こんにちは、書評ブロガーの米山智裕です。
いよいよ夏本番!
そこで、「2017年夏に読みたい本14選」と題した記事をお届けします。
夏休みなど、ふだんより時間が取れるこの時期、どっぷり読書に浸ってみては?
【1】サピエンス全史 上
【2】サピエンス全史 下
【3】幸福の「資本」論(橘玲)
【4】本物の思考力(出口治明)
【5】自分が信じていることを疑う勇気(長谷川雅彬)
【6】「答え方」が人生を変える(ウィリアム・A・ヴァンス)
【7】「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本(深沢真太郎)
【8】未来の年表(河合雅司)
【9】科学的に元気になる方法集めました(堀田秀吾)
【10】すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論(堀江貴文)
【11】お金に支配されない13の真実(クラウディア・ハモンド)
【12】先延ばしは1冊のノートでなくなる(大平信孝)
【13】1日10分 「じぶん会議」のすすめ(鈴木進介)
【14】人生の悩みが消える自問力(堀江信宏)
まずオススメしたいのは、サピエンス全史です。
もう、お読みになりましたか?
ホモ・サピエンス(すなわち、われわれ人類)が、どのような進化を遂げて地球上に君臨する存在になったのかを紐解く、壮大なストーリーです。
真っ先にオススメした利用は、ただ1つ。
「世界観が変わります!」ということです。
この本を読むと、世界中で起こっているさまざまな問題を見る目が変わります。
表面上のニュースに踊らされることなく、じぶんで考察できるようになる感覚を養えます。
分厚い本ですが、著者がユーモアたっぷりにガイドしてくれるので苦になりません。
むしろ、読みはじめると止まらなくなります。
人類がどのような歴史をたどって、現在の世界をつくりあげたのか。
知的好奇心を大いに駆り立てられる内容ですので、夏休みの自由研究気分で読んでみてください!
「まずは、概要だけでもコンパクトに…」という方は、こちらもオススメです。
⇒ まんがでわかる サピエンス全史の読み方
つぎにオススメしたいのが、「幸福の「資本」論」です。
「3つの資本」と「8つの人生パターン」を提示し、じぶんに合った”幸福”を設計していく方法を指南します。
誰もが得たいと望むのに、明確な得るための方法がわからない。
それが「幸福」です。
「幸福」も、人類が抱える大きな課題の1つです。
そこに、日本屈指の社会評論家・橘玲氏がアプローチしていきます。
ひと息つける時間を設けられる夏休み。
じぶんの「幸福」について、考えてみてはいかがでしょうか?
参考記事はこちら
⇒ 幸福の「資本」論(橘玲)
わたしは、夏休みなどのんびりできる時間があると、やることがあります。
それは、作戦会議=考える時間を設けることです。
仕事・恋愛・お金・健康・・・・、考えることはその時その時でさまざまです。
もちろんいつも考えてはいますが、まとまった時間があるときには、深く考えたいなと思っています。
そして、この「考える」ことの質を高めてくれるのが、「本物の思考力」です。
蔓延するデマや嘘に惑わされず、物事を正しく判断する「腑に落ちるまで考え抜く」方法を解説しています。
【数字】【ファクト】【ロジック】
この3つを使いこなせるようになると、考える力は飛躍的に向上します。
考える力は、そのまま生き抜く力に直結します。
ぜひこの機会に、さらなる強化を!
参考記事はこちら
⇒ 本物の思考力(出口治明)
自分が信じていることを「疑う」のは、とても大変なことです。
自分で自分を否定する可能性もあるので、気軽にできることではありません。
ですが、この「疑う」ことができるようになると、あらゆる可能性がグッと拡がります。
そこでオススメしたいのが、「自分が信じていることを疑う勇気」です。
この本で、「疑う」ことの本当の意味を知ることができます。
自分で自分を「疑う」ことができるようになれば、あなたは一層強くなれます。
参考記事はこちら
⇒ 自分が信じていることを疑う勇気(長谷川雅彬)
いろいろと考えると、「答え」が浮かびます。
外からの問いに対する「答え」もあれば、内からの問いに対する「答え」もあります。
この答えることにフォーカスしたのが、「「答え方」が人生を変える」です。
どう答えると大きな力が得られるのか、基本から戦略までを網羅的に解説しています。
「答え方」、この夏にぜひ集中トレーニングしてみませんか?
参考記事はこちら
⇒ 「答え方」が人生を変える(ウィリアム・A・ヴァンス)
考えて、答えがまとまったら、「伝える」必要があります。
せっかく伝えるのですから、「伝わらない」事態は避けたいところです。
そこでオススメしたいのが、「「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本」です。
ビジネス数学の第一人者である著者が、「数学=計算」は誤解であると説きながら、「数学コトバ」という概念を紹介していきます。
「数学とは、コトバの使い方を学ぶ学問である」
数学の専門家がこう言い切る理由を理解したとき、「伝わらない」はなくなっています。
参考記事はこちら
⇒ 「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本(深沢真太郎)
これから先の日本は、どうなると思いますか?
こう聞かれて、論理的に伝えることができますか?
「未来の年表」です。
これから日本がどう変わっていくのかを、年表形式で明らかにした一冊です。
普段こうした情報を避けていればいるほど、ショッキングだと感じることでしょう。
各種統計データを元に、日本のこれからを克明に映しだしているからです。
日本に生まれた人間として、この国に責任があります。
次の世代にきちんと渡すという重大な責任です。
そのためにも、まずは現実でわかる状況の把握からはじめましょう!
参考記事はこちら
⇒ 未来の年表(河合雅司)
身体が資本です。
元気が一番です。
まさに、「元気があれば、なんでもできる!」(アントニオ猪木)です。
で、「科学的に元気になる方法集めました」です。
気合いやモチベーションに頼らず、最新の科学的研究結果から38の元気になる方法を抽出しています。
あなたが元気になれるスイッチが、この38個の中に必ずあります。
元気は、すべての源です。
自分を元気する方法を知っておくことは、なににも代えがたい財産となります。
参考記事はこちら
⇒ 科学的に元気になる方法集めました(堀田秀吾)
与えられる教育ではなく、自ら学び自ら動く”本来の姿”をとり戻そう!
それが、「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」です。
戦後教育モデルの弊害を徹底的に論破し、「そもそも学びってなんだっけ?」というところまで考え直す一冊です。
その上で、本来持っているはずの”自ら学ぶ力”を呼び覚まそうと提起しています。
従来モデルが崩壊し、答えなき時代を生きていく方法を考えることにも通ずる内容です。
参考記事はこちら
⇒ すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論(堀江貴文)
193の心理研究が紐解く、13のお金の真実をまとめた一冊。
それが、「MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実」です。
人がどれだけお金に揺さぶられているか。
おもしろくも残酷な現実を、あぶり出していきます。
心の在り方は、お金に現れます。
お金は、心を現します。
どこにお金を使えば、人生が楽しくなるかを、この本は教えてくれます。
参考記事はこちら
⇒ お金に支配されない13の真実(クラウディア・ハモンド)
ここまで、さまざまな本を11冊紹介してきました。
この記事も終わりが近づいてきました。
最後に、3冊を紹介して、終わりたいと思います。
やはり、夏休みなどまとまった時間があるときにやるのは、自分と向き合うことです。
内省であったり、振り返りであったり、目標設定だったり、進捗確認だったり。
落ちついて自分の現状を整理し、進むべき道を明確にしていく時間はとても大切です。
そこで、オススメしたいのが、
・先延ばしは1冊のノートでなくなる
・1日10分 「じぶん会議」のすすめ
・人生の悩みが消える自問力
こちらの3冊です。
いずれの本も、ここ最近、わたしが多用している本です。
あなたのお役にもきっと立てると思い、自信をもってご紹介させていただきました。
各参考記事はこちら
⇒ 先延ばしは1冊のノートでなくなる(大平信孝)
⇒ 1日10分 「じぶん会議」のすすめ(鈴木進介)
⇒ 人生の悩みが消える自問力(堀江信宏)
これかな?と思った本から、試していただければと思います。
自分の中がスッキリし、頭がクリアになる感覚は、やみつきになりますよ!
14冊の本をご紹介させていただきました。
興味を持った本のうち、どれか1冊でも読んでいただければなと思います。
本を読むと、自然と自己対話がはじまります。
そこで生まれる声は、何より自分にとって大切な声だと、わたしは思っています。
ぜひ、読書をして自分の中の声を聞きにいってみてください。
今年の夏は特に暑そうですが、元気にのりきっていきましょう!
了。
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