- 2013-12-24
- 本のシェア
- ★★★★☆, ドロシア・ブランド, 実業之日本社, 成功法則, 生き方に迷ったときに, 習慣術, 自己対話
- コメントを書く
【破滅願望の正体と退治法】
1933年に全米で出版されて以降読み継がれる”伝説の自己啓発書”が「目覚めよ!生きよ!」として待望の邦訳出版。ドロシア・ブランドがあなたを成功へと導く「12の教え」とは?
==================
■1分間紹介文
==================
本日ご紹介するのは、「生き方」に関する一冊。
著者は、ドロシア・ブランドさん。
1893〜1948年。編集者、作家、作家育成と文筆の世界に関わり続けた女史。
原著は、1933年に全米発売され瞬く間にバイブルになった名著。
100万人の人生を変えた「成功の公式」とは何なのか?
その公式を支える「12の教え」とは何なのか?
本書を読み終えたとき、あなたに薔薇色の明日がやってくる。
『1分間マネジャー』の訳者である小林薫さんが訳者、あの和田裕美さんが強力な推薦者として登場していることからも、熱が入った邦訳版になっています。
1日でも早く読み、”12の教え”を実践していくことで、あなたの景色に映える薔薇の本数が増えていきます。
アメリカで80年以上読み継がれる名著、今すぐ読みましょう!
あなたの中にある何かが、目覚める!
==================
■本がわかる!15の要約ポイント
==================
失敗とは、エネルギーを正しくない方向に注ぎ込んでしまったことだ。
失敗することに費やしていた時間とエネルギーを、もし成功のほうに傾けることができれば間違いなく成功するはずだ。
なぜ、人は失敗を目指してあくせく努力するのか。
それは、人が「生きようとする意志」に従う動物であると同時に「失敗しようとする意志」「死のうとする意志」にも動かされているからだ。
これを「破滅願望」という。
なじみのない考え方だ。
意味が明瞭でないし、目につきにくい。
だから、誰もが、不意討ちを食らってしまうのだ。
失敗から成功へ転じるには、最初の一歩が肝心だ。
まず、自分の生命の中に破滅願望が働いていることをまずは認めることだ。
なぜなら、破滅願望は密かに忍び込んで破滅的な活動を行うからだ。
我々は、無意識の領域で苦痛、屈辱、疲労を極度に恐れているのだ。
積極的に喜びを求めるより、むしろ苦痛を避けようとしているのだ。
だから「何もしないでおこう」と思ってしまいがちなのだ。
●失敗することなどあり得ない行動を取る3ステップ
(1)自分の中にあるモデルに当たること
(2)成功の時の様子を、今の仕事に当てはめてみる
(3)本当に疲れ果てるまでとことん仕事をすること
教えを実践することで、心に、こりや痛みが生じるかもしれない。
これは、筋力トレーニングで新しい筋肉を使った後に生じるものと同じものだ。
●オススメの3つのトレーニング
(1)毎日1時間、直接の質問に答える時以外は、何もしゃべらないこと
(2)1日30分間、1つのテーマだけを考えること
(3)「私」という自分を表す言葉を一度も使わずに手紙を書いてみること
初対面の相手が、自分のことを気兼ねなく話せるようにする訓練も有効だ。
これを実践することで、他人の気持ちが多少でもわかるようになり、自分の視野を広げることができるようになる。
「つまり」「というのは」「実は」「もっとはっきり言えば」などの言葉は使うべきではない。
この手のクセがあるなら、友人に頼んで、使った時に教えてもらう。
数回の指摘で、全く使わなくなるはずだ。
無作為に選んだ指示を守る訓練も有効だ。
軍人や聖職者、ある種の組織のメンバーなどは、いつ何時、指示を受けるかもしれない状況下で暮らしている。
彼らには、普通の人にはない柔軟性がある。
たとえば「食物を採らずに12時間を過ごす」「一晩中、寝ずに仕事をする」などの指示を紙に書き、封筒に入れる。
そして、毎月のある決めた日に、封筒を1つ取り出し、自分の書いた指示を実行する。
この訓練でもっとも重要なことは、指示内容でなく、指示を守ることだ。
すべてに「イエス」と答えて行動する日を作ることは、これまでに紹介したすべての訓練の代わりになるはずだ。
成功の公式は「失敗などありえないような行動を取れ」だ。
これを実行するには、空想や時間の浪費をしている暇はない。
その時間を意味や目的のある活動に充てるべきだ。
結局、成功とは最善を尽くすことなのだ。
最善が、どんなに遠大なものでも、その実現に向かって最善を尽くすことで「破滅願望」からは自由になれる。
これこそが成功の法則なのだ。
==================
■これをやろう!3つの実践ポイント
==================
【149-1】失敗に回避するのか、成功に向かうのか、行動を分析する
【149-2】「つまり」「というのは」「実は」「もっとはっきり言えば」を使わない
【149-3】そのときそのときに最善を尽くすこと
==================
■今回のまとめ
==================
迫る破滅から逃れるには、最善を尽くし進み続けるしかない!
==================
■本日紹介した書籍情報
==================
【書籍名】目覚めよ!生きよ!
【著者名】ドロシア・ブランド
【出版社】実業之日本社
【出版日】2013/11/26
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】成功法則、習慣術、自己対話
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章◎なぜ失敗するのか
第2章◎破滅願望
第3章◎破滅願望の犠牲者たち
第4章◎失敗の報酬
第5章◎成功の公式で進路を正す
第6章◎成功の公式をどう実践していくか
第7章◎アドバイスと資質
第8章◎むだ口をきかない
第9章◎想像力の果たす大きな役割
第10章◎決まりと基準
第11章◎成功するための12の教え
第12章◎全力を尽くして生きる
ドロシア・ブランドさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
■【読者登録受付中】
メルマガの配信を開始しました!■
登録はこちらから
※注意※
PCアドレスでの登録にご協力ください。
携帯アドレスだと未着の場合があります。
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。