が、あなたを変える!

プレイングマネジャーのルール
小池浩二 あさ出版 2019-3-27
売上ランキング(公開時):62,611
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小池浩二さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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