【書評:2106冊目】リーダーシップは「見えないところ」が9割(吉田幸弘)

【”できる”と評価される秘訣がココに!】
人材育成コンサルタント・吉田幸弘氏が、『リーダーシップは「見えないところ」が9割』と題して、今求められるリーダー像を明かしながら、最新のリーダーシップ法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

あなたにとっての理想のリーダー。
それはどんな人物ですか?

 

本書は、『共感』『支援』をキーワードに、いま求められているリーダーシップの在り方を示しながら、実践するために取り入れたい、最新の思考法やリーダーシップ法を指南する一冊。

 

◎成長につながることは、真摯に指摘、指導してくれる
◎自分の性格を理解してくれていると感じるような仕事の差配ぶりを見せてくれる
◎仕事と人格を分けて、評価やコミュニケーションをとってくれる
◎時には黙って防波堤に、時には強力な援軍に、時には熱烈な応援団になってくれる
◎落ち着いていて、穏やかでポジティブな空気感をまとっている

 

この人のチームで良かった、この人に出会えてよかった。
わたしが過去にそう思えたリーダーに感じたことを、少し書き出してみました。

 

あなたの中にも、この人は!というリーダーがきっといることでしょう。
この書籍では、35,000人のリーダーと接してきた著者が、まさに「この人は!」と思わせる”できるリーダー”にみられる共通点を抽出していきます。

 

そして、見出した共通点を土台に、いま求められているリーダーシップの在り方を示します。
リーダーシップの発揮を求められる立場の人、その立場を目指す人も含め、取り入れたい思考法やリーダーシップ法が手軽に学べるように構成されています。

 

変化のスピードが加速度的に増す現代社会。
個人も常に変化適応していくことが求められています。

 

当然ながら、リーダーシップの在り方も刻々と変化しています。
「わたしのやり方はこうだ!合わせろ!!」は、もはや・・・・ですよね。

 

本書の価値は、いち早く変化に適応し結果を出しているリーダーが何を意識したのか。
その「うまくいった(いっている)」方法を数多く目にできる点にあります。

 

ぜひ目一杯活用して、自分のものにしてしまいましょう。
柔軟に学び吸収することも、リーダーに必要なことですから。

 

◆いま求められているリーダー像を知る。

リーダーシップは「見えないところ」が9割
吉田幸弘 青春出版社 2024-5-7
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■【要約】15個の抜粋ポイント

●サーバント(支援型)リーダーシップに必要な8つの要素
(1)傾聴力
(2)フィードバック
(3)心理的安全性
(4)納得
(5)裏方役
(6)成長へのアシスト
(7)チームの環境づくり
(8)平常心

 

部下の能力・スキルを最大限に活かす。
これがこれからのリーダーの役割と言えるでしょう。

 

大切なのは、部下がどのような時にモチベーションが下がるかを把握しておき、そうならないように注意しておくことです。
そこで私が推奨しているのが「部下ノート」をつけることです。
「部下ノート」とは、部下のことを把握するために、部下に関する情報をまとめておくノートです。

 

「部下ノート」には、次のようなことを書いておくといいでしょう。
・部下が大切にしているもの
・働く理由
・夢や目標
・日々の不安
・得意なこと、不得意なこと
・趣味
・喜んでいたこと、怒っていたこと
・部下が取った素晴らしい行動(プロセス)

 

能力をほめることは、「自分はこれでいいんだ」と部下の成長を止めることにつながりかねません。

 

叱って失敗してしまうのは、単に「叱り方」がよくないからです。
部下をうまく動かせるリーダーは、この点を強く意識して、叱る「準備」をしているのです。
準備には、大きく分けて3つのステップがあります。
ステップ1:感情を整える
ステップ2:場所と時間を選ぶ
ステップ3:シナリオをプランニングする

 

例えば上司と話している際に、「コスト」「利益」「時間」「コミュニケーション」「お客様」「リスク」など、よく出てくるワードがあれば、それが上司が強く意識していることです。
何かを提案する場合、そこを強く推せばいいのです。

 

「採用された企画」には、仕事のヒントが隠れている。

 

信頼されるリーダーは「空白時間」を確保しています。

 

できるリーダーは、たいてい「スタートダッシュ型」です。
リーダー自身の仕事でも、部下に頼む場合でも、できるだけ早く着手するようにしています。
具体的には、まず「いつから始める」宣言をするのです。

 

「イライラの感情を持つのは人間だから仕方ない。でも、イライラの感情を出してしまうのはアウト」です。

 

●心を切り替えるクールダウンの「儀式」
・コーヒーを淹れる
・ガムをかむ
・動物の画像を見る
・心のなかで自分自身の実況中継をする

 

リーダーは、常に仕事の「暗黙知」を「形式知」にする習慣をつけることが大切です。

 

企画書や契約書などは、生で仕事を学べる貴重な素材です。
この企画書はどういう点がよかったのか、と考えてもらうわけです。

 

●人が辞めないチームマネジメントの極意
(1)メンバー間のハラスメントに注意する
(2)前例主義や減点主義には絶対にしない
(3)裏方役の評価基準を定める
(4)意見を出して損したと思わせない

 

■【実践】3個の行動ポイント

【2106-1】仕事で関わる人の「気づいた点」を書き留めるノートをつくる

【2106-2】それをやれば心を落ち着けられる、というものをいくつか用意しておく

【2106-3】成功事例こそ、なぜ成功したのか分析し「形式知」につなげていく

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】リーダーシップは「見えないところ」が9割
【著者名】吉田幸弘著者情報
出版社青春出版社
【出版日】2024/5/7
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー指導力人間関係
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 リーダーシップは「見えないところ」で差がつく!
第2章 できるリーダーは部下の「ここ」をこっそり見ている
第3章 リーダーのフィードバックは「準備」が9割
第4章 上司や他部署に味方されるリーダーの「気づかい」
第5章 リーダーが「見えないところ」でやっている仕事の工夫
第6章 リーダーの「自分を整え、高める」秘密のルーティン
第7章 チーム力を高めるリーダーの「見えない」習慣

 

▼さっそくこの本を読む

リーダーシップは「見えないところ」が9割
吉田幸弘 青春出版社 2024-5-7
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吉田幸弘さん、素敵な一冊をありがとうございました!

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