【シェア読書:940冊目】「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本(深沢真太郎)

【数学=計算という誤解】
ビジネス数学の第一人者・深沢真太郎氏が、「数学とはコトバの使い方を学ぶ学問である」と提起し、「数学コトバ」の身につけ方を伝授する一冊。理解力と思考力が上がり、説得力がつく。

■この本の紹介文

「数学とはなんですか?」
こう質問されたとき、あなたはどう答えるでしょうか。

 

本書は、計算を1つも使わずに、「1%の矛盾もないわかりやすく簡潔な説明ができる技術」が身につく方法として、「数学コトバ」という考え方を教える一冊。

 

「数学コトバ」により、3つの能力が飛躍的に向上します。
(1)ものごとの構造が把握する能力
(2)1%の矛盾もなく論証する能力
(3)わかりやすく簡潔に説明する能力

 

数学とはコトバの学問であり、計算は本質ではない
このように、「数学コトバ」を学んでいくと、今までの数学はなんだったのか?というくらい、まったく”新しい数学の姿”がみえてきます。

 

この”新しい数学の姿”は、とても新鮮でワクワク感さえ覚えます。
あの、数学にワクワクするのです。

 

このワクワク感は、学習意欲をかき立てます。
結果、「数学的に考える力」が自然と身についていくのです。

 

「数学的に考える力」が身についたとき。
論理的に考え、話が短く、速く、正確に伝わる
諦めていた「論理的コミュニケーション」が、あなたのものに。

 

この本は、絶対に読みましょう!

 

◆まずは、書店でP.33を読んでください。

■本がわかる!15の要約ポイント

数学とは、コトバの使い方を学ぶ学問。

 

論理コトバを使うことで思考の方向性が定まります。
論理コトバは思考を促してくれるのです。
いままでは使わなかった論理コトバを、最初は無理やりでもいいので使ってみる。
これが、私が提案する「数学の学び直し」です。

 

●数学コトバで変わる3つのこと
・ものごとの構造を把握する能力が飛躍的に高まる
・1%の矛盾もなく論証する技術が身につく
・わかりやすく簡潔な説明ができるようになる

 

数学コトバで話の進行方向を事前に伝える練習をすることにしましょう。
押さえておくべきポイントはたったのふたつです。
・基本テンプレートは「文章→数学コトバ→文章」
・文章はできるだけ短文で

 

話の「間」はどのようにとればよいのでしょう。
次のような意識を持つとよいと思います。
数学コトバの両脇に1秒の「間」をつくる。
もっとも実践しやすいのは、一文を話し終えたときです。

 

数学的に伝えられるかどうかは、あくまで「構成」と「使うコトバ」の問題であり、伝える前の準備にこそポイントがあるのです。

 

定義を先に伝えると聞き手は安心する

 

数学の本質は「考える」という行為にあります。
そして「考える」という行為には2段階があるのです。
・ものごとの構造を把握する
・矛盾なく論証する

 

構造化とは、次のふたつを明確にすることです。
・どこに何があるか
・それらの関係性は

 

構造化の目的はもちろん数学の問題を解決するためです。
しかし、人生やビジネスにどう活きるのかという視点で言えば、次のリテラシーを高めるために役立つというのが結論です。
・整理する能力
・喩える能力

 

ビジネスとは、四則演算を続けることである。

 

あなたが「納得」できないことは、あなたの周囲も「納得」できないのです。
その結果、あなたもあなたの周囲も行動ができないのです。

 

数学を正しく使うことは、世界からムダを排除していくことにもつながるのです。
みなさんがイメージしやすい表現としては「効率的にする」ということかもしれません。

 

【数学コトバを使うことで、あなたの人生は変わる】
自分のすべきことの本質を再定義した
↓かつ
ムダなものも排除してシンプルになった
↓さらに
それに対してあなたは「納得」した
↓ゆえに
あなたは行動に変えられる
↓さらに
行動を変えると人生は変わる
↓ゆえに
あなたは人生を変えられる

 

計算しなくても、数学はできる。
数学とは、美しいものである。
ゆえに、計算しなくても数学の美しさは説明できる。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【940-1】代表的な数学コトバ(P.41)を意識してつかう

【940-2】文章は短文を心がける

【940-3】「そもそも」という自問を使って本質を考える癖をつける

 

■ひと言まとめ

数学コトバは、最強のストレス解消法!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本
【著者名】深沢真太郎著者サイト
出版社講談社
【出版日】2017/3/29
オススメ度★★★★★
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】数学的思考ことばのチカラ論理的
【頁 数】194ページ
【目 次】
第1章 数学は頭を一瞬で整理する技術
第2章 数学コトバでわかりやすく伝える
第3章 構造をつかんで正しく考える
第4章 数学的論証力で人生を変えていく

 

気になったら、今すぐお手元に!

 

深沢真太郎さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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