【シェア読書:1014冊目】幸福の「資本」論(橘玲)

【どうすれば「幸福」を得られるのか?】
社会評論家・橘玲氏が、”3つの資本”と”8つの人生パターン”から、自分に合った「幸福」のカタチを選択するヒントを指南する。自分の人生の設計方法が身につく一冊。

■この本の紹介文

幸福。
どうすれば得られると思いますか?

 

本書は、誰もが得たいと望むのに方法がわからない「幸福」について、『3つの資本』と『8つの人生パターン』を提示しながら、自分に合った「幸福」の設計方法を指南していく一冊。

 

3つの資本とは、次のことを指します。
(1)金融資産:(不動産を含めた)財産
(2)人的資本:働いてお金を稼ぐ能力
(3)社会資本:家族やネットワーク

 

そして、『3つの資本』の多い〜少ないを組み合わせ別にタイプ分けしたのが、『8つの人生パターン』になります。

 

自分はどういう時に、幸福を感じるのか。
まずは、これをじっくり自己対話しましょう。

 

自分の幸福に関する考えがある程度定まってきたら、『3つの資本』のどの資本を伸ばせしていけばいいのかが見えてくるのです。
これが、この本の価値です。

 

望みたいと思っているのに、手に入れる方法を考えない。
そんな「幸福」というものを、見える化していく感覚がおもしろい。

 

◆幸せは、設計できる。

■本がわかる!15の要約ポイント

幸福の条件として次の3つを挙げます。
①自由
②自己実現
③共同体=絆
この3つの幸福の条件は、3つのインフラに対応しています。
①金融資産
②人的資本
③社会資本

 

日本社会は(おそらく)人類史上はじめて、若い女性が身体を売りたくても売れない時代を迎えたのです。

 

ひとは金融資本、人的資本、社会資本を「運用」することで”富”を得ています。
金融資産は(不動産を含めた)財産、人的資本は働いてお金を稼ぐ能力、社会資本は家族や友だちのネットワークのことでした。
この3つの資本=資産の合計が一定値を超えていれば、ひとは自分を「貧困」とは意識しません。
逆にいえば、これらをすべて失った状態が「最貧困」です。

 

お金と幸福に関する次のようなシンプルな法則が導き出せます。
①年収800万円(世帯年収1500万円)までは、収入が増えるほど幸福度は増す。
②金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す。
③収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる。

 

マイナス金利の世界では、賢いひとは利潤を最大化するために金融資本よりも人的資本を有効活用する、すなわち「働く」のです。

 

小学生でもわかることですが、お金持ちになる方法は3つしかありません。
①収入を増やす
②支出を減らす
③資産を上手に運用する

 

人的資本の投資についても次のようなルールがあります。
①収入は多ければ多いほどいい
②同じ収入なら安定していた方がいい
しかし人的資本には、金融取引にはないきわだった特徴があります。
それが次のルールです。
③同じ収入なら(あるいは収入が少なくても)自己実現できる仕事がいい

 

日本の社会で自己実現という”現代の聖杯”を手にするためには、まずは「サラリーマンという生き方」について考えてみる必要があります。

 

知識社会化・グローバル化に適応不全を起こしている日本的経営=雇用は、長時間(サービス残業で)働かされてもぜんぜん儲からず、経営者は部下を能力がないと罵倒し、社員は会社を憎み、国際社会から「差別」だと批判され、日本人の人生はどんどん不幸になるばかりで、なにひとついいことがありません。

 

かつては取り替え可能な「下請け」だったのが、知識社会化によって高度で特殊なコンテンツが要求されるようになり、代えがきかなくなったのです。

 

「生涯現役」なら老後問題そのものがなくなってしまいます。
夫婦共に人的資本を維持できるなら収入はさらに増えますから、生活はますます安泰です。
そう考えれば、「生涯共働き」を超える最強の人生設計はありません。

 

地球上には何十億人ものひとが生きていますが、私たちはこのきわめて限定的な条件を満たしたひととしか友だちになれません。
そのうえ仮に友だちになったとしても、それを維持するのはもっと難しいのですから、「友だち」がいること自体がひとつの奇跡です。

 

日本の社会は複雑なコンテキストで覆われたベタな政治空間のままで、「自由」な人生を生きることはできず、旧態依然とした「間人の幸福=伽藍のなかでのやりがい」を強要されています。
これが、サラリーマンが会社を憎悪する理由であり、現代日本の「閉塞感」の正体なのでしょう。

 

日本人の遺伝的特徴を前提として自分の人生を設計しなければなりません。

 

3つの資本=資産を一体としてとらえる「幸福の統一理論」を次のようにまとめることもできるでしょう。
①金融資産は分散投資する
②人的資本は好きなことに集中投資する
③社会資本は小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散する

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1014-1】自分の「金融資産」を棚卸しする

【1014-2】自分の「人的資本」を棚卸しする

【1014-3】自分の「社会資本」を棚卸しする

 

■ひと言まとめ

人生を「3つの資本」で構築していく!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】幸福の「資本」論ーあなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
【著者名】橘玲
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2017/6/15
オススメ度★★★★★
【こんな時に】自分を見つめ直したいときに
【キーワード】生き方最高の自分成功法則
【頁 数】280ページ
【目 次】
プロローグ あなたが存在することがひとつの奇跡
PART0 「金持ち」と「貧乏」の三位一体幸福論
PART1 自由のための金融資産
PART2 自己実現のための人的資本
PART3 幸福のための社会資本
エピローグ それでも幸福になるのはむずかしい

 

この本で、あなたは変わる。

 

橘玲さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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