【書評:1487冊目】「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!(井出留美)

【ごみに捨てる食品が、もしお金だったら?】
「食品ロス」問題ジャーナリスト・井出留美氏が、『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』と題して、お金の視点から食品ロスへの対処法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

前回のごみ出しを思い出してください。
ごみ袋の中に、どれだけ食品が入っていましたか?

 

本書は、食品ロスの改善は家計の面からメリットが少なくないと提起し、日常生活にすぐに取り入れられる「食品ロスを減らす65のワザ」を指南する一冊。

 

ごみ袋に入っていた食品の量。
その捨てる食品の1つ1つが、仮に1000円札だったとしたら、どんな気持ちになるでしょうか。

 

「冗談じゃない!」「捨てるか見直そう!」「一刻も早く減らさないと!」
ほとんどの人は、こう思うとおもいます。

 

つまり、食品ロス問題とは、お金ロス問題だとも捉えられるのです。
お金と捉えれば、「やっちゃった」「仕方ないじゃん」「次からね」などという言い訳をカンタンに言えなくなります。

 

食品ロスが減れば、お金が増える。
その額、著者自身の経験や調査データから、月5,000円、年60,000円とのこと。

 

食品は、一生涯必要なものです。
ということは、年60,000×○○年で考えると・・・。

 

このお金ロスを減らすことに直結する、食品ロスを減らすワザが本書では学べます。
どのワザも、意識一つですぐに取り入れられる簡単なモノばかりです。

 

◎卵の鮮度を保つ保存の仕方は、尖った方を●●にする
◎豆苗は、●●に保存すると、2回目も美味しく収穫できる
◎宴会で、幹事が「●●!」と言うだけで一人■■円得する

 

このようなワザが、全部65個収録されています。
1つ1つ実践することで、その分だけ、お金が減らなくなる(お金が増える)のです。

 

お金ロスの視点から、食品ロスの問題を考える。
食品ロス削減への意識づけに、とても有意義な一冊だと強く感じます。

 

◆東京都民が食べる1年分の食品が捨てられている

「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!
井出留美 マガジンハウス 2019-6-27
売上ランキング(公開時):42,515
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

賢いやり繰りは、1週間くらいの献立を考えて買うこと。
そうすれば、無駄な「食品ロス」がなくなります。

 

「スーパーは みんなで使う 冷蔵庫」
自分の家に食べ物を溜め込むのではなく、なるだけ必要最小限だけ買う。
スーパーを、自分のもうひとつの冷蔵庫だと思うのはいかがでしょう?

 

卵の形は、丸い方と尖っている方がありますよね。
鮮度を保つには、丸い方が上、尖った方を下にします。
諸説ありますが、丸っこい方には、空気の部屋(気室)があって、黄身に細菌が入り込みにくくなるそうです。

 

肉を冷蔵したり冷凍する時は、買ってきたパックのままではなく、”くるみ直す”と傷みにくくなります。

 

ネギ1本の3分の1を占める緑の部分を先に使ってしまいましょう。
(略)
白いところは、比較的、日持ちするので、ゆっくり使うことができます。

 

一回使って、根っこを切った豆苗は、冷蔵室で保存しながら、また生えてくるのを待つのが、美味しく収穫できるコツだそうですよ。

 

私たちにも実践できるのは、「天候不良な時は、魚を無理して買わない」ということ。

 

おからパウダーをキッカケに、もっと、おからを活かせるようになるといいですね。

 

冷蔵庫に入れる食品の量を、標準の7割くらいと、標準量の倍ほどとで比較すると、倍入れた方が、なんと35%も消費電力が多いそうです。

 

わが家では、コメは、2リットルのペットボトルに入れ、冷蔵庫で保管しています。

 

ゴムベラは何でも集めます。
”チリも積もれば山”、「食品ロス」をなくす万能ツールです。

 

余った食材を無駄にせず、必要な人に生かす。
食費が浮いて助かる「無料スーパー」。

 

日本では、「食べ残しの持ち帰りは、自己責任」という通達を国が出しています。
持ち帰りの「ドギーバッグ」をお願いすること自体、禁止ではないのです。
ドギーバッグ普及委員会」という団体では、「自己責任カード」を発行して、お持ち帰りを推奨しています。

 

幹事がひと声「食べ残さないようにしましょう」と言うだけで、「食品ロス」が減るのです。

 

日本の「食品ロス」量は、東京都民が一年間に食べる量と同じです。
世界の貧困国や紛争地に寄付される食料の2倍近くもの食料が捨てられているのが現状です。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1487-1】献立を考えて、必要なモノをメモに書いてから買い物にいく

【1487-2】冷蔵庫の中は、奥まで簡単に見通せるくらいの量にする

【1487-3】「どうすればゴミを減らせるか」の視点で食品と向き合う。

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!
【著者名】井出留美著者情報
出版社マガジンハウス
【出版日】2019/6/27
オススメ度★★★★☆
こんな時に社会貢献を考えるきっかけに
キーワード社会生活習慣術節約術
【頁 数】160ページ
【目 次】
余分なものを買わないワザ
買ったものを全部使い切るワザ
捨てていたものも「食品ロス」にしないアイデア
安くて、賢く「食品ロス」も出さない買い物テク
上手に保存して使い切るワザ
月5000円の無駄カットをさらに増やすテク
カフェ&ランチ&飲み会「食品ロス」を減らしてお得に食事できるワザ

 

この本が、あなたを変える!

「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!
井出留美 マガジンハウス 2019-6-27
売上ランキング(公開時):42,515
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井出留美さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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